「チョコレート300円」と言われても、今チョコレートが欲しくてたまらない人しか振り向きません。今それを必要としていない人にも「あ、これ私に必要だ!」と思ってもらえる売り方をしたいですよね。

チョコレート

そのためには見えない部分を想像する力(妄想力)が必要です。
まずは、たった一人の人物と場面を想像しましょう。

 

「会社で働く女性(事務職)」にしましょうか。

 

夕方、集中力が途切れてきたので、気合を入れ直すために、引き出しをそっと開けて、右手でゴソゴソ中を探って、チョコレートを一粒取り出します。

 

パソコンの画面を眺めながら一粒食べたら、もう一つ食べたくなって、もう一度取り出しては食べて、またまた食べて・・「おっと、いけない、いけない。ダイエット中だった>< 個包装だから途中で止められてよかった♡」てな光景が想像できました。

働く女性とチョコレート

さて、たった一人の働く女性とその場面を想像しただけで、300円のチョコレートの魅力がいくつも見えてきましたよね。

 

集中力が落ちてきた時に、手軽にサッと食べられる♡

個包装で手も汚れず、パソコン操作をしながらでも食べられる♡

個包装だから一粒だけ食べられ、ダイエット中でも安心♡

 

どうして「販促はターゲットを絞りましょ」っていうのかって、ターゲットを絞らないと、この商品がある場面なんて想像できずに、商品の魅力を見つけることができないんです。

ターゲットは誰?

今回は働く女性で考えましたが、これが65歳の旅行が趣味のおばちゃんだったら?21歳の就活中の女子大生だったら?いろんな人物とその場面を想像することで、無限に商品の使い所や魅力が見えてきますね。これでもう「POPに書くことが無い」なんて悩みはなくなります!

 

さぁ、魅力を見つけられたところで、明日のブログではお客さんにそれを伝える方法をご紹介します!お楽しみに♪