小学校の先生をしている友人と、お互いに教科書でしか見たことがなかった長崎の平和記念公園へ、大人になって初めて行きました。

きっと誰もが見たことがあるであろうこの平和祈念像には、こんな想いが込められています。

長崎原爆資料館で当時の様子を見ました。11:02で止まった時計、熱でねじ曲がった鉄、原型を留めないほどに溶けた瓶、被ばくした人々、生々しい当時の映像・・・途中で見るのがキツくなってきたけど、最後まで全部きちんと見てきました。

 

核兵器による数々の悲惨な展示と共に、現在も作られ続けている各国の核兵器の状況。やりきれない気持ちで胸が苦しくなりました。日本が核兵器を持たないことは、勇気あるメッセージだと思います。

 

最後に展示されていた、男の子の写真で涙をこらえることができませんでした。。

これまでは8月9日11時2分に鳴る黙祷のサイレンのとき、目を閉じて真っ白な映像の中で、犠牲者の方々のご冥福をお祈りしていました。

 

だけど、これからはここで見たものをリアルに脳裏に浮かべながら、この日に命を落としてしまった人、人生が変わってしまった人に手を合わせることができるでしょう。

ここに来ることができて本当によかった。

 

こんな悲惨な歴史は繰り返してはいけないから、こんな日常を経験したことがない私たちは、学校で教えてもらって知るだけじゃなくて、見なくちゃいけない!

資料館の外に出ると、いつも通りの平和な空が。今を生きていられることは幸せなこと。一日一日を大切に生きようと思いました。

 

そして、私のような小さな存在ができる精一杯の平和への行動として、家族を、友達を、仕事で関わる方々の笑顔のために、まずは自分が笑顔で健全でいよう!

今日のブログがあなたの“平和への行動”のきっかけになりますように☆