今年絶対に行きたいと思っていた、『エゴン・シーレ展』へ行ってきました。

もう何年も前ですが、クリムト展に行けずじまいだったことを今も後悔しているので、やっぱり行きたいと思ったらフットワーク軽く行くべしですね!

 

こんなに貴重な絵を東京に送り込んでくださるとは・・レオポルド美術館、神ですか!? というくらいの作品数!ざっくりですが予習をして臨みました。

シーレの表現力に圧倒され、後半はややグッタリ気味に。それくらい強烈な作品たちでした。

 

都立美術館の魅せ方も素敵だったなぁ〜!! シーレとクリムトの会話にも痺れました!

一部、写真OKのコーナーもありましたよ〜。

1918年、スペイン風邪によって、妻の死の3日後に亡くなってしまったシーレ。28歳の彼が残した未完成の作品「しゃがむ二人の女」が印象的だったので、ポストカードを購入しました。

こちらのモデルは妻のエーディトさん。この絵と対になる二人の男(自画像)が、普段はレオポルド美術館に並んで飾られているとのこと。今奥様は来日中なので、しばらく離れ離れなのですね。

 

2枚が並んでいるところを、いつかウィーンに見に行きたいなぁ。エゴン・シーレ展は4月9日まで。本当によかったです!迷っているなら絶対に行った方がいいですよ〜!!

 

こちらは電子書籍で購入しました。出張時の移動時間に読めて最高!

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展
ウィーンが生んだ若き天才展 完全ガイドブック

 

ところで、ゴッホの自画像はおじいちゃんみたいに見えますが(…ごめんなさい)37才の若さで亡くなっています。イタリアの天才画家ラファエロも同じく37才と短命でした。

 

私は40目前のいま、余計な力みがなくなり「心地いい加減」で生きられるようになってきたなーって思うし、特にシーレやゴッホみたいに、作品の中に己の感情を込めてきた人は、年齢と共にどんな変化を見せてくれたのだろうか・・と想像せずにはいられません。

 

今回、28年の生涯で残した貴重な作品を、日本に居ながらこんなにもたくさん見ることができ感動しました。

 

さてさて、シーレ展の次はいよいよこちら。絶対に行きたい!いや、確実に行く!大本命のアンリ・マティスの大回顧展が4/27から始まりまーーーす!!

楽しみすぎて鼻息荒めに待っています!今のうちに予習しておかなくちゃ。

マティスが手がけたロザリオ礼拝堂は、死ぬまでに必ずや訪れたい場所。ググると写真が出てきますが、礼拝堂の壁画を描くマティスの姿が何とも可愛らしいんです!

出張も増えてきたし、仕事の合間に全国各地の美術館巡りもするぞーー♪