以前こんなブログを書いたところ、全国の商工会さんや会議所さんが「うちも悩んでいるよ〜」「痛いところを突かれた〜」と苦笑いしてくれました。笑

POPセミナーをした結果、商工会の「意外な部分」が気になってきた!

 

そんな中で、ある商工会さんから、「パンフレットが入っているラックにPOPをつけたら、パンフレットに欠品が生じるようになったよ!」というご連絡が!おお、これは嬉しい〜!

 

サービスエリアや道の駅、病院に市役所も。パンフレットがいっぱいあり過ぎると、一つ一つを見るのが面倒で、よほど興味があって自分から近づかない限り、素通りしちゃうんですよね〜。

 

そんな時、頼りになるのはやっぱりPOPです。POPは、これまで興味ゼロだった人でも「え?なになに?」と興味を持ってもらえるキッカケづくりが得意なツールです。

私が旅館やホテルに行くたびに思うんですが、パンフレットがとにかく目立たないんですよね〜!

 

おそらく、近隣の飲食店や施設は「このパンフ置かせてくださーい」てな感じでパンフレットだけ持って行く方が多いと思うんですが、一緒にPOPも持って行って設置してもらえば、反応もかなり変わると思います。

 

実際、下部温泉駅前の郵便局に置かせてもらっている、源泉舘さんのパンフレットにはこんなPOPがついています!⇒ パンフレットにもPOPをつけるべし!?

 

下の記事も参考にしてみてくださいね〜!

旅館のパンフレットにPOPを付ければこんなに手に取りやすくなる!


前回までの記事はこちら。

【超初心者向け】iPadで手書きPOPを書いてみよう!(1)写真の入れ方&背景の消し方

iPadで手書きPOPを書いてみよう!(2)写真を動かす・文字を書く・レイヤーって何?

これまでのレッスンで、写真や文字を入れることができ、レイヤーとは何者なのかがバッチリわかりましたね!

それじゃ今回は噂のレイヤーを使って、一気にPOPのクオリティーを高めていきます!下の図に沿って、1〜3までタッチしていきましょう。ここでは新しいレイヤーを作る動きをしています。

上の画像ではレイヤーを新規作成しましたが、そのレイヤーの順番を移動します。

 

下図を参考に、今選択されている何も絵柄が入っていない上から3段目のレイヤーの「青い四角で囲まれた部分」を指でタッチしたまま、指を離さずに、下まで引っ張っていきます。うまくできましたか??

念の為、レイヤーの順番を確認しましょう。上から、赤いレイヤー、写真のレイヤー、文字のレイヤー、そして無地のレイヤーの順番です。OKだったら、一旦枠外をタッチして、レイヤー画面を閉じましょう。

それでは、色を付けていきましょう。

せっかくなので、ちょっとブラシで遊んでみてください。下の画像の手順で、好きなブラシを選んでみましょう。いい感じにできましたか??

それでは、いよいよ背景を入れてPOPのクオリティーをUPしちゃいましょうか〜!全体画面右上の、新しいボタンを押します!これが憧れの「背景ボタン」です!あ、ここから先は、インターネットに接続しないと使えましぇん〜。

ネットに繋がっていると、いろんな背景が登場します。みているだけで、ワクワクしますね〜!試しに、「幾何学パターン(カラー)」っていうのを押してみてください。

可愛い背景が出てきましたね♪ どれでもお好きなものを選んでくださいね〜。

おおおおーーー!背景キターーーーー!!ちなみに、背景のサイズもファザー指とマザー指で調整できます。

背景はレイヤーの一番下に移動しましょう。レイヤーを覚えると便利ですね〜♪

・・・でも、ちょっと背景濃すぎやしませんかねえ。。これじゃPOPの文字が読みづらいですねえ。。

そこで、すごいボタンがあるんです!下図に沿って、レイヤー画面を開いて、(2)のボタンを左にスライドさせることで、背景の濃さを調整できちゃうんです!凄い!

ほらーー!めっちゃいい感じになってきたじゃないですかーー!もうこれで完成でもいいんですが、せっかくなので、さらにいい感じにしたいですよね〜?人間の欲求は果てしないですねぇ♪

先ほど同様、下図に沿って、レイヤーを新規作成。

枠外をタッチして、普通の画面に戻してから、下の画像の手順で1、2とタッチしてみてください。

下の図をよくみてくださいね!最初に色を「白」にセットしたら、次に下の図のように、左上から右下に向かって指を滑らせて離します。

すると、美しい白い四角の枠が描けましたね!

今度は、禁断の目玉をタッチしますよ〜。笑 下の図に沿って、白い枠以外のレイヤーの目玉をタッチして「白目」にしちゃいましょう。最後にレイヤーの一番下にある、真ん中のボタンをタッチしましょう。

上の図で何をしたのかというと、目玉を白目にすることで、レイヤーを「非表示」の状態にしたんです。黒目のレイヤーだけが見えている状態になったってことですね。

 

で、四角く描いた白枠を表示したいんですが、もともとの画面が白色なので、見えなくなっちゃいますよね。そこで、透明部分(何も描いていない部分)を網目にすることで、区別しやすくしたんです。(上図、オレンジ色の動作)

 

ささ、下の図に移ります。四角の枠を塗りつぶすために、バケツひっくり返しマークをタッチ。白い色を選択しましょう。

すると・・・枠内が真っ白になりましたね〜!

先ほど「白目」にしたレイヤーを「黒目」に戻して、表示させてみましょう!

ここで、小ワザ紹介!下の図の通り、白い四角のレイヤーをタッチして、透明度を少しだけ左に動かします。

すると・・・白い四角がわずかに透けて、なんだかとってもいい感じ〜☆ おめでとうございます!これで完成です!

ここまでやったことを組み合わせたら、こんなPOPもできちゃいます!

背景を変えるだけでもイメージがグッと変わりますよ〜!面白いですね〜!まずは慣れるように、繰り返しやってみてくださいね〜!


前回のブログでは、写真を入れて背景を消すところまでできましたね!

【超初心者向け】iPadで手書きPOPを書いてみよう!(1)写真の入れ方&背景の消し方

今回はさらに面白いことをやりますよ〜。

 

(1)まずは、全体画面一番下の紙が重なったようなマークを押してください。ここは「レイヤー」というボタンなんですが、この説明はまた後ほど。

 

(2)次に「選択レイヤー」という枠の中にある青マークのところを押してみてください。目玉はくれぐれも触れないようにしてくださいね!もし触れてしまったら・・・白目になってしまうので、もう一度タッチして黒目に戻しておいてください♪

 

上の写真までが完了したら、レイヤーの枠以外の部分をタッチすると、レイヤーの画面が閉じるので、やってみてください。この動作も今後たくさん行なうので覚えましょう!

次に、全体画面左端のメニューから「ブラシ」を選びましょう。すると、楽しそうなメニューが開きます。これでブラシの種類が選べるので、まずは無難なGペン(ハード)を選択してみてください。

色やブラシの太さ調節も適当にいじってみてください♪ いよいよ文字を書いていきますよ〜!

・・・でも、ちょっと写真の位置がビミョーですね。もっと隅っこに行って欲しいので、場所を移動しましょうか。1〜3まで、下の画像の手順でタッチしてみてください。(2)のときに、くれぐれも「目玉」には触れないように、要注意です!笑

左端のメニューの一番上、(3)の矢印がいっぱいのマークをタッチすると、自由自在に写真を調整できるようになりますよ〜。いろいろ遊んでみましょう!

 

画面1番右下のクルッと回転しているボタンを押すと、写真の回転もできるようになります。

調整が終わったら、画面右下のチェックマークをタッチ。赤い「×」はキャンセルで、これまでの作業を最初の状態に戻します。

さあ、下の画像を参考に1、2と押してみてください。目玉は触れないように注意。

あとはもう、お好きなようにやっちゃってください!色々操作があって最初は大変だと思いますが、慣れれば余裕です!

で、ここでレイヤーの説明をしますね。ここ大事なので、しっかりマスターしちゃってください!

 

例えば、こんなイラストを描くとき、顔が一番下にあって、その上におにぎりがあって、さらに上に手がある。。。描こうと思っても、ちょっと難しいですよね〜。

POPを作るときに、人や手をバラバラに作っておいて、あとで重ねると簡単だよ〜!なんて方法を紹介してきましたが、実は、iPadなどデジタルの世界でも同じことをします。

iPadでもこんな風に、バラバラに描いたパーツを組み合わせるといろんなことが簡単にできるんです。

レイヤーっていうのをわかりやすく説明するとこんな感じ。透明のガラス板にイラストや文字などのパーツが描いてあって、それが重なることで一枚のデザインが出来上がっているんです。

だから、レイヤーを使わないより、使った方が、様々なデザインができるようになるんですよ〜!これでもうレイヤーも怖くありませんね!

 

次のブログでは、このレイヤーをフル活用して、POPのクオリティーを一気に高めちゃいましょう!お楽しみに!

iPadで手書きPOPを書いてみよう!(3)背景を入れてPOPクオリティを高める