昨日のブログで紹介した「ネイビーエスプレッソ」さんという、おしゃべり禁止のカフェ。

 

「クロッフル」というクロワッサンとワッフルを合体させたようなものに、アボカドと生ハムを包んだものと、イチオシのカヌレ、それからアイスコーヒーを小声で注文。

 

店内には3人くらいお客さんがいましたが、みんな一人で読書や仕事などをしている様子。クロッフルを丁寧に焼いてくれるのを、静かで居心地のいい空間を味わいながら待っていました。

 

美容室に行き、カラーリング中に美容師さんとコーヒーやフードをいただきましたが、めちゃくちゃ美味しかった!クロッフルはもちろん間違いない美味しさですが、驚いたのはカヌレ。

 

カヌレってこれまで何度も食べてきましたが、「めっちゃ美味しい〜!」というものではなく、「まあ、こういうものだよね。」って感じでした。が!!

このカヌレはめっっっっっちゃくちゃ美味しいんです!!!!!

 

食べかけ画像なので、小さくしておきますが(笑)、まわりはカリッカリで香ばしい甘さが!中はしっとりなのに弾力が〜!

お店のインスタにカヌレについて書かれているものがあって、ここからも並々ならぬこだわりを感じました。

 

美味しいもの好きの美容師さんも大絶賛!喜んでくれました♪ これから甘いもの好きな方への手土産はこれに決定!

 

美味しいカヌレが食べたい!という方は、甲府のネイビーエスプレッソさんか、市川大門のシェアベイクさんに行ってみてください〜!

 

シェアベイクさんの方はい抹茶やアールグレイ味のカヌレがあるみたいで、これは近いうちに絶対に行かなくちゃです!!


先日、お城大好き高木さんが、お仕事のため山梨県に前日入りするとの情報を聞きつけ、甲府駅前の舞鶴城を一緒に散策させていただくことにしました!

大分・中津城、長崎・島原城、熊本城、あとは地元長野県の松本城や上田城など、これまでお城は出張ついでにちょこちょこ見てきました。

 

でも、興味の持ち方がわからず、見て写真を撮って「ほほぅ、かっこいいですなぁ。」と思うくらいでした。

 

なので、当然甲府駅前の舞鶴城も「信玄さんのお城かな?石垣しかないし、見どころなんてよくわからない…」程度でした。

 

せっかく全国各地を巡っているのに、お城の魅力がわからないなんて、もったいないと思い、高木さんにお城の楽しみ方を教えてもらうことにしたんです!

 

結論から言うと、信玄公のお城ではありませんでした!!武田氏滅亡後に甲斐国は信長→家康と支配者が代わり、豊臣秀吉が城建てようぜ!と命じたそうです。

いや、びっくり!しかも、JR中央線が開通するまでは、現在の甲府駅南口から北口まで跨る、めちゃくちゃ広大な敷地だったみたい。

 

甲府駅南口の敷地内だけかと思いましたが、立派なお城だったのですね!

 

さて、今回学んだお城の見どころですが、注目すべきはズバリ「矢穴(やあな)」です!

矢穴とは、矢を放つための穴ではなく、巨大な石を割るためにあけられる穴です。

 

大玄能(おおげんのう)と呼ばれる巨大ハンマーで、石に矢を叩いてミシン目のように穴をあけたところで、パカっと割るんですね。

このパカっと割れた石は「兄弟石(きょうだいいし)」と呼ばれ、石垣の中で「あ、アレとコレは兄弟石だ!」なんて発見する楽しみがあるみたい!

 

で、石垣をよ〜く観察してみると・・あ!矢穴の跡が見える!!

それから、ところどころで、途中で投げ出された矢穴がちらほら!笑

作業途中で奥さんの出産を聞いて、仕事を投げ出して飛んでいったのかな?とか、疲れたから明日にしようと思ったら忘れちゃったのかな?とか想像してみると面白いですね!

 

お城はあの立派な屋根付きの建物があってこそだと思っていましたが、石垣に関するたった1つの知識で何時間も楽しめるとは!

それから、舞鶴城にこんなに素晴らしい日本庭園があるとは知りませんでした!いつも上に登って満足して、一周することなく帰っていたので…笑

散策中、目の前を幸せの青い鳥が通りすぎました!イソヒヨドリかな?高木さんと一緒の日はこういう嬉しい奇跡がちょこちょこ起こるんです♪

実際、この日は高確率の雨予報でしたが、傘いらずで夕方には富士山もこんなに綺麗に見えました〜!

そして夜は胃袋が許す限り、美味しいお寿司をいただきました。ウニが過去最高レベルで美味しく、リピートしてしまいました!

ここのお寿司屋さんの名前は「礎(いしずえ)」ですが、まさに石垣を楽しんだ後にふさわしい店名ですね!(今ブログを書きながら気づきました!)

 

そうそう、御朱印ならぬ「御城印」なるものがあるらしく、甲府駅南口の観光案内所で発行していました。高木さんは100城巡りしつつ集めているそうです♪

いや〜舞鶴城楽しかった!高木さん、ありがとうございましたー!

私たちは半日見学しましたが、甲府駅を下車して1時間もあればパパッと見られるので、時間がないけど観光したい!という方にもおすすめですよぉ〜!

 


山梨県甲府市の「堤」は、もう何年も通わせていただいているお寿司屋さんです。

「通わせてもらってありがとう」と心から言えるお店

 

寿司一筋56年のご主人と奥さまのお人柄、仕事に対する想い、美味しいお寿司に、2018年12月23日に初めて訪れて以来、大ファンになりました。

連続出張から帰ってきたら、大きな仕事をやり遂げたら、真っ先に駆け込むのは、いつも堤さんでした。

 

全国各地の方々に「海なし県、山梨の寿司は最高に美味しいんですよ!」とご案内するのもやっぱり堤さんでした。

 

ここ半年ほど、ご主人の体調が思わしくなくお店をお休みしていたのですが、そろそろ良くなられた頃かなと思い電話をしてみると・・・

 

「実はねえ、お店をやめることにしたんだよ」とご主人。やはり身体に負担がかかるらしく、今後はゆっくりと過ごされるとのこと。

代わりのきかない、唯一無二のお寿司屋さんだったので、「やめる」の一言にショックを受けましたが、ご主人の次の言葉に胸を打たれました。

 

「本当にいいお客さんに囲まれて。いい寿司屋人生でした!」

 

この言葉を聞いた瞬間、悲しい気持ちよりも、走り抜いたご主人に祝福と喜びの感情も込み上げて、なんとも言えない、感動を覚えました。

 

長い寿司職人人生の中の、ほんの僅かな年月ながらもお店に通わせてもらい、ご主人の姿勢からたくさんの大切なことを教えていただきました。

 

ご主人との会話、楽しかったなぁ。小肌がこんなに美味しいなんて初めて知ったし、旬や産地もたくさん覚えました。

 

堤さんで出逢う常連さんたちは、みんな親切でいい人だったなぁ。

私のすごはん人生はまだ11年半。ご主人の56年には遠く及びません。

 

この先も、ずっとブレることなく、たのしごとを伝え続け、引退するその日に「いいすごはん人生だった」と言えるよう、私も頑張ろう!!そんなことを考えて胸が熱くなりました。

 

堤さん、ありがとうございました。出逢えて本当によかったです!!

 

これからはご夫婦でゆっくりのんびり、お身体を大切に、楽しい日々をお過ごしくださいね。