これはもう13年くらい前の話。私が会社員時代にある住宅メーカーさんの担当になった時、依頼されている折り込みチラシ以外で何かお役に立てることはないかと、現状の販促について伺ったんです。

その中で、「住宅のチラシを近隣企業の玄関で手配りしているが、全然受け取ってもらえない」という悩みがあることを知りました。

 

自分に置き換えて考えてみても、自分の会社に住宅メーカーの営業マンが来てチラシを配っていても、よほど住宅に興味がない限りは受け取らないだろうなぁ…と思いました。

ここで、考えるべきは2つのこと。1つ目は、目的。私は一体何のためにこのチラシをこの会社で配っているの?ってことです。

 

ここで、「住宅を買ってもらうため」だったら、考え直した方がいいと思います。よく知らない営業の人からチラシを手渡されて、すぐに「はい!これ買います!」とはなりませんよね。もっと、丁寧にじっくりと、目的を考えてみましょう。

 

・年収が高いこの会社の人にアプローチしたい

・まずは当社の商品に興味を持ってもらいたい

・住宅展示場に来て欲しい

・直接手配りすることで自分の顔を覚えて欲しい

などなど、目的が見えてきます。

 

2つ目は、どうしたら「欲しいもの」に変わるのか?ということ。

 

一旦「チラシ」とか「住宅」は頭の中から消去して、営業マンが会社の入り口で何を配っていたら積極的に貰いたいと思うのかを考えてみましょう。

 

私が即座に閃いたのが・・ちょっと長くなりそうなので、後半(明日のブログ)に続きまーーす!


先日、久々の茨城県へ行き、つくばの学習塾「未来創造塾」さんのチラシをお手伝いさせていただきました。

私がお手伝いし始めた頃は4校でしたが、あっという間に7校まで増え、地域でも圧倒的人気を誇っています!

 

通われている生徒さんや保護者の方からも熱い声が集まっているので、チラシにも掲載することに。

実際のお声を掲載することで、通塾前の親御さんにもイメージしてもらいやすくなりますね♪

 

今回は、この他にも塾の先生たちの名札や、校内の楽しい掲示物をたくさんつくりました♪

前回の装飾も教室にすっかり馴染んでいて、すごくよかった!先生の似顔絵マグネットを気に入って持ち帰る生徒さんもいるくらい大好評だったんです!

学習塾の教室を明るく楽しく装飾しました!

また次回訪問が楽しみだな♪


売れるPOPが書ける人、集客に成功しているチラシを発行しているお店など、販促がうまくいっている人やお店に共通して言えるのが、「売るためにやっていない」ということです。

 

逆に、「POPを書いてもチラシを出してもイマイチ反応が悪い」という人やお店に共通しているのが、「売るためにやっている」なんです。

 

「えっ!販促物なんて売るためにやるんじゃないの!?」って矛盾を感じませんか?

ちょっと話が変わりますが、あなたは家電製品や書籍、コスメを選ぶとき、週末に友達と食事へ行くお店を選ぶとき、何を参考にしますか?

 

企業やお店のウェブサイトよりも、お客さんのクチコミを熱心にチェックしませんか?実際にその商品を使っている人やお店を訪れた知人の感想を参考にすることもありますよね。

 

それは、企業やお店の発信は「宣伝」だから、いいことを言って当然だけど、お客さんのクチコミは良し悪しが素直な言葉で伝えられているから、「信用できる」と感じるからではないでしょうか。

「売るために販促をしているのではない人」は、何のために発信しているのかというと、自分が実際に商品を使ってみて(体験してみて/食べてみて)、気に入った点をシェアしたくて伝えているんですよね。

 

「どうしてシェアしたいの?」と、さらに深掘りしていくと、「お客さまに喜んで欲しいから」という理由につながっていきます。

 

下のPOPを見ると、売るためにやっているのではなく、自分自身もその商品が大好きで、相手にも同様にHappyになって欲しくて伝えているんだなぁ〜と感じませんか?

「大好き!」が伝わってくるから、その商品の いちファン としての「クチコミ感」があるんですよね。 ⇒ コチラにも満載です!

 

一方、「売るために販促している人」の発信の多くは、「商品を売ろう!」という気持ちから、商品説明になってしまいがちで「宣伝感」が強くなってしまいます。

 

「売ろう!売ろう!」ではなく、「喜んでもらいたい!好きをシェアしたい!」そんな気持ちで販促に取り組んでみてくださいね♪