源泉舘さんのブログは2日連続のトイレネタは必見ですよ〜。あ、トイレと言っても、トイレに貼ってあるPOPの話です。⇒「POPの話」「お勧めの一品

 

私はだいたい月イチで源泉舘さんへ行って、お客さんがコーヒーを飲んだり新聞を読んだりするロビーでPOPなどのお手伝いをさせていただくんですが、先日こんなことがありました。

お客さんから「お手洗いはどこですか?」と聞かれ(すっかり私もスタッフの一部になっています。笑)、「階段上がってすぐですよー」と伝えて約3分後・・・お手洗いから戻ってきたお客さんから「〝あの〟椎茸どこですか?」と質問が。

 

すぐにピ〜ンときて、「こちらですよ〜!」と椎茸売り場をご案内しました。源泉舘さんのブログで紹介されているように、女性のお手洗いには椎茸のPOPが貼ってあるんです♪

一つの商品をココまで伝えよう!旅館のお土産売り場の手書きPOPの秘密

 

続いてお客さんに「ご自宅用ですか?」と質問して、「それなら不揃いのものや、お料理に便利なカットされているタイプもお得でいいですよ〜」とご案内。

POPを書く時に、種類別に比較したり、女将さんと「料理に使うにはバラバラも便利だよね〜」と会話したので、こうして接客にも活かせます!

POPを書くことでお客さんに興味を持ってもらったり、欲しいと思ってもらえるだけでなく、POPを書いた本人は確実に商品知識が身につくし、商品に興味が湧くんですよね〜。実際、私は源泉舘さんのお土産品なら、全部語れるし、この椎茸もPOPを書きながら欲しくなって買って帰りました。

 

新入社員やアルバイトさんなどに商品知識を身につけてもらったり、自分の扱う商品を好きになってもらうためにも、手書きPOPを活用していくことがおすすめですよ〜!

 

アルバイトといえば、毎日新商品登場する某コンビニでバイトをしている「あの人」は、POPに加えてブログでも毎日食レポしています。

コンビニ行くならこういう詳しい人、商品大好きな人のいるお店で買い物したいな〜と思いますよね。GWにプチ帰省していたときに、「あの人」のこのブログを見て、実家みんなで「とろ生カスタードプリン」にハマりました。

 

先日も、諏訪のセミナー参加者さんたちでこのブログが話題になり、ついつい買ってしまうという人が続出したくらい、影響力があるんですねぇ〜。食べた感想より前置きの方が長いのに、なぜか影響力があるんです…。笑

 

とにかく、POPをまったく書かないお店は、商品に無関心オーラが出てしまいます。下手でも不器用でも、POPを書いて売り場に出してみれば、自分が思っている以上に反応があるものです!まずはやってみましょう♪


源泉舘さんの宿泊部屋の冷蔵庫には、スゴイものが入っているんです。

全国一のワインどころ山梨県内でも、入手できるお店は限られていて、ネットでも完売になっている、勝沼醸造さんのクラレーザとクランが普通に売られているんです。

 

ちなみに、クラレーザは、JAL国際線のファーストクラスで採用された白ワインとして有名で、私が以前勤めていた会社では、社長同士の繋がりがあったので入手でき、100周年の式典で特別に振舞われたくらい貴重なワイン。

赤ワインのクランも、全国に多くのファンがいる人気者です。私は赤ワインが苦手なのであまり詳しくないのですが、「ミディアムボディ」といって、味のバランスも良く、とても飲みやすいんだそう。

 

さて、こうして冷蔵庫に並んでいても、お客さんにとっては単なる白ワインと赤ワインですね。

 

以前、源泉舘の社長や女将さんが勝沼醸造の社長さんに直接テイスティングさせてもらい、源泉舘の夕食(和食)にもピッタリなその味を気に入って、ここに並んでいることなんて、お客さんは知る由もありません。

 

そこで、冷蔵庫用のPOPをつくることに!

冷蔵庫の上のグラスケースの上が、ちょうど目線の高さの空きスペースになっていたので、ここに置き型POPをつくりました。

 

冷蔵庫の数だけPOPが必要なので、カラーコピーしてラミネートして一つ一つ手作りしていきます。

こうして完成〜!これなら、「何だろう?」と目がいって、ワインに興味のある方なら読んでくれるはず♪

じっくり読みたい人のために、手で持って目元に近づけられるように、固定せずにただ置けるように自立するPOPにしました。

裏側はこんな感じです。余ったラミネートフィルムと両面テープを活用。

お客さんの反応が楽しみです♪


源泉舘さんの売店に新商品が並んだので、さっそく手書きPOPをつけることに。

↑お土産品を製造・納品されている業者さんが商品を納品すると、このような感じの売り場が出来上がっています。せっかく並べてくれるのですが、これだけでは商品の魅力はうまく伝わりませんね。

 

そこで源泉舘さんから依頼を受けて、手書きPOPをつくることに。2商品のスペースがわずかだったので、色画用紙をカット。色画用紙の色を揃えることで、統一感を持たせています。

それから、マステは和柄の同じシリーズの、それぞれ別の色を選び、同じ位置に貼ることで、カラフルなんだけど、これまた統一感が出てごちゃごちゃした印象にはなりません。

イラストは、フチを太ペンで描くことでメリハリが出て、たいして上手に描けなくても、色を塗るとイイ感じになるんですよ〜。

こうしてPOPが完成しました!「いつでもどこでも手軽に食べられます」ではなく、使い時を絞って伝えましたよ〜。

 

商品名+値段だけのプライスカードでは何も伝わりません。魅力を知ってもらって、その商品があるシーンを想像できて、初めて「欲しい!」の気持ちが生まれます。

手書きPOPは一度覚えてしまえば簡単にできるようになるので、お土産品を扱う業者さんもセミナーに来てくれるといいな、と毎回思います。セミナーに来られなくても、このブログを読みながら、そのまま真似して書いてくれたら売り上げは絶対に変わります!

 

こうしてPOPをつけることで、商品の売れ行きがアップしていることを知ってくれているのかな?源泉舘さんはリピート率が高い旅館で通常ならお土産が売れづらいのに、観光メインの大きい旅館やホテルより、ずっと売店の売上げがいいことを知ってくれているのかな?

 

自分のクライアントの売り場に並べた自分の商品に、いつのまにか楽しいPOPが付いていることに、少しでも関心を持ってくれているのかな?

もし私がお土産業者さんだったら、POPと一緒に商品を納品します。そして、社長や女将さんに、伝えることの大切さや、売れる売り場がどうなっているのか、日々いろんな現場の写真を撮りためて、毎月レポートやお便りを一緒に持っていきます。

 

そうすれば、伺う度に喜んでもらえるだろうし、自分の商品より安く販売する同業者が現れても、かけがえのないパートナーとして、必要としてもらえるはず!

 

無意識で「いつもの作業」をこなすのではなく、「関心を持つ」ことって大事だし、目の前のお客さんのために何ができるのか、常に考えていくことが大事だと、商品を並べるだけで帰っていく業者さんの背中を見る度に思います。

 

自分が動けば、もっと仕事は楽しくできるのだーー!

 

昨夜は、久々に源泉舘さんの岩風呂に入れたし、かなり癒されました!いや、むしろ体内の悪いものが出て、結構ぐったりきました!やはり源泉舘さんは最低二泊はするべきですね〜。

 

さぁ、今日は源泉舘さんでのブログセミナー楽しみです!