ものづくりのまち、燕三条。暮らしの道具をつくる、2軒の工房を見学させていただきました。

1軒目は玉川堂(ぎょくせんどう)さん。銅の板を打って、急須やカップなどをつくっている工房です。無形文化財にも指定されていて、皇室の御慶事にも献上されているそう!

築100年以上の素敵な工房で、職人さんたちがカンカンと急須などをつくる様子を見学させていただきました。銅は除菌作用があるようで、水道水も綺麗に美味しくしてくれるんだって!

 

銅のやかんで沸かしたお湯を使い、銅製の急須で煎れたお茶を飲ませていただいたんですが、美味しかったです!

上の写真奥の、金色のやかんが、新しいもの。手前の茶色いものが、30年使ったもの。使えば使うほど味が出て、この色づきも、使う人によって変わるんですって!なんて素敵なんだぁ〜。

 

たくさんの職人さんたちがあれだけの手間をかけてつくった製品。一生物の急須。お値段も納得。お茶が大好きなので、本当に本当に欲しくなりました!いいなぁ、いいなぁ〜!

続いて、庖丁工房 タダフサさんへ。とにかく、かっこいい!伝統の技術を守りながら、時代に合った魅せ方をされている工房でした。

勤めていた印刷会社の印刷工場も大好きだったんですが、機械が音を立てて動いていて、職人さんたちが一生懸命働いている場って、やっぱりいいなぁ!最高にかっこいい!!

ズシリと重みがあった、初期段階の庖丁。完成するまでに、気が遠くなる工程を経ているんですね。

工場見学をし終えてから、ずっと欲しかったパン切り庖丁を購入しちゃいました♪こちら、大変な人気商品で、なかなか手に入らない(予約して2年待ちという話も!)みたいですが、直営店では若干在庫があるそうなので、ぜひ!

 

みてみて!パッケージもこのかっこよさ!

Apple製品のように、梱包まで魅せてくれます!贈り物にもいいですね!

いやぁ、すごい。大切につくられたパン切り庖丁、大切に使いますね♪

 

燕三条の工房見学、楽しかった〜!つめ切りで有名な諏訪田製作所さんも行ってみたいし、まだまだたくさんの工房が見学できるようだし、雪のない季節にドライブしつついろんな所を巡りたい♪

 

以前こんなブログを書きましたが、やはり、すばらしい商品をもつお店ほど、伝えていますね。

素晴らしい商品があるからといって売れるわけではない

 

「あそこは特別だから人が来るんだ」じゃなくて、「伝える」ということをコツコツし続けているんですよね。オークスの近藤さん、素晴らしい機会を、ありがとうございます!

オークスさんの製品も駅で発見!


私の著書『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』の中でも特に人気なのがこちらのPOP!

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ちょいとわかりづらいかもしれませんが、本やふきだしが飛び出している、「立体POP」です♪

 

今回は、パナソニックさんの人気商品、超軽量の紙パック式掃除機のPOPを実際につくりながら、立体POPができるまでを超わかりやすく紹介しますよ〜!

まずは、誰にどのように役立つ商品なのか考えます。・・・考えますっていうより、実際に買ってくれたお客さんの声を聴くといいですね。

 

「そういえば、重いものが持てないおばあちゃんが、〈この掃除機は軽いから、階段掃除をするのに楽チンだわ♪〉って言っていたなぁ」ということを思い出したら、さっそくPOPづくりスタート!

こんな感じでPOPを書いてみました!掃除機のカタログの表紙に載っていた写真をチョキチョキ切り抜いて、別の紙に描いた「手」を付けて、掃除機を持っているようにしています。

 

上の写真のように、POP本体と掃除機のパーツは、別々にラミネートしましょう。

 

ラミネートし終えたら、ラミネートの端っこなどに「余った部分」が出ますよね。普段はゴミとして捨ててしまう部分を再利用しちゃいます!

 

さぁ、ここからはわかりやすいように図にしてみたので、参考にしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして完成した「土台」をパーツに取り付けます。

ちなみに「土台」を横から見るとこんな感じ↓  この立体の土台ですが、平べったい方が両面テープで固定できる面積も大きく、安定感があります。

はい、できましたね!で、あとは、POP本体に取り付ければ完成!

おばあちゃんが片手で掃除機を持ち上げている様子が、よぉ〜く伝わりますよね!目立つこと間違いなしの立体POP!楽しいので、ぜひやってみてくださいね!

 

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昨日は、見事な富士山を眺めながら浜松へ!パナソニックさんのPOPセミナーへ。来月まで、私のスケジュールはパナソニック祭りです!

会場のエレベーターに試されましたが、自分を甘やかす私は階段ではなく、スイッチをON♪ 笑

さて、今回もこんなたくさんのPOPたちが誕生しました!

例えば、「社長のおすすめ」というと、いかにも売り込みっぽいので、「社長が気に入っている」とするだけでイメージが変わりますね!

それから、「ナノイー」という技術は素晴らしいのかもしれませんが、お客さんに「これね、ナノイーなんです」と伝えても「わお!すごい!」とはならないんですよね。

 

お客さんはプロでもなければ、パナソニックの工場を見学して、製造方法や技術の説明を受けたわけでもありません。だから、ナノイーとか、〇〇機能と言っても、「???」なんです。

 

メーカーの言葉をお客さんがわかる言葉に翻訳するのが、販売店の仕事。カタログの言葉は「翻訳」して伝えましょう!

 

先日のブログでも描きましたが、自分一人の頭で考えようとしないことが、お客さんが「♡」になる、POPの秘訣!お客さんとの普段の会話を大切にしてくださいね♪

POPがメキメキ上達する3つのポイントを紹介!