駐車場から源泉舘さんに向かう途中、ハッとしました!

すっかり見慣れてしまっていたけど、改めてすごい景色だな〜と実感。最初に源泉舘さんに来たとき、この川の綺麗さに感動して、思わず立ち止まってしまったことを思い出しました。

こんな景色が当たり前になってしまっていたとは・・・いかん、いかん!

 

こうして写真に撮ってみると、これまた見慣れたいつもの看板も、なんだか味があっていい感じ!インスタ映えしそう♪

自分にとっての当たり前は、誰かにとっては当たり前ではなくて、特別だったり、すごいことだったり、感動することだったりするんですよね。

 

そんなことを考えながら夜道を歩いていると、黒くて大きな虫がジタバタしているのが目に入り、もしやゴ●ブリでは!?と思い、警戒していると・・・

可愛いクワガタちゃんでした♪ 家に連れて帰って、いただきもののスモモをあげると、喜んで食べていました。 その後、ご機嫌で野生へと戻ってゆきました。めでたし、めでたし。

 

こんな山梨や長野に住んでいたら当たり前の遭遇も、他の誰かからしたら特別なことかもしれません。

 

それから、私の仕事の中には、ひたすら寝苦しそうな人の画を描くっていうものもあるわけで、これも誰かからしたら特別なことですね。

自分の日常をつまらないと決めつけず、発信してみましょう!そこから、思わぬ反応につながることも!

 

そんなことを考えていると、ブログやSNSに投稿するネタもたくさん見つかりますよね。ぜひ、あなたの日常を教えてください♪

 


不老閣さんでは、八ヶ岳にある「レッドファーム」のグラノーラを扱うようになりました。

余計なものが入っていないことはもちろん、豊富な食物繊維や栄養が手軽に補える優れもの。

お菓子のように甘すぎないし、味の種類もたくさんあるので、毎日の朝食にもいいですね。ちなみに高級ホテル「ペニンシュラ東京」の朝食にも採用されているんですって。

中でも女将おすすめのレッドビーツ味は、牛乳を注ぐと天然のビーツ色が出てピンクに変わるんです!味だけでなく、見た目も◎ですね♪

 

食べてみたらめちゃくちゃ美味しい!それから、私はいつでも快腸なので変化なしですが、便秘の方が食べてみたらかなり効いたらしい。

 

さてさて、そんな魅力いっぱいのグラノーラの売り場がこちら。

うーーん、これではなかなか商品のよさが伝わりませんね。それではさっそく、大変身しちゃいましょう〜!それーー!

既製品のPOP台紙だと、「人工的」な感じがするのですが、クラフト紙は「やさしい素材感」が出ますよね。

 

これは過去のブログでご紹介した、クラフトの折り紙と和柄のマスキングテープを使っています!

クラフト折り紙はダイソーさん。この柄なかなかいいですよね♪

この和柄マステは、テイストが同じなら組み合わせやすいのでセット買いしました!

時々、POPをつけすぎたらゴチャゴチャしてしまうのでは?と心配される方がいますが、次のことを意識すれば大丈夫です。

 

・台紙の色とサイズを統一

・ペンの色や書き方を統一

・高さを揃えて設置

 

たったこれだけで、ゴチャつきを防げますよ♪

ぜひお試しくださいませ〜!


ここ2日間、源泉舘さんネタで楽しくブログを書いていて、ふと忘れていた「あの日」のことを思い出しました。

 

もう5年くら前になるかな?学生に社会や仕事のことを知ってもらおうという企画があり、いろんな企業の方などが集まる場で、「販促とは?」みたいなお話をさせていただいたことがありました。

その時に、源泉舘さんで手書きPOPを設置したら、売上げもアップしたし、何よりお馴染みさんが楽しんでお買い物してくれるようになったよ!という事例を中心にお話しました。

 

学生さんや社長さんに喜んでいただけたんですが、質疑応答の最後に、ふたまわりくらい年上のコンサルタントの女性が、ちょっと、いや、かなり威圧的にこんなことを言ったのです。

 

「源泉舘さんは1300年も続く歴史ある温泉旅館なんですよね?それなのに手書きPOPなんてつけたら雰囲気が壊れますよね?それはいかがかなものかと思うんですけど、どうなのでしょうか!?」

 

質問の仕方っていろいろあると思うんだけど、自分の方が知識豊富で優れていることを見せつけるために、私に恥をかかせてやろうという想いが、なんとなく伝わってきました。

 

「え・・・楽しいってお馴染みさんが喜んでくれているし、社長も女将さんもとても喜んでいるので、いいと思うんですけど・・・」

独立したばかり、20代の貧弱な私は、攻撃的なおばさ・・・女性の口調と勢いに圧倒されて、汗をかきながら弱弱しく答えるのが精一杯。会場も先ほどの盛り上がりが嘘のように、シーーーン・・・。笑

 

講義が終わったあとに、真意を理解してくれた社長さんたちがフォローしてくれたのに救われたんですが、切なさと腹立たしさで、後味が悪い一日になりました。

でも、たくさんの現場に携わってきて、何よりあれから毎月ずーっと源泉舘さんを見続けている今の私なら、あのイジワルおばさ・・・女性の質問に自信を持って笑顔で答えられます!

 

源泉舘のご夫婦は、1300年以上守られている温泉を誰よりも大切にしています。でも、女将さんが着物を着て三つ指ついて、しっとりとお出迎えする旅館ではありません。

 

お馴染みさんが「ただいまーー!」とやって来て、「あ〜!◯◯さん、おかえりなさーい!」って社長と女将さんが元気に出迎え、その場で世間話と爆笑、時には女将さんの毒舌が巻き起こる旅館です。笑

 

老舗旅館という言葉だけのイメージに囚われ、「相応しい行ないを」というのは頭で考えて言うこと。生の現場を見れば、手書きPOPがダメ、雰囲気が壊れる、なんてことは絶対に思わないはず。

 

社長の似顔絵が似ててウケる!

女将さんのキャラ、特徴捉えていてそっくり!

POPの変化が楽しみで毎回見ちゃう!

POPを書いているところ見ていてもいい?

やっぱりPOPがあるとわかりやすくていいね!

絶妙なことが書いてあるからつい買っちゃう!

お客さんも楽しんでいってくれています!そして、お馴染みさんのPOPや販促の知識がグングン高まっています!笑

 

もしかしたら、頭で考えてガチガチな固定観念に囚われて、「ウチの品格が損なわれる」「楽しい販促なんて悪だ!」と思い込んでいる方がいるかもしれません。

 

いやいや、もっと柔軟にいきましょう!

 

手書きPOPなんて、書いて貼るだけなんだから、ダメだったらササッと外せばいいだけ♪ それに、使う紙を色画用紙ではなくて上質な和紙にするだけでもイメージが全然変わるんです。

そういうことを考えることなく、全部ひっくるめて「手書きPOPなんてダメ!」って、禁止したら・・・そんなのって、残念すぎますよね。

 

それに、お客さんは「頭」より「心」でお買い物をするんだから、売る側の私たちだって、やっぱり「」で考えなくちゃ。知識に縛られるんじゃなくて、目の前のお客さんのお役に立つ方法、笑顔になる方法を考えなくちゃ。

 

そんなことを改めて考える機会を5年後にもらえたわけで、あの日のイジワルな質問は、実はいい質問だったのかも!ありがたいですね♪