「商品ぜんぶにPOPをつけたらゴチャゴチャしちゃうかな?」「特におすすめのものだけにPOPをつければいいの?」よく聞かれる質問です。

 

業種にもよりますが、もし私が雑貨や洋服などセレクトショップ、それからでんき屋さんやお花屋さんの店主だったら、旅館やお土産屋さん、道の駅のスタッフだったら、商品すべてにPOPをつけます。

なぜなら、理由なく並んでいる商品なんてないから。すべての商品に魅力があって、お店に並べたい理由があって、ここに存在している商品だから。

 

どんな魅力があるのか?どんな部分に惚れてこの場に商品が並んでいるのか?伝えるべき情報はたくさんありますよね!

そもそも、人は自分の興味のあることしか目に入りません。

 

店主は商品すべてにPOPが貼られていたらお客さんが迷ってしまうように思えるかもしれませんが、お客さんはすべてのPOPに目を通すわけではありません。

 

だから、「うわ!POPだらけで困るなぁ!」なんてお客さんは思わないんです。

POPの付け方も重要です。サイズや色、デザインなどに統一感を持たせて、同じ高さに設置すると、ゴチャゴチャ感なくPOPをつけることができます。

 

先日伺った、青森県横浜町の道の駅はPOPがたくさんついていたから、楽しくお買い物できました!

この他にも、岐阜の赤かぶの里、下部温泉の古湯坊源泉舘、増富ラジウム温泉の不老閣などなど、伝える努力を惜しまない売り場を実際に訪れて、お買い物の楽しさを体験してみてください!

 

きっと伝えずにはいられないはずです!


山梨県の温泉旅館、源泉舘さんでは、とても親切なサービスを始めたそうです。

それは、カイロのサービス。寒い日に温まってもらえるように、無料提供しているのだそうです。

 

ここに、「ご自由にお持ちください」というようなご案内POPをつけたいそうなのですが、もしかしたら本当に自由にガバッと一人でいっぱい持っていってしまう人がいるかもしれません。

だからといって、せっかくのお客さんを想う温かい気持ちが詰まった場所に、「お一人様お一つまででお願いします」なんて説教くさいことなんて書きたくありませんよね。

 

 

さぁ、あなただったら
どんなPOPを書きますか?

 

 

私はこんなPOPにしましたよ〜!

簡単なことですが、「おひとつどうぞ」と伝えることにしました。そして、お互いに優しい気持ちになれるように、ピンク色のハート形にして、(左から)女将さん、長女ちゃん、社長の3人のイラストを添えました。

 

伝え方っておもしろいですね!正解なんてないから、どんどん改良していくのみ!まずは、このご案内POPでどんな反応が得られるのか、楽しみです!

 

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お願いごとや注意事項は「ハートマーク」で伝えよう


昨日はここ、横浜へ!横浜と言っても、神奈川ではありません!青森県横浜町です♪

最初に道の駅に連れて行っていただいたんですが、地元商品にPOPがたくさん!

実は、横浜町「なたねの会」のスタッフ、まさえさんが東京で開催した商売繁盛POPセミナーに参加してくださったんです!

それで、めちゃくちゃ素敵に実践してくれているんです!道の駅でここまで頑張っているところは珍しいんじゃないかな。

地元のみなさんに親しまれている「べこ餅」も、POPがあるからわかりやすい!POPがなければ、これだけ華やかな商品でも、ちょっと寂しい売り場になってしまいますよね。

こんな、かわいいべこ餅もありますよ〜!

お昼ご飯を食べて満腹状態じゃなかったら、これは確実に買ってたなぁ〜!味付煮玉子、POPで唾液が出る〜!

この節分コーナーの鬼がかわいくてたまらない!まさえさんすごいなぁ〜!

売り場を見ていたら・・・

ついつい菜の花ドーナツが食べたくなって買っちゃいました〜!こうやって自分で実際にお土産選びやお買い物をしてみると、どんな伝え方をされたら欲しくなるのかよくわかります。

 

さぁ、セミナーですが、帰りの電車の時間が迫っていたので写真をあまり取れませんでしたが、見るからに売り上げがアップしそうなPOPができました〜!

昨夜は八戸で一泊予定だったので、一人でぷらっと飲みに行ってきました♪

前回、藤崎町に行った時も思いましたが、青森ってすごくいいところ!! 魅力がいっぱいあるので、どんどん発信していって欲しいなぁ〜!