今さらですが、今さらだからこそSNSのマナーや安全に使うためのおさらいをしておきましょう!

 

想像力の欠如は事故の元

運転免許を持っている人は記憶に残っていると思いますが、「危険予測」ってやりましたよね。道の向こう側で子どもがボールを持っていたら、「もしかして急に飛び出してくるかも!」と予測して、万が一に備えるってやつです。

 

ネットで発信した情報は、世界中の人がいろんな状況の中で目にするものだと認識しましょう。「私の発信なんて限られた仲間しか見ないし」と思っていると、何気ないひと言で誰かを傷つけたり、仲間内の悪ふざけが拡散、炎上など、大変なことになってしまいます。

 

 

セキュリティの甘さは関係者全員に迷惑がかかる

持ち出し禁止のノートパソコンや情報の入ったUSBを持ち出した結果、それが盗まれてしまい、大量の個人情報が漏れてしまった、というニュースはよく耳にしますよね。泥棒が悪いのは当然ですが、持ち出した人の管理脳力の甘さによって大勢の人に迷惑がかかってしまいました。

 

SNSやインターネットサービスを活用する私たちも、これと同じリスクを孕んでいます。

 

IDやパスワードは万能ではなく、10円玉で簡単に開けられる昔のトイレの鍵と同じくらい簡単なものだと認識しておきましょう。例えるなら、知識があって悪いことを考えている人なら誰でも入れるドアの向こうに、家族や友達、仕事仲間などのみんなの名簿を広げて置いてあるようなもの。

それって、超危険な状態ですよね。そこで、鍵を強化するために、Google、SNS、LINE、Amazonなどいろんなサイトが「2段階認証」を推奨しています。

 

「2段階認証」は、パスワードを入力後、スマホなどの端末に番号が送られてくるので、さらにそれを入力しないとログインできない仕組みで、2重ロックの役割があります。

 

「知らないからいいや」ではなくて、SNSやインターネットサービスを利用する人の「責任」として、必ずやっておきましょう。

 

 

診断系アプリはマイナスでしかない

Facebookでよく流れてくる「診断系アプリ」ってありますよね。「あなたは何タイプ?」とか。今どきやっている人も少なくなってきましたが、診断系は最初に承認ボタンを押させる仕組みになっていて、自分の情報だけではなく、友達の情報も得体の知れない第三者に渡している可能性があります。

って、そんなことはもはや誰でも知っている今、「◯◯さんは、天才肌タイプです♡」なんてアプリに診断されて喜んでシェアしていたら、己のリテラシーの無さを自分で拡散しているようなものです。

 

しかも、自分だけではなくて友達にも迷惑がかかるので、「この人と友達になるのは危険だな」と思われて、実はみんなから白い目で見られているし、暇人イメージもつくし、とにかく良いこと何も無しなので、やめておきましょう。

 

お土産屋さんでよく見る「おみくじキーホルダー」はノーリスクなのでおすすめです。懐かしい〜!

 

大事なのは想像力

販促もそうなんですが、大事なことはやっぱり「想像力」ですね。「こうした場合、どんなことが起こるのかな?誰がどう感じるのかな?」と先を見通す想像力がなければ、炎上もするし、販促だってうまくいきません。

「それやれば儲かるの?」と目先のことばかり考えていたら、想像力はどんどん弱くなっていくでしょう。

 

「仕事を楽しもう」と私も含め、みんなが言う時代になってきましたが、目先の楽しさではなくて、その先の先まで見通して、そこに楽しみがあるかどうか考えていかなくちゃいけませんね。

 

話は逸れたけど、ネット上のサービスやSNSは車の運転同様、安全運転の方法さえ知っておけば、とても楽しく便利なものです。知らない、詳しくないではなくて、最低限知っておきましょうね〜。

 

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過去記事を改めて読んでみたら、結構おもしろいなぁ♪ 笑

 

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