もう1o年以上前のことですが、今でも忘れられない印象的な出来事がありました。ある飲食店で、その店舗の社長さんと社員の方と会食をしていた時のことです。

社長さんが「美味しいからぜひ食べて」とお肉を注文したんですが、出てきたお肉が5切れでした。

 

社長はすかさず、こちらの人数も把握しているのだから、3人で分けられる6切れにして提供をするか、オーダー時に追加の提案ができなくちゃなぁ…。と呟き、それを聞いた社員さんが慌てて手帳にメモっていました

 

きっとこのことはすぐに社内で共有され、お客さんにより満足してもらえる接客サービスにつながったことでしょう。

言われてみれば、これまでの経験で割り切れないお料理が出てきて、みんなで遠慮し合う場面が何度もありました。しかし、それ以上のことを考えることはありませんでした。

 

社長さんの瞬時の指摘は、私の意識も変えてくれたのです!

 

いいサービス、痒い所に手が届く接客って、こういう「なんとなく感じている不の部分」に目を向けて、それらをサラッと解決してくれるもの!

 

以来、友達と食事を楽しんでいても、日用品を買いにでかけたときも、気付きスイッチをONにして、ちょっとした「不」を見逃さないようにしています。

ちなみに、当然ながらそのお店は超人気店。久々にまた食べに行きたいなぁ〜!