今日は長いゆるブログです。いや、ユルくないかも…。

 

羽田空港はもう100回以上利用している、慣れた空港です。

いつもは羽田までバスを利用していたのですが、コロナ禍では感染予防のため車移動にしています。

 

空港直結の駐車場予約はサイトから行なうんですが、これは前回経験しているので、余裕で完了。

 

首都高も最初は緊張していましたが、もう何度か走っているし、空港にも以前行ったので気持ちに余裕がありました。

 

ただ、渋滞だけは心配なので、2時間前に到着するように自宅を出発。いつもの高井戸渋滞はありましたが、問題なくスムーズに羽田が見えてきました。

 

無事到着してよかった〜と安堵したのも束の間・・・ここから鬼のハードモードが始まることになるとは、この時の呑気な私は知る由もなく。

まず、前回スムーズに入れた予約車専用の入り口が見つからず、ナビ通りに行っても到着することができず、なんと5周も同じ道路をグルグル回り、ナビはもうダメだという結論に至って、ようやく駐車場に入ることができました。

 

15分も彷徨ったけど、まだ2時間前だし、余裕余裕。なるべく人との接触を避けるため、メイクとランチは車中でのんびり済ませて、時計を見るともう搭乗40分前くらい。あちゃ〜♪

あれ、意外と余裕がなかったなぁ〜と思って、空港へ向かう通路へ。思えばここでも違和感がいっぱいでした。

 

だって、前回予約車専用Pに駐車したときはエレベーターで1F下に下がったのに、今回は予約車専用Pと同じフロアから空港連絡通路があったんです。

 

しかも、階数を忘れないためのフロアごとのイラストが、前回はたしか植物がだったのに、今回は動物…。お手洗いの位置も違う。

 

でも、そのまま連絡通路を進むと、その先に広がっていた光景に絶望感を抱きました。だって、ANAがズラ〜っと並んでいるんです。私が行きたいのはJALなのに…。

人間って面白いですね!正常性バイアスが働き、「あ、コロナの影響で便数が減っているから、一つのターミナルでANAとJALが一緒になったのかな」と思いましたが、すぐに「んなわけない!!」と思い直しました。笑

 

これまで散々第1ターミナルでJALを利用していたのに、ガイドの女性に「JALってもしかして第1ターミナルでしたっけ?」と聞き、今からだとバスより徒歩の方が早いことも聞き、京急改札の方まで猛ダッシュ!!!!!

 

スーツケースとリュックと手提げに、北海道仕様の服装。暑い暑すぎる!! 今何分か気になって仕方ありませんでしたが、両手は荷物だし、1分1秒を争う身だし、時計すら確認する余裕がなくて、とにかく猛ダッシュ。

 

無事第一ターミナルに到着。出発ロビーに上がり、北海道行きの北ウィングまで残りの力を振り絞って猛ダッシュ!!

途中途中に「こちらは北ウィングです。日本航空ご利用の方は南ウィングをご利用ください」みたいな掲示板をずっと見ながら走っていました。

 

で、しばらくして気づきました。「あれ、北ウィング閉鎖していないか?」と…。

 

すぐさま係員の男性に確認すると、今は南ウィングしか開けていないのだ、と。(3/19より北ウィング再開しました。)

ひえーー!それなら掲示板の冒頭はわかりやすく「北ウィング閉鎖中」って書いておいてよーー(涙)と心の中で叫びながら猛ダッシュ。空港空いていて本当によかった!!

 

で、保安検査も無事通過!目の前が釧路ゲートで助かったーー!!

まもなく搭乗案内のタイミングだったので、急いでお手洗いに行って、滝のように流れる汗を拭き、コートを脱ぎ、流れる汗を再び拭き、お手洗いから出ました。

 

すると、搭乗案内も終盤に。私もゲートを通ろうとして、一気に血の気が引きました。ヤバい…QRコードがない…。

ポケットに入れたと思っていたのに、ない〜!! 保安検査でブーツを脱いだり、バタバタしていたから、きっとどさくさに紛れてどこかへやってしまったのかも。

 

汗だくで、女性スタッフさんに紛失の旨を伝えると、身分証を求められ、JALカードと免許を提示。

 

いつもはJALカードでゲートを通過するのですが、今回はクライアントさんに手配をお願いしていたので、JALカードも使えず。

 

どーしよーと思ったんですが、リュックの中を見たら普通に入っていたので、謝罪して全乗客が乗り込み済みの飛行機に猛ダッシュ。

 

気マズすぎるし、スーツケース入れるスペース全然ないし、飛行機に乗っても心拍数が爆速で滝汗。疲れ果てました。

気持ちも落ち着いた上空で、今回の反省会をしました。

 

そもそも駐車場は第1ターミナルに直結した「第2P」を予約しなければならなかったのに、前回と同じだと思い込んで私が予約したのは「第3P」だったこと。

 

ナビは前回履歴から、第2P予約車専用入り口を登録していたこと。数々の違和感をスルーしたこと。

 

JALは乗り慣れているし、第1ターミナルの構造や所要時間は把握しているため、大丈夫だと思ってギリギリまで車内で余裕で寛いでいたこと。

 

慣れによる緊張感の欠如によって、こんなことになってしまったのです!

ということで大反省して、帰りの釧路空港はだいぶ前から保安検査を済ませて、待機していました。

 

帰りの便で羽田に到着したら、駆け抜けた通路をゆっくり歩き、出発ロビーで期間限定販売しているお布施堂のモンブランを買って帰りました。

 

やっぱり余裕っていい!もう焦りたくない!! そんなことを思いながら、第2ターミナルまでたっぷり歩いたのでした。めでたし、めでたし。