声が大きくて目立つ人より、人柄が素敵な人が好きです。

まだ保育園くらいの頃、初恋の相手は食パンマン様だったんだけど(笑)、バイキンマンも好きで毎回応援していました。彼は寂しいからイタズラするだけで、きっと根は優しいんだ、と子どもながらに思っていたんです。うーん、幼少時代から妄想癖が凄い!笑

 

洋服を買う際には、元気でおしゃべりなスタッフさんよりも、会話は苦手だけど、こちらの求めるものをじっくり聴いてくれて提案してくれるスタッフさんから商品を買いたいと思います。

 

誰もが認めるスーパーヒーローじゃなくても、誰も見ていない所で人のために動ける人や、偉いのに偉そうにせずにニコニコ笑っているおじいちゃんおばあちゃんを尊敬しています。

 

そういう人柄が素敵な人と触れ合ったり、話を聴いたり、行動や要素を真似ばせてもらうと、自分もそういう人に少しでも近づける気がするから、日々まわりの素敵人たちを研究しています!

目立っているものに注目したり憧れたり、サラッと表面的なテクニックを手に入れようとしてしまいますが、内面を育てていくことも大事ですね。穏やかな方と話していて、そんなことを思った昨日でした。

 

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商売をする以上、儲からなければダメです。今日のブログは、そんな当たり前の話です。

こんな人は嫌だけど…笑

 

毎月連載を書かせていただいている、商業界の生みの親・倉本長治さんは「欠損は社会の為にも不善と悟れ」、松下幸之助さんも「赤字は罪悪」と仰っているように、赤字は自分だけでなく、まわりにも害を及ぼします。

社会のお役に立ち続け、お客さんから必要とされ続け、存在し続けるために、適正利潤を確保することは大切なことです。

 

・・・な〜んてことは当たり前のことなので、深く考えたことはありませんでしたが、「もっと儲けたい」という言葉を耳にした時に違和感を覚えました。

 

そもそも、「儲ける」って一体いくらなんですか??

 

「儲かったなぁ〜」って基準は、500万円なのか、3000万円なのか、10億円なのか、人によって違いますよね。年間でいくら利益・収入が得られたら儲かっていると言えるのでしょう。「儲けたい」と思うなら、まずはそこから考えることがスタートです。

 

現状、粗利率30%の仕事をしているお店が、最終的に「一千万円」が欲しいなら、逆算したら月々、毎週、毎日、いくらの売上げが必要なのか、見えてきますよね。

なんとなく1ヶ月商売をして、レジに残ったお金で「今月は全然儲からなかった。来月はどうだろな?」という、風まかせなお店が意外と多いことを、最近実感しています。

 

以前勤めていた印刷会社のアドヴォネクストは、社長が積極的にMG(マネジメントゲーム)を取り入れて、MQ(マトリックス)会計を採用していたので、自然とこれが身に付いていたんですね。社長に本当に感謝です!

 

超簡単に説明すると、MQ会計というのは、P(プライス)V(原価)M(儲け)の単純な表で会計を見える化するというもの。(にわかユーザなので、違っていたらごめんなさい・・・笑)

上のような表になります。例えばハンバーガー屋さんがあるとして・・・

こんな感じで売ることにしました。そうすると、先ほどの表はこうなります。

ほら、30円の儲けが出ましたよ〜♡って当たり前ですが、こんな風に見える化するとわかりやすい。商売はハンバーガー1個売って終わりではないので、いくつ売ったのか「Q(数量)」が登場します。

これまた当たり前ですが、式にしてみると、こんな感じになりますね。

あくまでハンバーガーだけ売っていた場合ですが、1ヶ月で10万個売れて、売上げは1000万円だったとします。これで300万円の儲けがそのまま利益になるかといったら、そうではありませんね。

商売をしていると、「F(固定費)」がかかります。Mの儲けから、Fの固定費を引き算して、残りが「G(利益)」になります。

 

この表が描けると、利益を確保するために、どこを頑張ればいいのかがわかりやすくなります。数を売るのか?固定費を抑えるのか?いやいや、プライスを上げるのか?計算しやすくなります。

 

ということで、もし詳しく知りたい方は、ゲームを通じて商いを学ぶ、「MG(マネジメントゲーム)」というものに参加したり、私は活用法を浅〜く狭〜く知っているだけですが、「MQ会計」の書籍を読んでみるといいかも。

 

私のように数字が苦手!貸借対照表とか無理〜!という方は、見た目とセットでイメージしやすいこの会計方法がおすすめです♪ そういえば私、簿記やっていたような気がするけど、、、笑

 

そんなこんなで、今回は珍しくお金の話でした。ちゃんちゃん♪


「それは、まっす〜だからできるんだよ!」
「才能のある人はいいよね!」

 

セミナー中にPOPやイラストのアドバイスをしていると、こんなことを言われます。その度に必ず「いやいや、才能じゃなくて練習です」って言うんですが、百聞より一見ですね。これを見てください。

源泉舘POP初期

はい、このごちゃごちゃしたPOPは、2011年に私が書いたものです。

 

今でこそ「文字は黒一色の方が読みやすいので、黒だけで書きましょう!」なんてセミナーで言っていますが、この頃はカラフルな方が目立つと思って、こんな風に書いていました。

源泉舘POP最近

で、こちらが2015年のPOP。イラスト力に注目してください!源泉舘の女将さんがモデルなんですが、可愛らしさが全然違いますよね!笑

名称未設定

何度も言うけど、センスじゃなくて、「改良の回数」です。

 

私は仕事をくださるクライアントさんの売り場にヘタクソなPOPを書くことが耐えられなかったので、どうしたら読みやすいPOPが書けるか、可愛いイラストが描けるか、何度も何度も反省と改善を繰り返しました。というか、今もその途中です。

 

だから、最初から今のPOPやイラストが書けたわけではないんです。子どもの頃、「あいうえお」の文字を何度も書いて覚えたように、イラストも覚えるもの。覚えさえすれば、誰でも描けるようになります。

「センスがないから無理」のひと言は、悪い意味で諦めのつく魔法の言葉。いろんな可能性を「0」にするもったいない言葉だから、言わない方がお得ですよ♪

POPで伝える内容だって、何度も書いてはお客さんの反応をチェックし、何度も改善していけば、コツが掴めてきます!

 

だから諦めずに、一度基本を知って、それから改良を繰り返していきましょうね〜!私もガンバリマス!