数日前に購入した靴が70%オフになっていて衝撃を受けたことのある私。

どうしてでしょうね?定価(=普通の値段)で買ったのに、「損をした気分」になってしまいました。それに、親切に接客してくれたスタッフさんに「やられたー!」という気持ちに。

 

それ以来、「損をしたくしたくない」という思いから、よく値下げするお店は避けるようになりました。当然、苦い思いをしたそのお店はそれ以降行っていません。

それから、「3倍ポイント」じゃない日の買い物も、なんだか損した気分になっちゃうんですよねぇぇ〜。

 

逆に、値段がいつも同じお店、極端なセールを行なわないお店では、いつでも安心して買い物を楽しむことができるんですよね〜。

買い物するたびに「勝つか、負けるか」なんて駆け引きしていたら疲れてしまうし、お店とお客さんの間にいい関係なんて築けません。

 

欲しいのは値下げじゃなくて、いつもの安心かもしれません。少なくとも、私はそうです。

 

安易な値下げをする前に、本当に必要な値下げかどうか、よーーーく考えましょうね♪


ランチにタイカレーを食べ、書店で本を3冊買い、化粧品を買い、花瓶を探しに花屋さんへ行き、スーパーとコンビニにも寄って、カフェでコーヒーをテイクアウトして、久しぶりに休日らしい休日を過ごしました。

 

そうそう、途中で新しくオープンした農産物直売所を発見して、新玉ねぎを買ったっけ。

その中で、「あ、ここの販促おもしろい!頑張ってる!」と感じることがほとんどありませんでした。

 

POPはゼロ。販促といえば、書店でGWに合わせたイベントが行なわれていたくらいでした。

 

農産物直売所には、新鮮そうな山菜が山積みになっていたし、大きなたけのこも売られていました。

 

朝採ったものかもしれないし、地元の山で取れたのかもしれないし、天ぷらにすると美味しいのかもしれないし、新鮮な食材ならではのオススメの料理法があるのかもしれない。

 

でも、商品名と値段だけ掲げられていても、お客さんにはわからないんですよね。ということで、ただ単に「安い」という理由だけで新玉ねぎを1袋だけ購入しました。

売上げアップしたい!集客したい!もしそう考えているとしたら、まだまだできることはいっぱいあるんですよね〜!

 

「でもさぁ、何したらいいかわからないよ〜!」

そう思ったら、自分が実際に買い物をしているときに、意識してみてください。

 

なんでそれを買ったんだっけ?どんな言葉を目にして「欲しい」と思ったんだっけ?

 

自分が商品を買った理由を探ってみると、「こういうことを伝えればいいんだ!」ということが見えてきます。

 

それを、そのまま、今度は自分の売り場で伝えてみればいいいんです。難しく考えずに、まずは自分が普通のお客さんとして、買い物を楽しんでくださいね〜♪


源泉舘さんの売店に新商品が並んだので、さっそく手書きPOPをつけることに。

↑お土産品を製造・納品されている業者さんが商品を納品すると、このような感じの売り場が出来上がっています。せっかく並べてくれるのですが、これだけでは商品の魅力はうまく伝わりませんね。

 

そこで源泉舘さんから依頼を受けて、手書きPOPをつくることに。2商品のスペースがわずかだったので、色画用紙をカット。色画用紙の色を揃えることで、統一感を持たせています。

それから、マステは和柄の同じシリーズの、それぞれ別の色を選び、同じ位置に貼ることで、カラフルなんだけど、これまた統一感が出てごちゃごちゃした印象にはなりません。

イラストは、フチを太ペンで描くことでメリハリが出て、たいして上手に描けなくても、色を塗るとイイ感じになるんですよ〜。

こうしてPOPが完成しました!「いつでもどこでも手軽に食べられます」ではなく、使い時を絞って伝えましたよ〜。

 

商品名+値段だけのプライスカードでは何も伝わりません。魅力を知ってもらって、その商品があるシーンを想像できて、初めて「欲しい!」の気持ちが生まれます。

手書きPOPは一度覚えてしまえば簡単にできるようになるので、お土産品を扱う業者さんもセミナーに来てくれるといいな、と毎回思います。セミナーに来られなくても、このブログを読みながら、そのまま真似して書いてくれたら売り上げは絶対に変わります!

 

こうしてPOPをつけることで、商品の売れ行きがアップしていることを知ってくれているのかな?源泉舘さんはリピート率が高い旅館で通常ならお土産が売れづらいのに、観光メインの大きい旅館やホテルより、ずっと売店の売上げがいいことを知ってくれているのかな?

 

自分のクライアントの売り場に並べた自分の商品に、いつのまにか楽しいPOPが付いていることに、少しでも関心を持ってくれているのかな?

もし私がお土産業者さんだったら、POPと一緒に商品を納品します。そして、社長や女将さんに、伝えることの大切さや、売れる売り場がどうなっているのか、日々いろんな現場の写真を撮りためて、毎月レポートやお便りを一緒に持っていきます。

 

そうすれば、伺う度に喜んでもらえるだろうし、自分の商品より安く販売する同業者が現れても、かけがえのないパートナーとして、必要としてもらえるはず!

 

無意識で「いつもの作業」をこなすのではなく、「関心を持つ」ことって大事だし、目の前のお客さんのために何ができるのか、常に考えていくことが大事だと、商品を並べるだけで帰っていく業者さんの背中を見る度に思います。

 

自分が動けば、もっと仕事は楽しくできるのだーー!

 

昨夜は、久々に源泉舘さんの岩風呂に入れたし、かなり癒されました!いや、むしろ体内の悪いものが出て、結構ぐったりきました!やはり源泉舘さんは最低二泊はするべきですね〜。

 

さぁ、今日は源泉舘さんでのブログセミナー楽しみです!