先日、身も心も周りの人間関係もネガティブに染めていく「ネガティブ族」の記事を書きましたが、ネガティブな気持ちを持つこと自体、まったく悪いことではありません。むしろ、良好な関係性を築くためには必要なことです。 ⇒ ネガティブ族って何?

困る4

当たり前ですが、私もネガティブな気持ちを持っています。「えぇ〜、面倒くさい」「行きたくないなぁ」「嫌だなぁ〜」こんなことをしょっちゅう考えます。

 

それらネガティブな気持ちは口から吐き出してしまえば毒になるのですが、その気持ちを「それじゃあ、どうしたら面倒臭いことが “◯◯したい!” に変わるかな?」と “その先” を考えることで、すごいアイデアが湧いてくるんです!

 

IMG_7952

上の写真は、先日デザイナーさんと販促物の打ち合わせをした際のもの。効果的な販促物をつくるためには、お客さま目線での不安要素の洗い出しが欠かせません。

 

何にでも興味津々の根っからのポジティブな人には、商品を買うことを躊躇する人の気持ち、初めてのお店に行くときの緊張感などはわかりません。「高いなぁ」「買った後、ちゃんと使いこなせるのかな?」など、お客さまのネガティブな気持ちを考えられる想像力が大切です。

 

ネガティブな気持ちをポジティブに活用して、販促に役立てていきましょうね。


「かわいいデザイン」と言ったら、どんなものを思い浮かべますか?

 

水玉模様やパステルカラー、中には、ドクロマークが入ったものを「かわいい」と考える人もいるでしょう。もちろんどれも正解です。人によって「かわいい」の定義は違うのです。

女の子たち

しかし、デザインの打ち合わせをしているときに、「かわいい感じがいい」と言われて、そのまま「自分が考える、かわいい」にしてしまうと、相手の求めるものとズレてしまい、無駄な時間と手間をかけてしまうことに・・。

 

そこで便利なのが、デザイン集やインターネットで画像検索してプリントした「見本」です。

 

テーブルの上に見本を広げて、指差し会話帳のように「こういう、かわいいデザインがいい」「こんな、雰囲気がいい」と、伝えることで、簡単に共通認識を持つことができます。

 

o0600045013276383494「コレコレ、こんな感じでレトロっぽく」

 

これは、理念やビジョンの共有にも活かすことができます。
会社やお店の理念は抽象的なものが多いので、スタッフによって解釈が様々です。みんなで想いを共有して、同じ未来に向かって進めるように、一枚のイラストを描きましょう。理念を「読む」+「見る」とこで、認識のズレがなくなります。

 

tanoshigoto

私は、「たのしごと」するとどうなるのか、ワクワクする未来図を共有できるように、こんなイラストを描きました。言葉だけより、ずっと届きますよね。

 

たのしい想像

「癒しの空間」って何ですか?
「いい会社」って何ですか?
「社会に貢献します」ってどういうことですか?

 

さぁ、描きましょう!


ブログ読者で実はご近所の、みそ工房の郷さんの手書きチラシを制作しました。

みそ工房の郷

まずは色々とインタビューさせていただき、ポイントとなるものをまとめて、チラシの材料を揃えます。

 

IMG_7660

特に情報量が多い手書きチラシは、ぶっつけ本番で書くと失敗する可能性大なので、ザッとラフを書いて、文量や配置を確認します。

 

IMG_7661

書きながらバランスもチェックします。例えば、上の部分。左から右に向かって文章を流してみたんですが・・・その下の商品紹介も同様の文字の流れ。うーーん、メリハリが無くて、これじゃダメだ!

 

IMG_7659

ってことで、本番で修正。こんな感じで、3つのボックスに分けて書くだけで全然違います!

 

IMG_7657

左から右へ単調に流れる文字は、グダグダで読みづらいのですが、こうやって変化をつけると読みやすくなります。全部書けたところで、色付けをしていきます!

 

IMG_7662

こうやって、ボックスにフチを付けると、さらに見やすくなりますね!初心者さんは淡い色を使うと失敗しづらいのでおすすめ♪

 

IMG_7665

ふぅ〜、完成しました!ちなみにここで使っている色はすべて淡い色・薄い色のコピックです。チラシはこちらをご覧ください!下の画像をクリックすると拡大して見ることができますよ★

 

misomiso

もし、このチラシを見て、みそ工房の郷さんのお味噌が食べたくなったって方は、コチラをご覧ください♪