旅館のお土産品コーナーといえば、まぁだいたいこんな感じで、値札の付いた商品が並んでいますね。

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ここにたった1枚の紙を貼るだけで、売上げが変わるんです。上下の写真を見比べると、商品に対するイメージが大きく変わりますよね!

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ただ並んでいる商品は、お客さんの想像力を掻き立てません。「その商品のある生活」を想像してもらえなければ、お客さんの気持ちは「欲しい!」に辿り着きづらいんです。

 

自分に置き換えて考えてみると、買い物をする際、「その商品のある生活」を想像してから買いますよね。

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だから、ただ商品を並べるだけでなく、その商品があるとどんないいことがあるのか?どこでどう使えばいいのか?などなど、お客さんがイメージしやすいPOPを書きましょう!

 

お土産の卸業者さんを頼りたくなるかも知れませんが、何かしてくれるのを待っていたら、いつになるかわかりません。自分たちの売場に並んだ商品のよさをお客さんに伝えるのは、あなたの仕事です!

 

もちろん、旅館以外だって同じです。その商品の魅力を、お客さんに伝えましょうね。

 

 


源泉舘さんの宿泊のお客さん限定、コーヒーサービスのご案内POPをお手伝いさせていただいたのは、もう何年も前の話。

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元々こんな感じのレトロな雰囲気が漂う「ご案内」を使っていました。う〜ん、懐かしい!

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2つに折って立てるのが便利なんですよね〜。でも、これじゃちょっとアレですよね・・ってことで、何年か前にリニューアルしました。

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両面は、こんな感じ!

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色分けすることで、2種をわかりやすく区別しています。ピンク色のドリップ中の案内は、実はサヴィニャックを意識していたりして・・(笑)

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そんな懐かしいご案内POPが劣化してきたので、強度アップしてリニューアルしました。さらに館内に貼るPOPも作成!

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これで宿泊のお客さんに美味しいひとときを楽しんでいただけたら嬉しいな〜。

 

 


昨日は、源泉館さんで販促のお手伝いをしました!

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まず源泉館さんへ行くと必ずチェックするのが、お土産品のチェック。新しい商品が入っていたら、すかさずPOPをつくります!

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ちょいと今から一緒に見て欲しいんですが、お土産品のどこを見ても商品の情報が書かれていません。

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必要最小限の表記はさすがにあるものの、裏も側面もどこにも書いてありません。

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これじゃ、どんな商品かまったくわかりません。イメージ用の食品サンプルは一生懸命作られているんですが、これでもまだよくわからないから文字が欲しい!

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ということで、POPを書きました。ラミネート時間を含め、制作時間10分もかからないくらいかな?

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躊躇なくササっと書いた方が筆ペンはうまくいきます。実際にお菓子を食べた社長にインタビューしながら、文章を考えました!

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何度も言いますが、色紙を使ったら、中に「白」を入れた方がいい感じ。

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ということで、綺麗にデザインした箱だけ並べても、お客さんの心の中に「欲しい」は生まれません。ぜひ、言葉で伝えてくださいね〜。