昨日のブログアクセス数がすごいことに。まぁ確かに、旬ネタでいい記事が書けたかな〜とは思ったんですが…(笑) いろんな方からメールやメッセージ、お仕事のお問い合わせやご依頼まで数件いただきました。 ⇒ 昨日のブログはこちら

 

ところで、近ごろクモの巣と格闘するところから私の一日が始まります。毎朝、オフィスの郵便受けの前に数匹のクモが陣取って、見事な巣を張り巡らしくれているんです。

名称未設定

虫(特にクモ)が苦手な私は、糸の根元数本をそっと剥がして郵便物を取り出します。数本の根元を失っただけなのに、巣はその機能を失い、ダラーンと無残な姿に。しかし、すごいことに彼らの巣は翌朝にはまた元通り!そして巣にはしっかりと獲物がかかっています。

 

そんなことを頭の片隅に置いたまま、ブログのアクセス解析を眺めていたら、「あぁ、これってクモの巣と一緒だ!」なんて思ったんです。

 

ブログへの入り口を調べたら、大半がSNS。つまりSNSに投稿していなければ、ここまでのアクセス数もありませんでした。昨日のブログタイトルは、【SNSあるある】実はその行動がマイナスを引き寄せている!? というもので、完全にSNSの中の人向けに書いたブログでした。

sns

「え、何だろう。私に関係しているかも。見ないと損するかも。うわ〜気になる!」という気持ちになるタイトル。画像はモザイクで見えないし。これなら私もタイムラインに流れて来たらクリックしちゃうな。そんな気持ちで投稿しました。

 

ブログって、ターゲットを絞っていい記事を書けば、それで皆が見てくれるわけではなくて、タイトル・画像・SNSとの連携・リード(文章の書き出し)・ゴール(ブログに来てもらった相手を、次にどこへ連れて行きたいのか)・気に入ってくれた相手へのフォローなど、いろんな糸を用意して、「点」でも「線」でもなく「面」で待ち受けることが大切。

ブログの蜘蛛の糸

さらに、これは販促でも同じ。POPやってるからOK!ではなくて、POPもブログもSNSも、いろんな販促をそれぞれに目的を持って行なうことが、販促効果を高める秘訣です。(この辺のお話は商業界2015年2月号で詳しくご紹介しています)

販促蜘蛛の巣

てなわけで、気づきをくれた郵便受けの守り神に感謝しつつ、今朝もクモの巣を剥がさせていただきます(笑)


あなたは、知らず知らずのうちにマイナスに向かっている行動を取っていませんか?SNSでよく見かけるのがこんなやり取り。

スクリーンショット 2015-07-24 23.04.21

注目して欲しいのが、前田さんとA子さんの違い。すご沢 はん子さんの投稿に対して、前田さんは自分自身に置き換えて受け止めていますが、A子さんは他人に置き換えて考えています。

 

そして前向きな話題に、なぜかネガティブな会話を持ち込んでいるA子さん。最後の文字は笑顔の顔文字ですが、まったく笑えないのは私だけではないハズ・・(^^;)

 

私は、セミナーが始まる際に必ずお伝えしていることがあります。それは、自分とは違う業種の事例が出てきたとしても、「自分には関係無いや」ではなく、「このお店がうまくいった事例を、どうしたら自分にも活かせるかな?どう行動できるかな?」と考えながら参加していただくと、今日お持ち帰りできるものが、何倍にも増えていきます。という言葉です。

 

例え、自分に関係が無いように思えることでも、自分に置き換えて考えることが大切・・いや、むしろ、自分に関係ないことほど、自分に置き換えてみると気付きが得られるものです。

 

自分に置き換えて考えられる人は、どんどん心が豊かになっていきますが、自分に置き換えて考えられない人は、相手を責めることがどんどん上手になっていきます。

 

そして、気付けば同じ価値観の人が集まっていきます。

スクリーンショット 2015-07-24 23.20.36

上の流れになってくると、最初に投稿したすご沢さんも、コメントをした前田さんも、何だかイヤ〜な感じになってしまって、この場から退散してしまいます。

 

これってSNSだから、その一部始終が見えるのでわかりやすいんですが、リアルでもまったく同じです。「他人に置き換える癖」を付けてしまうと、高め合える仲間が去っていき、他人を責める人が集まってきます。考えただけで恐怖ですよね。

 

あらゆる物事を自分に置き換えて、前田向男さんになりましょうね♪


SNSを新たに活用する人が増えている今だからこそ、その取扱いをもう一度おさらいしましょう。

ぱそこん

例えば、Facebookでメッセージ無しのお友達申請。

 

まったく知らない相手と言葉無しでお友達になれるわけもなく、また、悪意のある「なりすまし」の恐れもある中で、メッセージ無しのお友達申請は、なかなか承認しづらいのではないでしょうか。私もメッセージ無しの場合、承認していません。

困る人レベル2

これって現実の生活で考えてみれば、誰もがわかることなんですよね。

 

初めて会う人に「お友達になろう」と突然伝えても、不審がられるだけですね。少なくとも、はじめましての挨拶や、どこで相手を知って、どうしてお友達になりたいのか、などを伝えなければ、単なる怪しい人になってしまいます。

 

SNSに限った話ではありませんが、相手の顔が見えないからこそ、普段以上の礼儀や気遣いが必要です。

コミュニケーション3

表情や声色が見えない分、相手の受け取り方は様々で、こちらはそんな気はないのに、攻撃的に捉えられてしまうこともあります。「いや、自分は自分だし。そうやって受け取る相手が悪い!」と開き直るのは簡単ですが、私はやっぱりできるだけ相手に不快に取られない気遣いをすることが必要だと思うんです。

 

電車の中で通話するのは法律では禁止されてはいませんが、マナー違反です。同様に、SNSで誰かを傷つけたり、不快に思われる言葉を発信することは、人としての在り方が問われます。

ハートを抱える人

全方向から相手を思いやる、目配り・気配り・心配り、そして想像力を持ってSNSを楽しく使っていけたら幸せですね。恐がる必要性はありません!だって、いつも当たり前にしている気遣いを、SNSでも同じようにするだけだから♪ 結局、向かい合っている相手はパソコンやスマホの画面ではなく、「人」ですからね〜。