北海道倶知安(くっちゃん)町のお菓子のふじいさんから、こんな楽しい新聞が届きました!

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その名も「ふじい新聞」!さすがはふじいさん。本当に細かい部分までよくつくり込まれていて、「絶対楽しみながらつくったな〜」っていうのが伝わってきます。

 

それから、先日松山で開催したチラシセミナーを受講されたスリムインジュエルさんから「手書きチラシが完成したよー」の声が届きました。

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顔が見えるし、不安もしっかり解決していますね!先日のセミナーの内容をしっかり生かしてくれて嬉しい!楽しみながら作成したそうですが、それもよく伝わってきますよね。

 

自分が思っている以上に、相手(お客さん)には気持ちが伝わるもの。

 

業者に丸投げ、楽しんでつくっていない、押し売りする気満々・・こういう行動はすぐに見抜かれてしまいます。でも、ふじいさんやスリムインジュエルさんのような「楽しみながら考えたもの」もお客さんにはバッチリ伝わります!

 

つまらなそうなお店より、楽しそうなお店に行きたいと思うのは当然ですよね!

 

今、そういう行動ができていなくても、苦手意識満載でも大丈夫!「あ、これやってみたい!」「私にもできそう!」「ワクワクしてきた!」そんな「たのしごと」のキッカケは、10月6日に大量にプレゼントします!

tm詳細は上の画像をクリック★

 

いつものセミナーとは違って、この日限定でお伝えしたいことがいっぱいあります☆10月6日まだまだ募集中!ぜひ日本橋でお会いしましょう!

 

この本が、たくさんの方のお役にたてますように・・☆ ポチッと応援よろしくお願いします!

すごはん


単行本『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』の表紙のサンプルが完成!これは、本番前にテスト印刷を行なう「色校正(通称:色校…いろこう)」というもので、商品カタログなど慎重に色味を確認する印刷物に行ないます。

手書きPOPカバー

黄色もとても綺麗に出ていて安心!紙質も担当さんとデザイナーさんにアドバイスいただいて決めたので、どんな風に仕上がるのか楽しみです!

 

普段は印刷物をつくる側だったので、こうやって印刷物の完成を待つドキドキ感を味わうのは新鮮な気分です。普段のお客さんに近い立場で学びや気づきがたくさんありました!

 

出版社さんからご連絡をいただいたのは、2014年の5月末。最初は噂で聞いたことがある出版詐欺かと思って警戒しましたが、歴史ある同文舘出版さんと知り、安心しました(笑)

 

これまでに「現場に近い著者が書く、現場が本当に必要としているPOPの書き方本」がなかったということで、私に興味を持ってくださったそうです。

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それで、担当の戸井田さんが実際の私のPOPセミナーに参加して、「キャッチコピーが簡単に浮かんできた!イラストが本当に描けるようになった!いい感じの文字が書けた!POPが楽しいって思えた!」と感激してくださって、このPOPセミナーがまるごと体験できるような本をつくることになりました。

 

コンセプトは決まっていたので、目次を考えることからスタートしました。私は気分がノッたところから手を付ける性格なので、順序立てて考えて進めることが苦手!この目次づくりは意外と苦労しました。

 

そして、目次が決まったら、いよいよ執筆スタートです。「はじめに」が最初のページですが、ここはいちばん最後に書きました。「はじめに」は、この本全体の紹介をするので、最後に書いた方が内容にズレがないからです。

 

1章から順に書いていくのですが、ブログはスラスラ書けるのに、単行本の執筆となると緊張して手が止まる毎日でした(汗)それでも、一度書き始めると楽しくなって何ページも書けるように。

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ところが、ありがたいことにすごはんのお仕事がとっても順調で、クライアントさんからご依頼いただいているお仕事が多く、執筆は後まわしの日々が続きます。常に「あ〜、今日も執筆できなかった」っていう罪悪感があって、これが精神的にけっこうキツかった!

 

だから、原稿のほとんどは、クライアントさんのお仕事が落ち着く、お正月やゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークなどの連休中に集中して執筆。大変ながらもけっこう伸び伸び楽しんで書けました♪

 

途中、他の出版社さんから執筆依頼をいただいたり、様々な著者の方とお話したりする中で、出版社さんによって様々なタイプやスタイルがあることを知りました。

 

同文舘さんはめちゃくちゃ時間をかけて、しっかりといいもの、永く残る一冊をつくるという出版社さんであることを気付かされ、改めてここで出版させていただけることを幸せだな〜と実感。ますます気合いが入りました。

 

そうして今から約3週間前に初校(最初の原稿見本)があがってきたので、出張で滞在していた東広島のビジネスホテルに郵送してもらい、初めて「本の素」と対面しました。この時の感動は忘れられません。

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普段は一冊の本を読むのに何週間もかかる私ですが、自分の原稿を何度も何度も読み返して、校正紙(本の素)が真っ赤になるくらい赤字(修正チェック)を入れました。

 

少しでも伝わりやすいように、楽しんでいただけるように、オリジナルのイラストもたくさん描いたり、一つの言葉をじっくり選んだり、ずーーーっとパソコンと校正紙に向かい合う日々でした。

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表紙もたくさん話し合いを重ねまくって、最終的に大満足の素敵なものができました!しかし、その裏には、「こうしたい」という私の想いと、出版のセオリーとの間で、戸井田さんはひたすら真剣に考えてくれて、不安を抱える私の気持ちに寄り添って、アドバイスやフォローをしてくれました(涙)

 

そして、本の素はいよいよ印刷部門にバトンタッチ。あとは素敵に仕上がるのを待つだけです!

 

右も左も上も下もわからない初心者の私を助けてくれ、ここまで背中を押し続けてくれた戸井田さんには「ありがとうございます!」の言葉だけでは伝えきれない、こみ上げるものがあります。

 

これからこの本がたくさんの方に読んでいただけ、「この本に出会えてよかった!」の声をいただけたら、もうめちゃくちゃ嬉しいし、戸井田さんへの最高の恩返しになるだろうな。

 

そんなことを思いながら、これまでの経験や思いを忘れないように、今日のブログに綴らせていただきました。

 

この本が、たくさんの方のお役にたてますように・・☆


おかげさまで、『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』がAmazonのマーケティング・セールス部門で1位、「ビジネス・経済」という大きなカテゴリでは、なんと最大19位になりました!表紙も見えないのに、たくさんご予約いただきまして、ありがとうございます!

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さて、先日自宅で執筆中、ふとした瞬間に付けっぱなしのテレビから気になる言葉が飛んできました。「日曜美術館」の片岡球子さんの特集でした。

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片岡さんのお名前と「ヘタという個性」という言葉を慌ててメモしました。

 

POPセミナーをしていると、時々「私は文字がヘタだから…」と自信を持てず、なかなか書き出せない方がいます。そんな方には、「上手だったらパソコンでつくったPOPと同じ、上手じゃないから手書きの価値があるんですよ」と伝えます。

 

まさに手書き販促は、「ヘタ(完璧ではない)という個性」が重要なんです。

 

「私の文字やイラストはヘタ」で止まってしまったら、自分で自分の価値をゼロにしてしまいます。それを「個性」と捉えれた瞬間に、価値が生まれて楽しくなりますね。

 

京都や愛媛で開催したセミナーに参加してくださった岸本さんは、もともとイラストが苦手だったそうです。でも、「苦手」って実は自分が思っているだけで、まわりから見れば案外「え?すごい!」と感じるものなんです。

 

だって、岸本さんの手書きお手紙はこんなに素晴らしいんです!  ⇒ 「花みずきだより」を見る

 

「私はヘタだ」という気持ちは内向き、つまり、自分にしか気が向いていませんが、個性と認めた瞬間に、誰かを喜ばせたい!という外向きの気持ちに変わっていきます。

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岸本さんは、イラストに個性を見出して、今ではこんなに楽しいお手紙で私に元気を届けてくれるんです。そして、彼女に共感する人が増えて、なんと絵封筒講座を開催する機会にも恵まれました!

 

個性と認められたところから、自分の価値は磨かれていきます!自分が考える自分のネガティブな部分の見方を変えてみませんか。