ターゲットを絞りすぎてしまうと、当てはまる人が少なくなってしまうから不安。そんなことを考えていませんか?

上のPOPのように、「小学5・6年生のパパ・ママ必見!!」とターゲットを絞って呼びかけることで、当然当てはまる人は「え、何だろう?」と気になって、その先を読みたくなりそうですよね。

 

おもしろいことに、ターゲットど真ん中当てはまらなくても、近いところにいる「4年生のパパ・ママ」も思わず気になってしまうことが多いんです。

 

これをうまく突いている本のタイトル、実はよく目にします!

  

このように「29歳からの〜」とか「36歳から〜」と言われたとき、自分の年齢が近ければついつい気になってしまうんですよね。

 

実際、私は村尾隆介さん著『あたりまえだけどなかなかできない29歳からのルール』という本を書店で見かけて、28歳の時に購入しました。

 

これまたおもしろいんですが、「29歳」と書かれた本を28歳で読んでいることに「優越感」のようなものを感じるんですよね(笑) これ、共感してくれる人いるかな?

 

こうした人の心を上手にくすぐれるのも、ピンポイントで絞っているからこそ。

それから、もう一つ注目して欲しいのが、上で紹介した3冊の書籍の年齢部分を取り除いたタイトルに変えてみると、響く度がものすごく下がってしまうと思いませんか?

 

このほかにも、調べてみたらたくさん出てきます!なるほど、気になっちゃいますね。「10歳の君に贈る〜」なんかは、10歳の誕生日プレゼントとしても需要ありそう。

「ターゲットを絞ったら、当てはまる人が少なくなりそうで不安だから、絞りすぎずザックリでいいや♪」では、誰にも響かない販促になってしまうかも。

 

絞られれば、絞られるほど、気になる。ぜひ、絞る勇気を!