茶小泉さんのブログを見て、アイビスペイントでPOPづくりに奮闘されている様子が伝わってきました。

すごはんさんPOPを見習ってアイビスペイントで初POP

 

センスは生まれ持ったものではなく経験値!ということで、今回は、アイビスペイントで書くPOPをいい感じに見せるためのコツを紹介します!もちろん紙に書くPOPにもバッチリ使えるワザですよー!

 

さっそく、こちらのPOPを少しずつ変化させていきましょう!

まずはキャッチコピーにメリハリを。大きくする文字と小さくする文字をわけることで、パッと見でキーワードが目に入ってきて内容を素早く把握することができます。

次に、まっすぐだった写真を、すこし斜めにしてみました。こうするだけで、全体的に動きが出て楽しいイメージになりますね。

続いて、ふきだしや縦書きが混在してゴチャゴチャ感が出てしまっていたので、それをシンプルにして読みやすくしました。

後ほどでふきだしを入れたバージョンも紹介しますが、白いスペースに白いふきだしが収まってしまうと、ふきだしの良さが生かせずに、ちょっと微妙な感じが出てしまうんです。

 

商品名の位置や文字の太さを全体バランス見ながら整えました。それから、背景は粗め(大きめ)よりも、細かめにした方がいい感じになる場合が多いので調整。

青い斜線の背景の上に白い四角を入れていたのですが、これを半透明にするといい感じになりますね。(…説明が難しいので、上下の画像で見比べてみてください)

最後にキャッチコピーの下のラインを入れたら完成です!アンダーラインは文字などに使用したペンとは別素材のものを入れるといい感じに。「ガッシュ(混色)」もしくは「マーカー」がおすすめ。

さきほどお伝えした「ふきだし」ですが、このように、白の中に入れるのではなく、ちょっと飛び出して他の色にかかっていた方がいい感じに見えます。(説明下手くそですが伝わりましたか…!?)

というわけで、ちょっとした小ワザの集合体でいい感じに見せることができるんです!小ワザも使ってこそ覚えるもの!チャレンジしてみてくださーい!

 

基本の使い方はこちら!

【超初心者向け】iPadで手書きPOPを書いてみよう!(1)写真の入れ方&背景の消し方

【保存版!!】アイビスペイントで覚えておくと便利な機能「自動選択」を使ってみよう!

【ibis paint】既存のデザインをアイビスペイントでお手軽編集してみよう!


2姪っ子のリクエストで『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を描いてみました。なんかバランスが悪いのはスルーしてください!笑

アニメを観ているだけでは「どんな服着ていたっけ?」「あれ?髪型どんなだっけ?」など全然思い出せなかったのですが、実物を見ながら描いてみると、細かなところなどもよくわかります。

 

で、一度描くことができたら、次からは何も見なくてもこんな感じで再現可能に!

よくPOPセミナー後に参加者さんたちから出るのが、「一度書いてみたら、もっとこうすれば良かったってわかったよ!」という言葉。無の状態よりも、一度でいいからやってみると、覚えるし気付きも見つかるんですよね!

 

だから、上手な人は元々得意ではなかったけど、チャレンジした回数が多い人だったりします。「苦手」「できない」と諦める前に、一度やってみることが大事ですね!きっとそれが大きな一歩になるはずだから!


インターズーさんが毎月発行している、動物看護専門誌「as」に連載が載っています。

今回のテーマは、現場のみなさまからのリクエストにお応えして、「予算1,000円以内!100円均一で揃う!楽しいPOPづくりにチャレンジ!」というテーマ。ダイソーさんでのアイテム選びからPOPづくりまで詳しく紹介しています!

 

購入したものの中から一つ紹介すると・・・コチラです!

このナイスな磁石をおもちゃのコーナーで発見した瞬間に、書きたいPOPのイメージがブワーーッと広がりました!読者のみなさんに楽しく読んで実践していただけたら嬉しいです!

 

「連載を一年お願いします!」と言っていただき、「隔月全6回連載でどうですかねー」とビビリなスタートでしたが、今回で無事最終回となりました。「動物病院」という絞った業界でのPOP提案は、かなりおもしろかったです!

 

これまでご愛読いただいたみなさん、制作に関わってくださったみなさん、本当にありがとうございましたーー!