2025年の100の目標の一つに「ちょびが安心して眠れるようにする」というものがあります。
ちょびは元々ボス猫で縄張りで生活している7匹の野良猫たちの治安を守っていました。
印象深かったのが、夕暮れ時にちょびに会いに行った時、聞いたことのない甲高い獣の声がしたんです。
ちょびの方を見上げると、ちょびの倍以上ある大きなキツネがちょびと向かい合っていました。ちょびは怯むことなく勇敢に立ち向かい、見事キツネを追い払いました。
その後、ちょびたちと一緒にいる時にまたあの甲高い声が聞こえ、見上げると例のキツネがこちらを向いていました。
てつや他の猫たちはいつでも逃げられる体勢で警戒していたのですが、ちょびは「アオーーン!」と威嚇の声を出しながらキツネの方に向かって歩いて行きました。怪我をしたら大変!と急いで駆け上がり、キツネを追いかけ遠くに逃しました。
別の日には、おっちょこちょいなてつが縄張りの外で、見るからに強そうな猫に絡まれて凍りついていたときも、ちょびが果敢に割って入り、ケンカを止めてその場を治めたこともありました。
↑うっかり縄張りに入り威嚇されるてつ(右)
↑今にも襲いかかりそうな猫に
アオーン!と止めに入るちょび(手前)
このように、体を張って守ってくれるボス猫ちょびのおかげで他の猫たちは熟睡していたけど、ちょびの眠りはいつも浅く、常に目が疲れていました。2年間路上のちょびと一緒に過ごしてきて、深く眠っているところをほとんど見たことがありません。
だから、ちょびとてつと一緒に暮らす上で、ちょびが安心して熟睡できることは、私の目標というか絶対の使命だったんです!
現在、ちょびは昼間には私のベッドで羽毛布団の中にもぐって眠っています。時々イビキが聴こえてくると、嬉しくなります。
まだまだちょっとした物音で目を覚ましてしまうちょびですが、心から安心してぐっすり熟睡できるようになるといいなぁ。
いつでもどこでもすぐに熟睡するてつの太々しさを分けてあげて欲しい!
てつは野良時代も平気で膝の上で熟睡してたもんなぁ…笑
ちょびの寝顔が尊くて愛おしすぎる!もうみんなのために体も気も張らなくていいから、自分のためにもっとわがままに生きてね。