以前、宿泊先のスタッフさんに夕食の時間を訊かれたときのこと。

 

「お夕食は、私が帰る時間なので〇〇時まででお願いします」スタッフさんの伝え方は、わかりやすいんですが、少しもったいなく感じました。

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自分の都合を伝えるより、「美味しいうちに召し上がっていただきたいので、〇〇時まででお願いします」の方が、価値がアップしそうですよね。

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先日、ちょっと奮発したシートで乗った飛行機のドリンクサービスでの話。

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「特別なトマトジュースもございます」というひと言に惹かれていただいたら、CAさんが「こちらは希少なインカレッドという品種を使っているんです」と教えてくれました。美味しいトマトジュースの価値がさらにアップ!伝え方で随分変わりますよね。

 

「すみません」を「ありがとうございます」に変えるなど、日常のちょっとした伝え方、当たり前の伝え方に意識を傾けることで、気付きがたくさんありますよ〜。価値が高まる伝え方を心がけていきましょうね!

 


不便な場所にあって、特別な設備もなく、限られたサービスしか提供できないホテル。設備やサービスが充実した、駅直結のホテルと比べたら、マイナス要素ばかりで、値下げでもしなければ、同じ土俵で勝負できないような気がしてしまいますね。

まいったなぁ

そんな時は、その土俵を降りましょう。同じ土俵に立つから、自分が劣っているように思えてしまうかもしれませんが、「究極の睡りを追求したホテル」とか、「何もしない贅沢を心から味わうホテル」など、独自の土俵を築くことで、マイナスだと思い込んでいたものが、プラスに変わるんです。

ご存知ですかまっすー

設備や立地だけでなく、自分の短所や苦手だと思えることだって、「要素」として捉えれば、別の土俵に上がることができます。

 

不器用だけど、POP担当を任されてしまったのなら、逆に、「妙に味のある絶妙なPOP」を売りにしたらいいですね。マイナスにするか、プラスに変えるか、捉え方ひとつ!

ひらめく のコピー

自分に自信を持って、自分のことをもっと好きになれるように、今居る土俵を降りて、新たな土俵を築きましょう♪

 


4日後の11月1日は、商業界12月号の発売日です。お馴染みの連載とは別に、POPがテーマの特集記事を執筆させていただいたのですが、早く読者さんに届けたいページになりました!

考えごと、想像

先日、嬉しいことがあって、倶知安セミナーの際に、参加者さんが、私が過去に商業界で執筆させていただいた連載や特集記事を、すべてコピーして綴じたものを持ってきて、見せてくれたんです!

 

単行本と違って、雑誌は定期的に発行され、更新されていくものなので、何度も見返したりするものではないと思っていたけど、こんな風に大切に活用してもらえていることに、心が熱くなりました。

パソコン

日々書いているブログもそうなんですが、すぐにリアクションが無いからといって、誰も見てくれていないわけではないんですよね。

 

相手のことを考えて発信し続けているなら、自分の知らない所でちゃんと誰かに伝わって、その人はずっと見ていてくれています。それで、タイミングが合った時に目に見えるかたちでご縁が繋がるものだ、と私は実際の経験からそう考えています。

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そんなこんなで、早くも商業界2017年1月号の締切が迫ってきました。倶知安に全力投球したので、今はまだ頭の中は空っぽですが、喜んでいただける記事が書けるように、頑張りま〜す!