いい商品をつくっている人ほど、いい商品を売っている人ほど、素晴らしいサービスを提供している人ほど、発信が苦手っていう人が多いんです!

2、3分の間、商品へのこだわりを伺っているだけでも、「え〜、すごい!私、買いたいんですけど〜!」って言ってしまうほど。

 

そんな素晴らしい魅力があるのに、「こういうの苦手だからねぇ、どうやってお客さんに伝えればいいのかわからない」といって、まったく発信していないパターンがとっても多い。

 

これって、よくある固定観念だと思うんですが、「きちんとした言葉で伝えなければならない」「文章をスッキリと整理して、わかりやすい言葉で伝えなければならない」なんて思っている人が多いんですよね。

 

そんなことありません!

 

下手っぴな言葉でもいいし、上手にまとめられずに長くなってしまってもいい。この文章一つで伝え切ろうとしなくても大丈夫!

 

「何度でも、伝わるまで繰り返し伝え続ければいいんだ」って考えれば、だいぶ気持ちもラクに発信できるようになりますよ。

そんな私もブログで想いを伝え続けています。一つの記事ではとても伝えきれないから、何度も何度も書いています。これが、大事な部分を共有できる仲間と出逢えている秘訣です。

 

言葉選びですが、いかにも広告のように言葉を飾ってしまうより、不器用でも素直で普通の言葉の方が好感が持てるし、応援したくなります。

 

ブログでもいいし、ニューズレターやPOPもいいですね。知ってもらえなければ意味がないから、商品へのこだわりと同じくらい、これからは発信にも力を入れていきましょう!


手書きPOPづくりにおすすめなのが、三菱鉛筆のプロッキー。プロッキー黒(太・細)、赤(太)の3本あればPOPは十分書けちゃいます。

でも、プロッキー(太)など、先っちょが四角いペンを使うと文字がこうなる人が多いんですよね。

字が潰れて読めないパターン。。

 

どうしてこうなってしまうかというと、この部分を使って書いているから。だから、横は細い線に、縦は太い線になってしまい、文字が潰れてしまうんです。しかも、かなり書きづらい!

そこで、ペン先の使う場所を変えましょう。使うのは、こちらです!

そうすると、縦も横もだいたい同じ太さになるので、文字が潰れないし、文字がかなり書きやすくなります。

これは頭で理解するよりも、実際にやってみるのが一番わかりやすいので、ぜひ試してみてくださいね。

 

それから、ザ・POP文字って感じの丸い独特の書き方の文字を書かなきゃいけないと思っている方も多いんですが、ザ・ POP文字を書くと、いかにも「販促物」という感じがして、宣伝ぽいのでおすすめしません。

 

自分の文字で書くから、口コミ感のあるPOPができるんです。

自分がその商品が好きな理由を、自分の言葉で、自分の文字で伝えるからこそ、伝わるんです。POP職人になる必要はないので、あくまでお客さんと同じ立場で商品の魅力を伝えましょうね〜♪ 自分らしさを大事にしましょ!


青空が気持ちいい八ヶ岳へ!昨年に続き、北杜市のPOP講座に呼んでいただきました♪

北杜市って、とっても気持ちいのいいところだけど、ここで暮らす人やお店も本当に素敵で、みんな心に余裕があって穏やかで、心地いい方ばかりなんです。日本トップの移住率っていうのも頷けます。

 

さて、セミナーでは、生産者のお父さんや、飲食店の方、ハンドメイド作家さんなど、いろんな年代のいろんな業種の方が来てくれました!

 

中でも、手作りのふきんを持って参加してくれたお母さんが、印象的でした。96歳のおばあちゃんが縫ってくれたふきんを販売しているそうで、そのPOPをつくることにしました。

すてき!!あったかいPOPですね!とっても可愛らしくて、おばあちゃんの愛情が伝わってきます。

縫い目は、おばあちゃんの遊び心で、まるくなったり、さんかくになったり。なんてかわいいおばあちゃん!売り場があったかくなりますね♪

 

こちらのPOPを書いてくれたお父さんは、昨年のPOP講座に参加してくださって以来、お店でPOPをつくり続けてくれているんです!だから誰よりも早く、工夫いっぱいのPOPを仕上げてくれました!

nicomi831(にこみやさい)というお店のご夫婦も参加してくれました。なんと、自分たちで栽培したこだわり野菜をつかったお料理をお店で出しているんです!絶対食べに行く〜!!

生産者さんのPOP。栄養たっぷりのビーツなど、気になる野菜の美味しい食べ方を提案してくれるPOPはとても親切ですね!

本当に、知れば知るほど魅力的なお店、人、商品があるなぁ。POPづくりの最中にみなさんのエピソードを伺ったり、完成したPOP一枚一枚をじっくりと読ませていただき、より一層興味が湧いてきました!

みなさん伝え上手なのはもちろんですが、苦手なことを恥ずかしがったり躊躇せずに、性別年齢関係なくチャレンジすることを楽しんでいるのが印象深かったです。

 

さぁ、次回北杜市のセミナーはブラックボードです!北杜市のみなさんにお会いできるのを、楽しみにしていま〜す!