「この商品を使うと、悩みが解決しちゃうかも!」そんなPOPを書く場合、表情が豊かすぎるイラストが入っていたら、一気に伝わりやすくなりますね!

今回は、「笑顔」にチャレンジしてみましょう!一言で笑顔といっても、いろ〜んな種類があります。

苦手なピーマンが全部食べられるようになった「笑顔」に、

ピーマンの顔がお気に入り!

 

あまりに美味しすぎて、女将さんの分までおやつを食べちゃった源泉舘の社長の笑顔(笑)

もう、手放せない〜!っていう笑顔もあります。

それぞれ、眉毛はどうなっているかな?目は?口は?など、パーツを研究してみると、簡単に真似できますよ♪

 

「ちびまる子ちゃん」や「ドラえもん」など、わかりやすいシンプルなイラストの漫画はかなり参考になるので、表情研究してみてくださいね〜!

それから、コピックは色薄めがおすすめでーーす!

 

あ、昨日は山梨県のラジオでPOPや伝え方についてお話ししましたよ。

U-STREAMではスタジオの様子が遠目で映るのかと思ったら、ひたすら私のアップ映像だったらしく、終了後にみんなからメッセージをいただいて冷や汗が出ました(笑)

ラジオパーソナリティの梶原しげるさんは素人相手にお話しの引き出し方が上手だし渋いしで素敵だし、アシスタントの塩澤さんは盛り上げ上手だし美人だし、プロの世界を覗けて楽しかったです〜。

 

ラジオを聴いてくださった方、U-STREAMを観てくださった方、ありがとうございまーーす♪


今日のブログは “けっこう大事” なことを書きます。伝え方の上手・下手って生まれ持ったセンスだけではなく、後からいくらでも身につけることができます。

 

やっぱり普段から「意識」することが大事で、プロのコピーライターや私のような言葉を扱う仕事をしている人は、24時間365日、目や耳から入る言葉を敏感にキャッチする人が多いです。

だから、全然関係なさそうな会話をしていても「あ、今の言葉おもしろいね!」「あ、この見せ方うまいな!」と、メモや写真を撮ることが多々あります。

 

例えば私が響いた言葉のひとつ、「とてつもない」という表現方法。これっておもしろい言葉だな、って思いました。

「すごく」「めちゃくちゃ」「超」「やばい」は使われ過ぎているから、「すごく大きい」とか「超大きい」は想定の範囲内って感じだけど、「とてつもない」はあまり使わないし、耳にしない。でも何となくスゴイってわかる。

 

だから「とてつもなく大きい」って言うと、なんだか想像できなくて、興味が湧いてくるんですよね。

 

実際に「この度、とてつもなく美味しいお菓子を入荷しました」ってPOPを書いた、“やばいほど地味”なお菓子が、“とてつもなく売れた”ことがありました。

これはもう一つ「引っかかり」をつくっていて、「この度」という丁寧な伝え方と、「とてつもなく〜」のワンパクさというまったく違う2つの性格が混在しているから、何だかちょっと変で気になるコピーになっているんです。

 

完璧じゃなくて、あえて違和感を残したり、キレイに整え過ぎなかったりすると印象に残るんです。キャッチコピーづくりって、奥が深くておもしろいですよね〜。

天才は天才でいるかもしれません。でも、スタート地点は一緒なのに、「わぁ!才能あるね!・・・私は無理だぁ」というひと言で片付けてしまう人と、「これ、うまいなぁ〜」と唸りたくなるキャッチコピーをつくれるようになる人の差は、その後の「意識の数」です。

 

「こんなの、やっぱりセンスだよ〜!あの人だからできるんだよ!」っていうのは、創意工夫や努力・改善を諦める悪魔の呪文。使わないようにしましょう。

「チラシつくるぞ!POP書くぞ!」のタイミングで考えるんじゃなくて、普段の会話やラジオから聴こえる言葉を聞き流さずに拾い上げて、自分の引き出しを豊かにしていきましょうね♪


昨年から販促のサポートをさせていただいている、大阪の西川リビングさんに「リケア」という商品があります。リケアのPOPを書くために、私も出張生活が一段落してから、毎晩これで寝ているんですが、めちゃめちゃ調子がいい!

個人的な感想ですが、普段はこの時期だとベッドに入ると冷やっとして憂鬱だったが、今ではポカポカ優しい温度で私を迎え入れてくれるから幸せな気分で眠りに就けるし、短時間睡眠でも自分でビックリするくらい朝パッと目が覚めるし、疲れが取れるし、眠りで人生変わるってことを実感しています!!

 

さて、この商品の良さは十分わかりました。さぁ問題は、この良さをお客さんにどう伝えるか?ということです。

お店がよくやりがちなのが、「おすすめ品」「売れてます」という“お店目線”な伝え方。当然お客さんには響きづらいです。

 

次に、「ご満足いただいています」っていう伝え方。深く考えずに気軽に買える安い商品にはいいかもしれませんが、15万円を超えるこの商品は、相当の理由がなければ買えません。

 

私が伝えたいと思ったのは、私自身のこんな行動です。

 

リケアを使い始めて、すぐに「あ、これ親にプレゼントしたいなぁ」って思ったんです。それで、実際に親孝行貯金を始めました(笑)

で、確認してみたらやっぱり、購入してから家族に同じものを再購入するお客さん多いらしい!値段が値段なのに。それって最高の「満足の証」ですよね。まさに伝えるべきはコレでしょう!

 

ということで、POPづくりスタート!寝具売場に設置するため大きめなPOPになるので、まだ作成途中。今日中に仕上げるぞーー!

販促物でどう伝えようか迷ったときは、お客さんがその商品を使ってどう感じて、次にどんな行動をするのかイメージしたり、お客さん本人に聞いてみましょう!

 

「すごい商品が登場しました!」よりも、「お客さまに「すごい!」って驚かれました!」の方が、お客さん目線だし、「「食べ始めると止まらない」とまとめ買いされるお客さまも多いんです」など具体的な行動を伝えた方が響きますね。

販促物を考える際には、ぜひ参考にしてくださいね♪