「禁煙」「土足厳禁」「お静かに」など、どうしてもお客さまに協力してもらわなければならないことってありますよね。それをどう伝えるかで、相手の反応は大きく変わるものです。

 

せっかくなら「何だよ」と嫌な顔をされるより、「そうだよね」と笑顔を返してもらえるような伝え方をしませんか。
ある家具屋さんでは、店内のある一部の売場ではスリッパに履き替えなければならなりませんでした。

スリッパビフォー

その売場の入り口に「スリッパに履き替えてください」という簡単なPOPを設置したところ、「面倒臭い」とか「どうして?」と、大ブーイング。中には土足で上がってしまうお客さまも……。

 

そもそも、なぜこの売場が土足厳禁かというと、天然木の床の温もりを、まるで家の中にいるかのような状態で感じて欲しかったから。
でも……「スリッパに履き替えてください」の一言では、その想いは到底伝わりませんよね。
そこで、伝え方を変えてみることに。下のPOPに差し替えたところ……

スリッパアフター

なんと、お客さまは「気持ちいい!」「やっぱり木はいいね」と好評!これまで嫌な顔をされていたものが、伝え方一つで笑顔に変わったんです。面白いですよね。
さて、あなたのお店はいかがですか。「禁煙」「トイレは清潔に」「お静かに」など伝えていませんか?お客さまにとってメリットのある理由を追加して伝えることで、NoからYesの反応に変えましょう!
あの、スターバックスにもヒントはありますよ〜。

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