1時間遅れのフライトで米子へ。自称晴れ女なので、雨予報の2日間でしたが降られることなく過ごせました〜。

さて、POPセミナーですが、50名の方々が集まってくれて、熱気にあふれた会場でした!

「POP初挑戦!イラスト苦手!」という方がほとんどだったのですが、4時間のセミナーを終えてみれば、こんなに素晴らしいPOPが机の上に並んでいました!

参加者さんのご商売も年齢も様々でしたが、それぞれの個性がギュッと詰まっていますね。

 

また、今回は実際の商品を持ってきてくれる参加者さんが多く、「この商品の良さを伝えたい!」という想いの強さも感じました。

初挑戦でこれだけ書けたら十分!主催者さんも「魔法がかかったみたい!」とみなさんのPOPを大絶賛!そうそう、お昼の鳥取産にこだわった焼肉弁当も美味でした〜!

米子のみなさん、ありがとうございました!さぁ、お次は地元山梨県でのセミナーです。頑張るぞー!


前回のブログではお味噌のラベルができるまでの裏側を紹介しましたね♪

ドタバタな裏側公開!お味噌のパッケージができるまで

 

言うまでもなくパッケージって大事で、商品の名前や特長を伝えるだけでなく、商品の持つ世界観を伝えたり、用途をイメージしてもらったり、いろんな役割を持っているです。

ただ、パッケージで伝えられる範囲は限られているから、この「POP」が必要になるんです!!目立つから興味を持ってもらえるきっかけになるし、パッケージで伝えきれない部分まで伝えることができます。

このPOPでは「女将が数年間試行錯誤した結果、ついに完成した手づくり味噌」というポイントをPOPで伝えることにしました。

 

ちなみにこちら、いつも通り用紙はダイソーの色画用紙と白いコピー用紙、文字はプロッキーぺんてる筆<中字>ぺんてるエナージェル0.7mm、色はコピックで塗っています。

 

源泉舘の女将さんが、「他の旅館にも配ろう!」と提案。源泉舘の女将さんが入っていないバージョンで、カラーコピーをしました。これでみんな使えますね♪

商品は置いておくだけでは魅力が伝わらずに選んでもらえません。伝えましょう!


2010年から始めて、毎年源泉舘さんでお味噌を作らせていただいています♪

旅館の究極のイベントってこれだと思う!

 

源泉舘さんでつくるお味噌の特徴は、何と言っても「源泉水」を使うこと!これが一度食べたらわかるんですが、普通のお水とは全然違うんです!!そして、地元産の甘くて味が濃〜い「あけぼの大豆」を使っていることで風味豊かなお味噌ができるんです。

昨年のお味噌も美味しく仕上がりました!

 

今回、下部温泉郷の女将さんたちがこの特別なお水と大豆を使い、究極の下部温泉仕込みのお味噌をつくったので、私は商品の顔であるラベル制作をお手伝いさせていただきました。

 

「年内に欲しい」とのことで、昨年出張先のホテルのメモ帳にラフ。素材へのこだわりを目立たせたかったので、真面目ですっきりシンプルなイメージで。こんな程度のものですが、口で伝えるよりラフがあった方がデザイナーさんとの意思疎通が図れます♪

よく見たら「白抜き」じゃなくて「下抜き」になってるし。。笑

 

2枚目は、左の「幻の曙大豆使用」の別バージョン。「幻」と書くといつも勢い余って余計なものまで書いちゃうんですよねぇぇ・・・笑

これをLINEで送って、ちゃんとしたデザインにしてくれたのは、以前勤めていた印刷会社のアドヴォネクスト。うんうん、イメージ通り!

だいぶいい感じになりました!このデザインを源泉舘の女将さんのLINEに送って、源泉舘の女将さんは下部温泉女将会グループLINEに送り、デザインを絞ってもらい、さらに整えました。時代ですね〜、連絡手段が全部LINE!

校了(デザインOK)直前に、アドヴォネクストの営業で元お笑い芸人の長谷川さんが「増澤さーん、“味噌”ってどこにも入っていないけど大丈夫?」と一言。あ、一番大事なもの忘れてたぁ!笑

 

あとは、食品ラベルなので、冷蔵庫に入ることも想定して水に強い素材のシールに印刷してもらいました。私は印刷会社出身なので、多少知識がありますが、まわりではネット印刷で素材選びを失敗した〜という声が多いです。こういうアドバイスがもらえるのも、気軽に相談できて顔の見える印刷会社にお願いする利点の一つです。

 

こうして無事昨年内に納品できました。そして、女将さんちがパックにお味噌を詰めて、ラベルを貼って、完成〜!

おお、いい感じ!ミネラルウォーターとしても人気が高い、この源泉水で仕込んだお味噌!限定で220パックですが、すごい勢いで売れているそうなので、お求めの方は源泉舘さんや下部温泉の旅館へお早めに行ってみてくださいね〜。

下部温泉女将の皆さま、ありがとうございました〜!