出逢いを変える、印象を変える、仕事に向かう姿勢を変える!そんな本気の名刺づくり講座を諏訪で開催しました。

なんと、7時間みっちりと自分の商売やお客さんに向き合って、考えて考えて考え抜いていただきました!

 

私はすごはんを立ち上げる前、貯金はほぼゼロで、すごはんとしての収入だってどうなるかよくわからない状態でしたが、名刺はしっかりと二つ折りとして原稿を考え、デザイナーさんにつくって、印刷してバンバン配りました。それから、ロゴもつくりました。

幸運にも、元々印刷会社の営業職に就いていたので、こういう販促物やロゴにしっかりお金をかけて、いいものをつくることに対して「投資」と捉えることができていたんです。

 

時々「名刺なんて自家用プリンターでつくればいいんじゃない?」なんて声もありますが、名刺は初対面の相手からの第一印象を左右する重要な販促物だと考えています。

 

だから、名刺の印刷がかすれていたり、名刺の周りがギザギザしていかにもプリンターで出したようなものを受け取ったら、そこまで商売に熱い想いがない人なのかな?なんて印象を持ってしまいます。

 

 

そうそう!それから、名刺に写真が入っていない人は、名刺ホルダーに入った瞬間に忘れられる可能性が高いし、自分の顔を載せられないのは自信のなさにもつながってしまいます。

 

これくらい堂々と写真が入っていた方が、自らの商売に自信と責任を持っているように思えますよね。一度会ったら絶対に忘れないし!

他にも、「最近は名刺なんてほとんど配らないから、必要ないんじゃないか?」という声も聞きます。

 

でも、それは普通の名刺(= 連絡先交換カード)だから配らないだけで、自分の商売の魅力をしっかり伝えられる名刺を使えば、相手に興味を持ってもらえるので、渡さずにはいられなくなり、確実に名刺を使う頻度が増えますよ。

 

お店のコスト削減は必要かもしれませんが、それが「投資削減」になってしまえば、ますます利益は下がり、悪循環になってしまいます。

「たかが名刺」じゃなくて、名刺は初対面の相手に受け取ってもらえる最強の販促物です。あなたの魅力がしっかり伝わる名刺をつくってくださいね♪


年間約100回講習会をしていますが、中でも印象に残っているのが、帯広の雇用促進のために開催した、ディスプレイ講座。後にも先にも、あの日だけしか開催していない講座です。

 

ディスプレイって「並べ方」を想像しますよね。でも、どんなに綺麗に並べても商品の魅力がわからなかったら、選んでもらえません。

 

私にご依頼いただいたからには、ただ綺麗に並べる方法を伝えてもしょうがない。ということで、こんな無茶振り講座を行なったのです。

この、商品の魅力が全く伝わらない売り場を、思わず立ち止まって商品を手にとってしまう、商品が欲しくなる売り場に変身させて!

商品といっても、開発途中のサンプル品や手元にあった文具など。これを、各グループにランダムに振り分けて、4人の仲間で協力して魅力伝わる売り方にしてもらうことにしました。

たまたま同じテーブルに居合わせたメンバーが、初めて見る商品の良さを調べ、どう表現するか考えて、考えて、考えて。

 

結果、企画した私の想像を遥かに超える、素晴らしいディスプレイが完成したんです!

POPの書き方を詳しく紹介したわけではないし、道具だって限られたものしかありませんでした。それなのに、知恵と行動力で、こんな楽しい売り場に大変身!

当時のブログで詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてください!

すごいアイデア連発!値下げせずにちょっとした工夫で、売れる売場に大変身セミナー

 

この講座で一番感動したのは、仲間同士で得意分野を持ち寄って、誰も手を休めることなく協力し合い、一つの目標に向かって成し遂げたこと。みている私も本っっ当〜に楽しい時間でした。

 

過去写真を見返していて、素敵な記憶が蘇りました♪

 


商業界2018年6月号が、ちょっと早めに届きました。表紙には、「やまとマン」が笑顔で立っています。

やまとマンは、私の書籍やPOPセミナーでも事例として登場していただいている「スーパーやまと」の社長、小林さんです。

悔しいことに、スーパーやまとは、昨年12月に倒産しました。商業界の特集では、「その日」のやまとの状況や、現在のやまとマンの想いを伝えていて、記事を読んで胸が熱くなりました。

 

昨年末、残念なニュースを知ったとき、小林社長から、「まっすーごめんね。本の中で紹介してくれているのに」とメールをいただきました。

 

スーパーやまとさんは、私の独立前の会社印時代からお世話になっていて、独立後も数年間お店の販促のお手伝いをさせていただいてきました。

 

その後も、時々小林社長とはご一緒させていただく機会があり、お世話になっていました。3.11のあの瞬間も、小林社長と打ち合わせの最中だったこともあり、何かで繋がった特別な存在だと、常々感じていました。

 

初めてやまとさんの販促のお手伝いをさせていただくことになったのは、24、25歳の頃でした。お客さんが楽しくお買い物できる売り場にするために、各店に手書きPOPを書いてもらうことに。

 

毎月、県内にある十数店舗をまわって、スタッフのみなさんと会話をして、素敵な取り組みや課題を見つけてレポートにまとめ、勉強会の内容を考えて、勉強会に集まってくれたスタッフさんたちに伝えていました。

 

店長たちは、この道何十年の大ベテラン。ある日いきなりやって来た、最近社会人になったような若造の、しかも年齢以下に見られることの多かった私の言うことなんて聞いてもらえるわけがありません。

 

少しでも言葉に説得力が増すように、やまとに行く時は、視力2.0でしたが、伊達眼鏡をかけてスーツを着て、「老けづくり」をして行くようにしていました。

 

最初の頃は、店長に「こっちは夜まで忙しいんだよ!」と言われ、相手にしてもらえなかったので、その日の閉店後、夜中にPOPを手伝いに行きました。

 

驚いた店長に、仕事は終わったのか?と聞かれたので、この時の私は朝から夜中の1時、2時頃まで残業していたから、そんな話をすると、逆に同情してくれて、POPを書いてくれるようになりました。笑

 

こうして、やまとで過ごした年月の中には、たくさんの忘れられない思い出があります。

 

あまり感情を表に出さなかった店長が、めちゃくちゃ可愛らしいイラストがかけるようになって、子どものように笑ってくれたこと。

 

最初は乗り気ではなかった店長がPOPを書いてみたら、プリンの売り上げがものすごくアップして嬉しそうに教えてくれたこと。

 

ずっとパソコンでPOPを作っていたスタッフさんが、手書きにチャレンジしてみたら、どんどん売れ行きがよくなって、いつの間にかすごい売り場に変身させてしまう、POPのスペシャリストになったこと。

 

普段は控えめな女の子が、月一の販促セミナーに毎回楽しそうに参加してくれるようになり、売り場では元気いっぱいのPOPで売り場を盛り上げてくれたこと。

 

(この女の子が、私がたまたま1個だけ試しに買った「くるりら」を、使いやすい!と絶賛してくれたから、POPセミナーのレギュラー文房具に導入することに決めたんです!)

最初は絵も字も下手くそで、何を書いていいのかわからなかった私も、やまとの売り場で、お客さんのリアルな反応を知り、喜んでもらえる伝え方を身につけていけたこと。

 

 

こうして長年積み重ねてきた関係性や、ひとつひとつの事例、お客さんの反応は本物だから。だから小林社長、これからもすごはんのPOPセミナーの大切な事例として、たくさんの方の「たのしごと」に役立てていただけるように、やまとを紹介し続けさせてくださいね。

 

スーパーやまとは街からなくなってしまったけれど、私の魂の中にはいつでも存在しているし、毎日の仕事の中に「やまと」での経験が生きているんです。

 

だから、スーパーやまとは永久に不滅です!!

これからもやまとマンを応援しています!