「POPがうまく書けない・・・」そう悩んでいる方がかなり多いです。

何度も伝えていますが、POPの上手・下手とお客さんに「伝わる・伝わらない」は比例しません。つまり、「上手だから売れる」ではないということです。

 

例えば、ドラッグストアで洗濯用洗剤を選んでいて、コテコテの丸いPOP文字で「ピカピカッ!シャツが輝く白さに!」なんて書いてあっても、「あ、宣伝だ」と感じませんか?

それよりも、ちょっと不器用な文字だけど、「一度使ったらすごくよかったので、我が家では毎回この洗剤です。小学生の息子が服を汚して来ても、イライラしなくなりました (レジ係・佐藤)」と書いてあったらどうでしょう?

 

なんだか良さそうな気がしますよね。私だったら間違いなくそれを買っちゃうなぁ(笑)

上手いか下手かなんて関係ないんです。私だって、ほんの数年前までは自分のPOPは恥ずかしいと思っていました。

 

でも、ちゃんと商品のよさがお客さんに伝わって、売れました。書き方だって、ひとつひとつ改善しながら続けたから、上達したんです。

 

この辺の話は商業界の2016年12月号の特集記事に詳しく書いたんですが、ブログでもちょっぴり紹介しているので、こちらの記事を読んでくださいね。

それから、上手になりすぎるのも駄目。完璧に上手なPOPになったら、宣伝ぽくなっちゃいますからね。まさに今、そこにいるスタッフさんが書いたんだろうな〜ってくらいがいいんです。

 

売場は自己満足の作品発表会の場ではないので、「販促物は、お客さんに伝えるためのもの」だと忘れないことが大事です。いかに上手にPOPを書くかを極める「POP職人」じゃなくて、お客さんの気持ちがわかる人を目指しましょうね。

 

だから、まずは自称下手でも何でもいいから、あなたが書いてみてください。その商品、サービスのよさを知っているあなたの言葉が一番伝わるはずです。

そう思って、POPを書くためのヒントは、このブログにも、POP本にも、セミナーでも、私がPOPを書きながらひとつひとつ見つけたノウハウは全部出しているので、活用してくださいね〜。

 

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すごはん


たのしごたーず(「たのしごと」をする仲間たちのこと)の曽我ちゃんが、とってもおもしろいお店のチラシを紹介してくれました!

どどーーーん!年賀状風チラシ!かわいい♡

 

曽我ちゃんはとってもかわいい妖精のような女の子ですが、千葉県のベーカリーハイジっていうパン屋さんの販促をほぼ1人で担当しているんです!詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでくださいね。

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曽我ちゃんは、「お客さんにワクワクしながらパンを選んで欲しい!パンのある生活を楽しんでもらいたい!」という想いで、チラシやPOPなどの販促物を試行錯誤しながら手づくりしています。

 

今回そんな曽我ちゃんの想いが、よーーーく伝わってくる部分が、こちら!

郵便番号にご注目!「307ー2525」は「みんなにこにこ」だし、「812・2017」は、「ハイジ2017年Start★」を意味しているんです!

 

こういう隠し遊び心って大好き!だって、つくり手のワクワク感が伝わってくるから。

 

実は私も温泉旅館の源泉舘さんのパンフレットに、こんな隠しメッセージを仕込みました。

「0011263755」どんなメッセージが隠れているか、わかりますでしょうか?

答えは、「おお、いい風呂!皆GO・GO!」です♪ ぜひ、細部の遊び心を大切にしてくださいね!

 

それにしても、曽我ちゃんの成長が眩しすぎて、またハイジに行きたくなってきた〜。

ハイジは「手づくり販促物で、こんなにもお店をワクワク空間に変えられるんだ!」っていうことが実際に見て学べるお店です。千葉県内の方はもちろん、県外の方でも勉強になるので、ぜひ時間をつくって行ってみてくださいね!

そしてパンもめっちゃ美味しいので必食です!特にカフェオレ味のあんぱんは、衝撃的に美味しすぎて一度食べたら忘れられない味!・・・また食べたくなってきたぁぁ。

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これからも曽我ちゃんの「たのしごと」から目が離せません〜!


今年は愛情を込めて年賀状の表裏すべて手書きにしました!かなり腕と腰にきたけど、手書きはいいなぁ〜。

相手のことを想う時間ってやっぱり楽しい!

 

さてさて、ここらでみなさんの元に届いた年賀状の束をじっくり見てみましょう!ここに販促のヒントが隠されています。

 

嬉しいもの、印象に残るもの、相手の顔が浮かぶもの、会いたい!と思えるもの、それから・・正直あまり嬉しくないもの。いろんなものがありますね。

 

それぞれ、どうして嬉しいのか?どういう部分が印象的なのか?なぜ嬉しくないのか?自分が感じたことを分析してみましょう。

例えば、間違った名前で印刷されたタックシールが貼ってある全面印刷の年賀状は、さすがにちょっと悲しいですね(笑)あ、これ本人じゃなくて、機械から届いたんだなぁ、って感じがします。

 

あとは、商売の宣伝がメインで個人的なコメントなどは一切なしだと「おわっ!」となりますね(笑)

なかなか会えない人の近況が書かれていると嬉しいし、めちゃくちゃ忙しいであろう人がひと言でも私に宛てたメッセージを書いてくれていると感激します。

 

まるでお手紙のように、昨年のエピソードや今後の話をたっぷり書いてくれているものは、じっくり読みながら相手のことを考えて温かい気持ちになります。

そんな「嬉しい・嬉しくない」は、年賀状だけじゃなくて、ニューズレターやDMなど様々な販促物にも共通して言えることなんです。自分がされて嬉しかったことは、今度は大切なお客さんにしましょうね。

 

年賀状はとってもためになる、販促の教科書なんです!