年2回お手伝いさせていただいている、おふとん屋さんのDMが完成に近付いてきました。

企画から原稿作成、写真撮影、制作、印刷と、かなりのボリュームで、毎年末これが仕上がらないと新年が迎えられないのです(笑)

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前々回のDMがこんな感じ。お客さんから大ウケで、売上げもアップしました!

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私がお手伝いさせていただく前は、家電量販店とかスーパーのチラシのように、商品と金額が大量に載っているDMでした。一点でも多く掲載すれば、一人でも多くのお客さんの目に止まって、購入してもらえると考えていたからです。

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クライアントさん的にも、最初にいきなり形を180°変えることには抵抗があったので、徐々に掲載商品数を絞ったり、伝え方を変えたりしながら、集客や売上げの変化を感じていただき、少しずつ進化して今の形に辿り着きました。

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今では8ページのおたよりDMの中に登場する商品は0個。

 

なぜ、商品が一つも載っていない販促物を、結構な時間とお金をかけてつくっているのかと言うと、それはこのお店が、単に寝具を売っているのではなく、「睡眠環境を整えることで、健康的で幸せな暮らしができるんだよ」ということを伝えているお店だからです。

今日の授業

「儲けのために何でもかんでも売る」のではなく、実際に自分たちが使っているくらい良いものしか扱っていないから、お馴染みさんたちは「高いけどいい商品だよね」と言って、お店を信頼しています。

 

だから、「あの商品、この商品」という押し売りDMやチラシではなく、健康や寝具に関する役立つ情報だけを掲載しているんです。そうすると、これらに悩みを抱えたお客さんが「相談」に来店して、それをキッカケに購買に繋がります。

 

現在、「単なるふとん屋さん」ではなく「相談できるプロ」になっていくための販促物に成長している最中!さぁ、今回のDMでどんな反応や結果が得られるのか、楽しみです!

 

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世界遺産知床で、鮭のちゃんちゃん焼きがたっぷり詰まった「チェプ饅」を販売している、マルミヤ大宮商店さん。

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「販売目標5,000個」を掲げて、毎日お店のFacebookページでチェプ饅の販売報告をしていました。

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最初はこんな感じで紹介していたんですが、家族がかわいいボードを作ってくれたそうです。

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そしてグングン目標に近づいていきます!

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イベント出展時には、1日に504チェプ(←チェプ饅の単位)も売れたそうです。

 

とっても面白いアイデアだと思うのですが、ご主人のチェッピーさんに提案する機会をいただいたので、こんなことをお伝えしました。

 

毎日、販売数がアップされているけど、売れて嬉しいのはお店側。それより、思わず笑顔になるほど美味しいチェプ饅だったので、「10個売れた」ではなく、「10人を笑顔や幸せにできた」という伝え方にした方が、応援したくなるし、Facebookの投稿を見ているお客さんも幸せな気分になるはず。

 

それから、チェッピーさんはとても素敵な人柄だから、毎回ボードだけアップするのではなくて、チェッピーさん自身も登場した方が、見る人みんなが楽しい&嬉しいはず!

 

そうしたら、すぐに実践してくれました!

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うん!絶対こっちの方がいい☆ また可愛いボードをご家族につくってもらってくださいね♪

 

先日、お客さんとして、ある販売店に行きました。そうしたら、壁一面に「◯◯億円売上達成するぞ!」みたいな巨大な紙が貼られていたんです。なんだか、目の前の担当者さんも、私ではなく「お金」の方を向いているようで、すごく居心地が悪かった。

 

商売だから、当然利益は大切。でもそれは内側の話だし、お客さんに喜ばれる商売をすれば利益は後からついてきます。「◯千人のお客さまに、ここを選んで良かったと言っていただく」とか、そういうお客さま視点の目標なら応援したくなるし、スタッフの仕事の捉え方も変わってくるはず。

 

お客さま視点、大切にしましょう。ヒントは、「あなたの商品が売れることで、お客さまはどうなりますか?」ということです。ではでは、ハッピー★チェッピー♪(←チェッピーの合言葉)

 

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基本的にクライアントさんのPOPや販促物を私が直接手書きすることはない(いくら売れても、そのお店にノウハウが蓄積されないから)のですが、例外的に、昔からお世話になっているお店では時々POPのお手伝いをしています。

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その際、営業時間中にお客さんも使うテーブルの上で作業するのですが、お店のお客さんは私のPOPづくりの様子を興味津々に眺めていきます。
 
「へぇ、上手だね〜」

「こういうものがあると買い物が楽しくなるね」

「あ!これあなたが書いていたのね!」

「お母さん、お母さん!お店のブログによく出てる人がいるよ!」
 
なんだか大道芸人や有名人になった気分になります(笑)
「販促物をつくる」なんて、普通なら“裏側”の仕事です。でも、表に出すことで、お客さんも一緒になって楽しんでくれたり、応援してくれるようになるんです。

 

私のFacebookには、日々いろんな方が私をタグ付けして、「こんなPOP書けたよ!」「手書きチラシで嬉しい反応があったよ〜」など投稿してくれています。

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▲ ファッションプラザふじや・けんちゃんの「チラシできたよ」

 

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お顔そり専門店 Crie 須賀川店・くろばさんの「POPできたよ」

 

そうした投稿には、たくさんの「いいね」やコメントが寄せられています。その投稿で来店や購買に繋がったこともよくある話。

 

やっぱり多くの人は、頑張っている人を応援したいし、裏側の仕事まで楽しんでいる人はすごく魅力的☆ 影の努力は隠れてするのではなく、「お店のPOPはこんな風につくっていま〜す」など出していった方が、いいことがいっぱいありますよ。※ただし、前向きな発信に限る!!

 

表も裏も、あなたの「たのしごと」を発信していきましょうね!

 

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