「このチラシをポスティングしてみたよ!改善点はあるかな?」

そんな質問をよくいただくのですが、その際に私が必ず聞くのは「反応率」です。

 

私が「もっと〇〇した方がいい」と思っても、実際の反応がよければそのままの方がいいし、まずはお客さまの反応を知ることが一番大切です。

 

「でも、ポスティングしたものの反応率なんてどう調べればいいの?」と思うかも知れません。

 

そこで、反応率を調べるための「仕掛け」をいくつか紹介しますね!

1.お問い合わせの際に「〇〇のチラシを見た」とお伝えいただくとスムーズです

チラシの最後に「お問い合わせはこちら」で終わるのではなく、チラシを見てくれた人と通常のお問い合わせの区別ができるような合言葉を入れるといいでしょう。

 

2.ご来店の際にこのチラシをお持ちください

この他にも「クーポンを切り取ってお持ちください」なども使えそうですね。

 

3.〇〇に記載の上、お持ちください

お客さまの手間が増えるため、ハードルは上がってしまうのですが、メンテナンスや見積など詳細情報をあらかじめ知れた方がスムーズなものにはおすすめです。

 

4.詳しくはこちらのQRコードを読み取ってご覧ください

アクセス解析をして、ダイレクトにURLからどれだけの人が期間中にページを開いてくれたのかを調べると数字が出ます。

 

このように、チラシや販促物はただ発行するだけでなく、次に活かすためにも、必ず効果測定の仕組みを作っておくといいですよ♪ぜひ取り入れてみてくださいね!」


昨日のブログに続いて、お気に入りの販促物をもう一つ。こちらは、アパレルブランド「ナチュラルビューティーベーシック」のもうだいぶ前のカタログ。

「meet」というのがテーマなんですが、これ、中がものすごいんです!

全ページ横に切れ目が入っていて・・・

ペラペラめくりながらコーディネートができちゃうんです。

左ページは洋服だけ。

右ページにはモデルさん。10ページ分のアイテム(上10着、下10着)があるので、100通りものコーデができるようになっています。

何を合わせてもしっかり良い感じにコーディネートできるのは、このブランドのコンセプトであるベーシックな洋服ならでは!

ついつい、ペラペラといろんな組み合わせを楽しんでしまいます!普通のカタログではできない、「自分でコーディネート体験」ができるのが本当におもしろいアイデア!

販促物は不要な迷惑なものではなく、アイデア次第で楽しんでもらえたり、役立って捨てられないものになったり、さらに誰かを勇気づけたり感動を与えられたりするもの。いいものをつくっていきたいですね。

 

何度もこのブログで書いていることですが、デザインもアイデアも何処かから降って湧いてくるものではなく、引き出しから取り出すもの。知識・経験の蓄積が大事!

 

これからもいろんな販促物に目を光らせて、コレクションしていきまーす♪


以前こんなブログを書いたところ、全国の商工会さんや会議所さんが「うちも悩んでいるよ〜」「痛いところを突かれた〜」と苦笑いしてくれました。笑

POPセミナーをした結果、商工会の「意外な部分」が気になってきた!

 

そんな中で、ある商工会さんから、「パンフレットが入っているラックにPOPをつけたら、パンフレットに欠品が生じるようになったよ!」というご連絡が!おお、これは嬉しい〜!

 

サービスエリアや道の駅、病院に市役所も。パンフレットがいっぱいあり過ぎると、一つ一つを見るのが面倒で、よほど興味があって自分から近づかない限り、素通りしちゃうんですよね〜。

 

そんな時、頼りになるのはやっぱりPOPです。POPは、これまで興味ゼロだった人でも「え?なになに?」と興味を持ってもらえるキッカケづくりが得意なツールです。

私が旅館やホテルに行くたびに思うんですが、パンフレットがとにかく目立たないんですよね〜!

 

おそらく、近隣の飲食店や施設は「このパンフ置かせてくださーい」てな感じでパンフレットだけ持って行く方が多いと思うんですが、一緒にPOPも持って行って設置してもらえば、反応もかなり変わると思います。

 

実際、下部温泉駅前の郵便局に置かせてもらっている、源泉舘さんのパンフレットにはこんなPOPがついています!⇒ パンフレットにもPOPをつけるべし!?

 

下の記事も参考にしてみてくださいね〜!

旅館のパンフレットにPOPを付ければこんなに手に取りやすくなる!