紅葉始まりだった徳島の翌日は、山梨県の下部温泉へ。すっかり秋の色に染まっていました!

 

私はPOPセミナーのときに、よくこんなことをお伝えします。

 

「POPは買って、買ってのツールではなくて、お客さんにいろんな情報を伝える〝親切〟なもの。だから、商品情報だけではなく、お客さんの知りたい情報を伝えよう!」

 

「お客さんからよく質問されることがあれば、一枚のPOPを貼ればお客さんの疑問は売り場で解決するし、同じことを何度も聞かれることがなくるよ!」

 

昨日はまさにそんなPOPを作成しました。

 

源泉舘さんで販売している桃農家の三枝さんの「桃瓶」は毎年大人気!昨日も何十個も売れていました。

とっても美味しい桃瓶ですが、ちょっと困ったことがあります。それは、フタがめちゃくちゃカタイこと!「部屋で食べようと思ったのにフタが開かないよ〜」というお声をよくいただいていました。

 

そこで、こんなPOPを作成!

桃瓶はマイナスドライバーで簡単に開けられます!

 

こうやって書くことで、マイナスドライバーを事前に借りることができますね♪

 

すべてのお客さんが疑問に思ったことを、質問してくれるわけではありません。ほとんどのお客さんは「まあ、いいか……。」で済ませて不満を蓄積していきます。

 

「POPに書くネタがない!」という方は、最近お客さんからどんな質問をされたのか、よーーーく思い出してみましょう!伝えるべき情報はたくさんあるはずです!


源泉舘さんの売店に「原木干し椎茸」が新登場!さっそくPOPを書くことに。

私は「椎茸」のことについて知識ゼロ。なので、いろいろ調べながら、その情報をお客さんに伝えることにしました。

知れば知るほど「原木干し椎茸」が欲しくなってきます。実はこれ、めちゃくちゃ効果的な方法なんですが、「この商品に興味のない私が、どんな情報を知ったらこれを欲しくなるだろう?」と考えながらPOPづくりをしています。

椎茸が全部で3種類あったので、贈答用の形の揃ったものには「イケメン揃い」と名前をつけ、「贈り物にピッタリ」と書きました。

 

砕かれている椎茸には、「バラバラセット」名付け、料理に便利!と伝えました。

 

そして、大小さまざまなサイズが入っているお徳用には、自宅用ならコレ!と書いて、「大小ミックス」と名前をつけてみました。

名前をつけて、意味を持たせてみると、商品の違いがわかりやすくなりますね。

お手洗いや各お部屋の旅館案内の中にも入れて、お客さんに新商品の魅力を知ってもらうための準備はOK!人気商品になりますように☆

 

と思っていたら、POP設置とともに一袋レジに運ばれていきました。お買い上げ第一号は・・・私!だってPOP書いていると欲しくなっちゃうんだもん〜。笑


「旅館やホテルのお土産品なんて、とりあえずあるだけで、別に売店の売上げの期待なんてしていないよ」「昔と違って、今時お土産品なんてそんなに売れるもんじゃない」

 

そんな宿泊施設や観光関連施設が多いんじゃないかと思います。でもね・・・

 

それは大きな間違いです!

出張先で電車からから降りたら先ず向かうのは駅のお土産品売り場。そのほとんどが「超もったいない」売り場です。

 

仕事柄、いろんな観光地に行きますが、ほとんどが「超もったい」売り場です。

 

お土産品の外装すら、商品の魅力を伝える言葉がないものがほとんど。売り場には商品名と値段だけ。これでは、その商品にどんな魅力があるのかわかるはずありません。

 

お客さんは、商品を買わないんじゃない。

その商品の魅力を知らないから、買えないんです。

 

 

私のセミナーに参加してくれた人ならよくわかってくれていると思うんですが、旅費と講習費を払っても、実践し続けてくれればすぐに元が取れますよ。

 

センスがなくても、字が下手でも、絵が描けなくても大丈夫です。決して騙しませんけど、騙されたと思って、来てください。本当に。

11/1にコラボセミナーをさせていただく松野恵介さんは、様々な企業や地域に引っ張りだこでご活躍されている方。

 

しかも、温泉街活性化のための様々な生きた事例を持っているので、このコラボセミナーには観光系の方々には特に来て欲しいなぁ。

 

以前、こんなことがありました。

 

ある小さな旅館さんがPOPセミナーに参加してくれて、その後の売上げがビックリするくらいアップして、その話を聞いた周辺の旅館やホテルが次のセミナーにはこぞって参加してくれました。

 

でも普通、そんなタイミングよく次の機会はないので、ちょっとでも興味があったら思い切って参加してくださいね♪ 後悔させませんからっ!

 

その商品が完成するまでに、いろんな人の知恵が、想いが、愛が込められているのに。意味があるのに。魅力があるのに。それなのに、商品名と値段だけしか表示されずに並んでいる…。そんな愛のない売り場って悲しいです。

 

お客さんだって、ワクワクしながらお土産品売り場に来るのに、欲しいものがない(魅力的なものが見つからない)と、テンションを下げてお店を出て行く。そんなのって、めちゃくちゃ悲しいです。

 

そして何より、私は商品が売れるようになる方法を知っているのに、それをまだまだ全然世の中に届けられていないことが悔しい!!

もし、セミナーに行くのに躊躇しているなら、温泉を楽しみつつ、山梨県の古湯坊源泉舘さんに泊まりに行ってみてください。⇒源泉舘宿泊はこちらから!

 

いちお客さんとして、売店にPOPがあるってどういうことなのか、よーーーく実感できるはずです。

 

POPのチカラをまだ知らない、売店商品が売り方次第でめちゃくちゃ売れることをまだ知らないお店が、このブログにたどり着いてくれることを信じて、発信し続けます!!

 

この記事もぜひ読んで欲しいな!

素晴らしい商品があるからといって売れるわけではない