先日出張から戻った翌日、郵便屋さんが届けてくれたのは、「キャップ」こと松野恵介さんの新著ぉぉーーー!

『ぼくらはお金で何を買っているのか。』シンプルで優しい表紙とタイトルが好みすぎる!

嬉しいですね〜!メッセージ&サイン入りです!キャップありがとうございます!!

ビジネス書籍というより、物語(でも99%実話!)として進んでいくのでとにかく読みやすい!集中力のない私ですら、一気に半分読んでしまいました!

 

特によかったのが、物語だから光景が目に浮かぶこと!だから、読む(受け取る)だけではなくて、まるで自分が体験している感覚になるんです!写真や挿絵を使わず、読み手に再現VTRを見せてくれるようなこの本、マジですごい!!

 

あと、個人的には本の中のキャップの声とか表情を脳内再生しながら読めるので、何だか読んでいてニヤニヤしてしまいました。笑

本に添えられていたキャップからの一筆箋を、手帳の中に入れて大事なお守りにすることにしました。

なぜなら・・・ちっとも筆が進まないとき(←いつもだけど…)に、このキャップの※の言葉が背中をメッチャ押してくれるからーー!笑

本に登場するノウハウや考え方の基本の他にも、こういう伝え方もあるんだなぁ〜、といろんな視点でヒントをもらいました!

 

それにしても、キャップの本はやっぱり読んでいて優しい気持ちになるなぁ。人柄ですね! キャップ、ありがとうございます!!

『ぼくらはお金で何を買っているのか。』松野 恵介さん (Clover出版)


単純な性格な私は、最近この本を読んで毎日早起き生活をしているんですが、前向きな気持ちでスタートできるし、仕事も家事も捗ってなかなかいい感じ♪

『スゴい早起き』

 

いつもダラダラ先延ばしにしていた原稿も、締め切りに焦ることなく余裕で完了することができました!

この本を読んでいてドキッとしたのが、「自己効力感」が低下し、モチベーションがガクンと下がってしまうという言葉。

 

自己効力感とは「自分に対する期待感」のことで、自分で思ったほど実際に出来ていないと、自信も気持ちも落ちてしまうということみたい。

 

「原稿やらなきゃいけないし、やろうと思っていたのに、結局今日もできなかった…」という気持ちで眠りにつくと、その夜も翌朝も気持ちが重いんですよねぇ〜。

そんな普段の自分を突かれたような内容にドキッとしたのと同時に、早起きして前向きな気持ちで原稿に取り掛かってやる〜!!と思えたんです。

 

言われてみれば、いつも嫌なことは後回しにしてきたので、これまで原稿を朝一着手することなど一度もなく、大抵深夜に泣きながら終わらせるのが定番化していました。笑

 

一日の終わりに手帳に書いている3行日記と早起きで、もっと充実したいい人生にするぞー♪


2015年10月に出版した『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)は、おかげさまで2019年5月26日現在、26刷となっています。

 

編集担当の戸井田さんからは「ここまで売れるのは、一万冊に一冊あるかどうかですよー!」と嬉しいお言葉をいただきました!

よくいろんな人から「出版するなんてすごい!」とか「印税すごいでしょ〜!!」とか言われるので、アクセス数の少ない本日日曜日のブログは、その辺の裏話をコソッとしたいと思います♪

 

出版はすごいことなの!?

気になったのでネットで調べたら、毎日200冊もの本が登場しているみたい。 それくらい、出版は「その気」さえあえれば誰でもできるので、特別にすごいとこととは思っていません。

 

「本書いている先生なのに普通の人ですね!」ともよく言われるのですが、はい、普通の人が本を書いただけなので、普通でーす!笑

 

ただ、私にとっては執筆作業の日々が、今思い出しても恐怖に震えるくらい、めっちゃくちゃ大変だったので、あの苦難を乗り越えて一冊の本にすることはすごいことだと思っています!あの時のトラウマで、未だ新刊が書けましぇーーん…。涙

ぶっちゃけ、印税ガッポガッポなの!?

近しい方々にリアルな数字を言うと、びっくりされます!「え〜!? 家建たないの!?」って。笑

 

契約にもよりますが(私はごくごく一般的な契約です)、「印税で家が建つ」なんて、別次元の販売数ですから〜っ! とてもではありませんが、印税で生活なんてできませんし、しようとも思っていません。

 

出版したことで、より多くの人の目につきやすくなって、お仕事に繋がることは多いです!

出版して何か変わったことは?

まずは、書店に並ぶビジネス本などを見て「安い!」と思うようになりました。著者のこれまでの長年の経験の蓄積が一冊の本としてまとめられているものが2000円もしない値段で手に入るなんて!

 

なので、気になった本や興味のある人の本は積極的に読むべし!と思うようになりました。

 

それから、全国行く先々で本を見てくれたであろう手書きPOPを目にするようになりました。嬉しくてお店の人に声をかけちゃうのですが、そこでの出逢いもあったりして…!これが、出版後のすご〜く嬉しいことです。

今後出版を考えている人に伝えられるとしたら

ズバリ、「出版社は慎重に選ぶべし」ということです。google先生によると、出版社は日本に4,000以上あるらしい。当然、考え方は各社まったく違います。

 

想いが同じ出版社を選ばないと「こんなはずでは…」なお互いのミスマッチ(お互いの不幸)に繋がってしまいます。

 

本は永く残るもの。出版社と方向性が違うと、自らの意に沿わない内容になってしまう恐れも。その本をきっかけに講演依頼などもらったら、ミスマッチにつながりかねないので、メディアへの登場を含め、そこはブレないように気をつけないといけません。

出版社選びは、出版するまでの関係性ではなく、企画から執筆中、執筆後の書店さんへの営業から販促、重版などなどなど、この先ながーーーーーーく(もしかすると一生かも!)お世話になるパートナー選びです。

 

私は同文舘出版さんの「永く現場で愛されるビジネス書籍をじっくりつくりたい!」という想いに共感してお世話になっているのですが、同文舘さんで本当によかった〜!と思っているし、普段はゆるっとしているのに心に熱い想いを持っている戸井田さんが担当してくれて本当によかったーー!ものすごく感謝しています!!

 

それから、当たり前だけど、毎日200冊も出版されているすべての本が書店に並ぶわけではなく、まずはお店に並ぶことだけでも出版社さんに感謝しなければなりません!

 

特に、私の本はいろんなお店で平積みしていただいたのですが、これも同文舘さんが日頃から書店さんとの関係性づくりをされているおかげ!営業さんたちの努力の賜物です。ありがたや〜!

 

出版にはやっぱり「蓄積」が大事なので、日々の実績や行動をブログに書き続けることも大事ですね。そんなこんなで、普段あまりしない出版の話でした♪