香川県観音寺市の「高屋神社」をご存知ですか?

この神社は、車が行き交うのが大変な細い登り坂を上がっていき、さらに駐車場からゼエゼエ言いながら急坂をのぼった先にある神社。

 

ここにある鳥居がとても素敵なネーミングで、超大人気スポットなんです!その名も・・

 

天空の鳥居

 

鳥居の向こうに広がるのは、観音寺市街地と瀬戸内海。私は夕陽が海に沈みゆく時間に連れて行っていただいたんですが、もう絶景!忘れられない景色でした。

 

そして、「天空の鳥居」というネーミングにもうっとり。心を掴む、価値を高めるネーミングですよね。

人生の中で、名前をつける場面ってたくさんありますよね。

 

子どもの名前、ペットの名前、屋号、プロジェクトの名前からイベント、キャンペーンの名前などなど、様々なものに名前をつける中で、自分と対象だけではなく、「相手」も含めて考えるといいですね。

 

誰からどう見られたいのか?どんな印象を持って欲しいのか?名前から何を想像してもらいたいのか?今ある名前もぜひ見直してみてくださいね♪

 

いやー、本当に「天空の鳥居」いうネーミングって秀逸ですよね!


私たちは何かを買う前に、宣伝よりもクチコミを参考にしますよね。

だから、キャッチコピーを考えるときは、宣伝ぽくならずにクチコミとして伝えましょう!

 

大人の事情で商品名は言えないのですが、先日考えた某アイスクリームのキャッチコピー(ほんの一部)を紹介します。

・あ、今〇〇食べてるから話しかけないで!笑

・期間限定じゃなくて定番化してーー!!!!

・お風呂あがりの楽しみ増えました☆

 

これらはすべて、商品を食べながら実際に感じたこと。宣伝ではなくリアルなクチコミとして届くように、頭に浮かんだことや口から出たことを、そのまま加工せずに素直な言葉で伝えることを大切にしています。

それから、キャッチコピーをPOPとして書く場合も、宣伝ではなくクチコミとして伝えられるように、「ある工夫」をしています。

 

それは、自分の文字で書くこと

 

POPだからといって、丸いPOP文字で書く必要はありません。おじいちゃんにはおじいちゃんらしい文字、子どもには子どもらしい文字があるように、人それぞれに自分の文字があります。

 

下手だって苦手だって関係ありません。自分の言葉を、自分の文字で伝えることで、より一層クチコミ感のあるPOPが書けるようになるんです。

こういう仕事をしているので、POPづくりに自信がない方から「まっすーだからPOPが書けるんだよ。センスがない私には無理…」と言わることがありますが、その言葉だけは明確に否定して伝えています。

 

私は下手くそで自信がない気持ちをよく理解しています。私が書いたPOP本はPOPに対する切り口が、想像しているものとはまったく違うはずだから、本当に、心から、マジで後悔させないから、とにかくこれを読んで欲しい!

出版してから7年経ってるけど、POPや販促、伝えることの基本を書いているから、いくらコロナや何やらで世の中が変わっても、この先何年経っても、書いてあることは色褪せません!

 

・・・あれ?いつの間にか本の宣伝になってましたが、本当に伝えたいことなので!笑

 

自分の言葉や文字に自信持って、相手に届けましょうね〜♪

 


前回の続き。先日のブログをまだ読んでいないよーって方は、こちらからお先に読んでくださいね。

販促物を「要らないものから」「欲しいもの」に変える方法【前編】

 

「欲しい」と思うものってなんだろう?ーー私が閃いたのが、クイズとか間違い絵探しなどの、暇つぶしとして楽しめるものでした!

想像してみてください。社員食堂で仲間と一緒にランチしている最中に、間違い絵探しやクロスワードパズルなどがあったら、話題になるし楽しめると思いませんか?

 

それを毎月配ってくれる人がいたら、「あ、今月号だ!貰わなくちゃ♪」とちょっぴり楽しみにしてしまうと思いませんか?

 

仲間と間違い絵探しをしている最中に、もう見つけちゃったよ〜って人は退屈になるので、間違い絵探しの空きスペースに住宅情報を入れて見てもらえるようにしました。

 

それから、お子さんがいる家庭なら、「これ娘に持って帰ろう!」と考えるかもしれまんよね。

 

さらに、住宅メーカーさんには予算があったので、クロスワードを解いて応募した方に抽選プレゼントも準備してくれたんです。

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これによって、これまで普通にチラシを配っていたときには絶対に手に入らなかった、お客さまの情報も得ることができました。

 

これまで目を逸らされ迷惑がられていたのに、「ひまつぶし通信」はみんなが受け取ってくれるようになり、顔や名前を覚えてもらえ、コミュニケーションも増えるようになり、販促のお悩みを無事解決することができました!

 

そしてもう一つ大切な変化が!営業さんたちが販促物づくりをめちゃくちゃ楽しんでくれるようになったし、営業さんたちから見ても、自信を持って「楽しい販促物だから受け取ってもらえるに違いない!」というマインドに変わりました。

 

「もらってもらえない販促物」「どうしたら欲しいものになるんだろう?」と固定観念にとらわれずに考えてみてくださいね。

こちらの記事もぜひ!

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アイデアは天から降ってくるのではなく、引き出しから取り出すもの