昨日は、JAあいちさんのPOP研修をZoomで行ないました。今回ご要望いただいたので、薬機法景表法などについても触れました。

美容や健康系は特に厳しい規制があるので、なんでも自由に伝えられるわけではありません。

 

わかりやすい例で言うと、「この◯◯で便秘がスッキリ解消しちゃいます!」「これ一本でシミが消える!?」といった伝え方はNGです。

ネットなどで悪質な業者や広告が増えているため年々規制が厳しくなっていて、今年に入ってから医薬的な効能を謳った関係者が逮捕されたり、今月も法改正が行なわれたりしています。

 

そんな中で「この伝え方は大丈夫かな…?」と不安に思う方も多いですよね。そんなとき、私はこうお伝えしています。

 

別の視点でPOPを書いてみましょ♪

無理に効能を謳わなくても、商品の魅力はもっと別の部分にもたくさんあります。例えば・・

・見た目がカワイイから使うたびにテンション上がります♪

・コンパクトなのでポーチに入れて持ち歩いています!

など、効果効能とは関係のない部分を伝えることをお勧めしています。

 

伝え方ってグレーで、何がよくて何がダメなのか明確なラインがわかりづらいから、判断が難しいですよね。それにあまりややこしいと、不安だし楽しくなくなっちゃいます。

 

だからあえてそこは攻めずに、お客さまのお役に立つPOPづくりを楽しみましょうねぇ〜!


手書きPOPは他の広告宣伝ツールと違い「クチコミ感」のある伝え方が得意です。

 

だからThe広告宣伝の「売り文句」よりも、「私はこうやって食べるのが好きだよ」とか「私はこんな所を気に入っているよ」というような体験談を伝えるのが効果的♪

 

そこで、私の超お気に入りの定番料理をPOPにしてみました↓

このレシピの元ネタは、大分県宇佐市にセミナーで伺った時に、特産の「味一ねぎ」を生産されている「鉄板バル 葱屋」さん。

 

ここで食べた朝採れ小ねぎの豚しゃぶが驚くほど美味しかったので、あれ以来、自宅で真似させていただいています。

大分県で大量の伝わるPOPが誕生!宇佐市POPセミナー

 

これ、想像を10倍は軽く超えるくらい美味しいので、ぜひやってみてくださいね♪

「買ってよ買ってよ」ではなく、みんなの幸せ体験談が売り場に増えていったら、お店がお買い物がもっともっと楽しくなりますよね〜♪

 

こちらの記事も参考にしてみてくださいね!

商品をオススメすることに罪悪感を感じていませんか?

思わず買ってしまう一言の見つけ方

【手書きPOPの文字の書き方】プロッキー(太) の使い方

手書き販促物はあまり美しく仕上げ過ぎない方がいい


Zoomで小売店さん向けのPOPセミナーを行ないました。

その中で、主催いただいた組織長から最後に「会社が売りたい商品よりも、自分のお気に入りなのにあまり売れていないなぁ、という商品のPOPを書いて欲しい!」というお話がありました。

 

これは私も大賛成です!実際、「売らなきゃ…」と思って書くPOPより、「これ大好き!この良さをお客様にも知って欲しい!」という気持ちで書くPOPの方がよく売れることが、これまでの実験結果でわかっています。

そして、それを現場で実際にPOPづくりをされるスタッフさんに伝えることは、とても大事なことだと思っています。

 

どうしても、「会社の売りたいものをPRしなくちゃ…」という気持ちになってしまいがちですが、「自分のお気に入り商品のPOPでいいのね!」ということがわかれば、POPづくりが何十倍も楽しくなります!

 

それにPOPをつけたことによる販売数の変化も興味が増すし、売り上げがアップすれば楽しさもさらにアップ!いいことづくめですね♪

 

ということで、みなさんの実践時間に私もお気に入り商品のPOPづくりにチャレンジしました!

毎年この時期になると、わざわざ買いに行くほど大好きな松本のすいかでーす♪

 

今回参加してくださったみなさんのPOPづくりがさらに楽しく、さらに反応がよくなりますように!現場からの続報楽しみにしていま〜す♪