昨夜、歯磨きをしながらふとテレビをつけたら、通販番組が流れていました。いつもなら別のチャンネルにかえてしまいますが、なんとなくそのままボ〜っと見ていました。

「デニムパンツ」を紹介していたんですが、その履きやすさを伝えるために、こんなことを言ったのです。

 

これなら、お座敷でも全然イケちゃうんです!

 

「ありませんか?お食事会にデニムを履いて行ったら、まさかのお座敷だったってこと!でもね、これだったら全然余裕なんです♪」

 

この時、走馬灯のように私の頭を「デニムを履いてお座敷で、でも足をくずせなくてめっちゃ大変だった記憶」や、「デニムのお座敷で、足が痺れてしまい、足を伸ばして座っていたら引かれた記憶」が駆け巡りました!!笑

 

そして、一人で出かけるときはや仲のいい友達と遊ぶときはデニムでいいんだけど、気を遣う人と食事をする可能性があるときは、「座敷デニム」のリスクを回避するために、デニムを選ばないようにしていたこともハッと気づきました。

 

ボーッと見ていたはずが、いつの間にか「へぇ〜いいなあ」なんて思っちゃいました。

 

これが、リアル店舗で気になった商品を手に取って、買おうかどうしようか迷っているシチュエーションだったら、買ってしまっただろうな。

 

 

「いつでもどこでも便利です」

 

これでは何一つ描けませんよね。これまで経験した不便さや悩みが、走馬灯のように駆け巡ることもありません。

 

絞って、絞って、もうピンポイントのシチュエーションまで絞って、「こんな時に」を伝えましょうね♪

 

いや〜、歯磨きタイムの10分間がとてもいい時間になりました。通販番組って、こういう視点で見てみると結構おもしろいんですよ〜!

 

ドラクエのスライムのように、突如現れたまるで興味がない商品なのに、見続けていると不思議と興味が湧いてくるんだから、お客さんの「欲しい」を生み出すエッセンスが入っているんですよね♪


「うちのお店は、扱っている商品が何万円もするような高級品だから」「うちはシンプルなお店だから」

「ーーだから、POPは合わないし、必要ないでしょう?」という質問を時々いただきます。

 

でも、高級だったりシンプルなものほど「説明」が必要!もし「POPが合わない」と感じるのであれば、こんなお話をさせていただいています。

落ち着いた雰囲気のシンプルな手書きPOPの書き方【カフェ・コーヒーPOP】

 

いい感じの食器を扱っているシンプルで素敵なお店「自然美」さんでは、商品にPOPをつけたらお客さんの滞在時間が増え、売り上げもびっくりするくらい変わりました。

そして、何より、店内の雰囲気がよくなったんです!

 

おしゃれで、静かな雑貨店。シンプルな商品が品よく並んでいるんだけど、小さな値札だけで説明がないから、どうやって使えばいいのかわからない。

 

ちょっと高めの素敵なお洋服屋さんにドキドキしながら入ってみた。でも、このスカートを何と合わせればいいのかよくわからない。

 

気になるんだけど、お店の雰囲気に緊張して、スタッフの人に声を掛けるのを躊躇してしまった・・・。こんな経験ありませんか?私はよくあります。

 

そんなとき、POPはお店に適度な「気軽さ」をもたらしてくれます。POPの紙や書き方次第で、安っぽくならないから心配は要らないし、もしPOPに抵抗があっても、まずはやってみてお客さんの様子をみれば、意外と評判や反応がよかったりするんですよね。

とにかく、高級なお店、シンプルなお店ほど、お客さんとお店との距離が遠いように感じるんですが、そこにPOPがあるだけで、不思議と近くなれる。

 

POPは、商品の魅力を伝えるだけでなく、こんな役割も担ってくれている!私はそう考えているので、POPはあった方がいいと思うなぁ〜。

 

ところで昨日、名古屋の裏路地を歩いていたら、ワンコの散歩中のおっちゃんが話しかけてくれたので、可愛い柴犬くんとワシャワシャ触れ合いました。とっても懐いてくれて尻尾ブンブン丸でした♪

おっちゃんと会話しながら「あっ!これ、まさにお店のPOPと一緒だな!」って思いました。

 

おっちゃん一人だったら、道端で初めてお逢いして、そこから会話になんてなっていなかった。

 

ワンコがいてくれたから、緊張感なく笑顔で立ち話して楽しい時間が過ごせたんです。お店のPOPって、まさにこういうイメージ!

・・・・・・それにしても、ワンコの可愛さがまったく伝わらない写真だなぁ〜!笑


全国各地で年間100回のセミナーを行なっている私。相棒の文房具たちも全国各地を飛び回っています。

文房具たちは、常にセミナーの人数分セットされ、スーツケースやダンボールに入れられ、セミナーの会場から次の会場まで旅立ちます。

 

先日、私以上に長い出張を終え、2個のスーツケースが、東京と大阪から戻ってきました。久々に家で再会したら、さっそく恒例行事スタートです!

ぐるぐるがいっぱい。これ、何をしているかわかりますか?

 

ペンが書けるかどうかチェックをしているんです。セミナー中も、書けないペンがないか、予備のペンを握りしめて参加者さんの手元に目を光らせているんですが、どうしてもインク切れのペンが紛れ込んでしまいます。

 

セミナーでは、参加者さんの時間を1秒も無駄にすることなく、実践に取り組んで欲しいので、こうしたペンのチェックはマメに行なうようにしています。

そこで役立つのが、色分けされたマステ。これで、下ろしたタイミングがひと目でわかるようになっています。

 

道具も下ろした順に使うことができるし、時間のないときは古いペンに絞ってインクチェックができるんです。

まずはプロッキー(細)のチェックが無事終わりました。これ、全部で200本以上あるんです〜!

 

下の写真は今回インクが出ずにお別れをすることになった子たちです。こんなにたくさんいたんですねぇ。太ペンは替えインクがあるんですが、細ペンにはないので、彼らとはこれでお別れです。

君たちのおかげで、たくさんの笑顔が生まれました。「ありがとう!」の気持ちを込めてお別れしました。

 

さぁ、まだまだ続きます。同様にプロッキー太ペンやぺんてる筆ペンもチェック完了。

 

お次は細かなパーツを貼り付けるのにも便利なスティックのりです。

キャップを外して汚れをウェットテッシュで拭き取って、のりが無くなっていないかチェックします。残量わずかなものには、目印としてマステをつけて、セミナーの度にチェックしています。

こちらは替えが売っているのでエコでいいですね〜。

 

はさみも、すごい量ですよね。100本以上もあるんです!切れ味はもちろんのこと、参加者さんの気持ちがワクワクするように、柄入りのものを選ぶようにしています♪

でも、最近コクヨさんからサンプルをいただいたこちらの使い心地が最高すぎて、次回追加購入はコレにしようと計画中♪ ⇒コクヨ「サクサ」

さてさて、下の写真は何かわかりますか?

ご存知の方も多いですよね?「くるりら」です!POP本やセミナーでも紹介しているので、Amazonの私の本を見ると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の欄に出てくるほどに!笑

セミナー参加者さんも、くるりらを苦労して探して買ったよという人がめちゃくちゃ多いんです!

 

ということで、購入者を代表して言わせていただきます!!ぺんてるさ〜ん!お願いだから、くるりらの替え芯発売してくださーーーい!!!!!(切実)

赤ペンもこんなにいっぱい!売るほどあります!!

マステは、POPに映える柄を選んでいます!減り具合から人気の傾向などもチェックしているんですよ〜。

できるだけたくさんの選択肢を用意して、参加者さんに楽しんで欲しいので、キッチリ入れないとチャックが閉まらないくらい大量に入れています!

すべては、参加者さんの「できた!楽しい!」のために。

 

ちなみに、文房具だけではなく、文房具を入れるための「ケース」も超大量にあるんですよ〜!

そして、それらをどうやって収納しているかというと・・・

じゃじゃーーん!初公開!収納まるまる文房具入れになっています!!大小サイズが便利な無印良品の引き出しを使っています。ようやく私がA型だと信じてもらえるときがきましたねっ!笑

こうして全国へと送り出す文房具たちが、セミナー参加者さんの元にたどり着き、「たのしごと」のお手伝いをしているんです♪

いつか、すごはんの実践セミナーに参加してくださったときに、目の前の文房具たちに少しでも温かい気持ちを持ってくださったら、とても嬉しいです☆