先日のこのブログ、読んでいただきましたか?

制作時間120分、予算1万円以下でWeb会議用のリアル背景を自作してみた

 

この話には実は続きがあって、2時間かけてせっせと貼ったロゴをこの30分後には剥がして移動しなければならない事態に…。

 

原因は、Zoomセミナーのリハーサル中に、パソコンに接続したiPad画面を共有するのに7秒も遅延が生じることがわかったからです。

 

声はほぼリアルタイムに聞こえ問題がないのですが、映像が遅い。とにかく遅い!

 

使用者数が集中することが原因なのかわかりませんが、スムーズな時もあれば、絶望的に遅い時もあって、運に任せてセミナーするのは避けたいので、別の確実な方法を考えることにしました。

 

いろいろ試した結果、最もよかったのが、iPadをプロジェクタに投影しているものを、そのままZoomに繋いだパソコンで撮る方法。

当然、iPad画面を直接共有する方法よりも画像は見づらくなりますが、いいこともあります。

 

iPadの画面共有で「右の上から5番目のボタンを…」と、無数に並ぶ複雑なアイコンの位置を口だけで説明するよりも、実際に私が「ここだよー、ここ!」と矢印を向けることで、圧倒的にわかりやすくなります。

 

この問題が発覚しなければプロジェクタを使うなんて方法考えもしなかったので、結果オーライでした!

それにしてもまさかあの巨大ハレパネが、プロジェクタ投影用のスクリーンにもなるなんて!笑

 

Zoomは見る環境(スマホかPCか)によっても映し出される範囲が異なって、特にスマホは顔写真がかぶると見えない部分が出てきてしまいます。

この死角に被らないようにしつつ、できるだけスクリーンを大きく見てもらえるように、全デバイスで画面確認をしながら、プロジェクタの投影位置、カメラ(PC)の位置と角度など、ミリ単位で調整。

 

それに合わせて部屋中の家具の位置も急遽変え、絶対に機材には触れないように心がけて臨みました。あと、服の色を暗くすることも重要なポイントでした。

 

これまでZoomの画面共有は遅延なくスムーズに使えていましたが、前日に初めてこの問題に気づけて対処できたので本当によかった!

 

終わったときには安堵感で倒れ込みたくなりました!笑

 

iPad Proでマウス操作ができるようになったので、これでセミナーがよりわかりやすく進化できるのでは?と期待を込めてApple track pad2を注文しました。

 

本当は新発売のMagic Keyboardが欲しいけど・・今は我慢、我慢。出費は抑えつつも必要な投資は惜しまず、進化していこう!!


年間100回はリアルセミナーをやっていましたが、昨日は人生初のZoomを使ったセミナーを行ないました!

開始は13時でしたが、Zoomの使い方に不安がある方もいるかと思い、30分前には入室OKにして画面の操作方法や表示される名前の変更など基本的な説明をしました。

 

なので、全員Zoomの機能で戸惑うことは特になく、スムーズに進めることができてよかったです。

 

さて、今回は初めての「アイビスペイント でPOPをつくろうセミナー」ということで、遠隔地の参加者さんたちにちゃんと伝えることができるか不安でしたが、そんな心配は不要でした。

 

参加者のみなさんの「一生懸命理解するよーー!」という熱意が画面を突き抜けて伝わってきました!

可愛い!みんなのアフロちゃんのイラスト

 

Zoomは参加者さんが今どこまで進んでいるか、リアルセミナーのように覗き込んで確認することができません。

 

そのため、「ここまでOKですかー!?」「オッケー♪」「グー♪」というコミュニケーションも、確実に理解してから進めるし、一体感も出てとてもよかったです!

 

何より、結構覚えることが多いセミナーだから、参加者さんの疲労感も凄かったと思いますが、笑顔で参加していただけたことが、本当に本当に嬉しかったです!!涙

そうか、セミナーって私が一方的に伝えるだけの場ではなく、みんなで一緒にこのセミナーをつくあげているんだなぁ。と感謝と共に心強い気持ちになりました!

 

リアルセミナーで生かせる、Zoomセミナーでの気付きがとても多かったです!

 

みなさん、ありがとうございます!たくさん使って、アイビスペイント を販促の強い味方にしてくださいね♪


これまで、Webミーティングをする際には自宅の棚に書籍をディスプレイしたり・・

バーチャル背景を使っていて、これはこれでよかったんですが、私は密かに考えていました。

 

有料セミナーをするんだから、背景をちゃんとしたい!と。

 

しかし先が見えない今、潤沢な投資資金があるわけではなく、限られた予算でなんとかしなければなりません。

 

そこで、前に勤めていた印刷会社にロールタイプの大型オンデマンド印刷機があることを思い出しました。アレなら低コストで背景が印刷できる!さっそく問い合わせてみると、最大で横幅60cm、長さはロールタイプなのでエンドレス。

 

実際にZoomを起動して背景に必要な横幅を測ってみると、余裕をもって200cm、ギリギリで180cmってところか。高さは180cmあれば十分。

 

予算は2万円弱になるけど、A0サイズのハレパネ(シール付きボード)を2枚に出力紙を3枚を貼って、カーテンレールから吊るせばなんとかイケる!

ということで、さっそくハレパネを注文!巨大ハレパネ自体あまり種類がなく、いろいろ調べてみて安かったモノタロウのこの商品にしました。

 

約1週間後届いたんですが・・・・・・考えが甘かった!デカ過ぎ!重過ぎ!!

そうだよね。私の身長157cmだけど、パネルは180cm、横幅は90cmもあるもんね。しかもそれが2枚だもんね。

 

あまりの巨大さに丸一日玄関に放置して現実逃避。2日目に開封しました。逆さ向きだけど今更回転できないし、もう気にしないさ……。

冷静に考えてこの巨大パネルに出力紙を綺麗に貼るなんて、スマホのフィルムすらキレイに貼れずお店の人にお願いする私には無理だ……。

 

なんとかラクにできる方法はないだろうか?と考えていたら、なんとこのハレパネさん、「片面シールタイプ」だったので、もう片面は真っ白な紙だったんです。

そこで、ロゴや本の表紙をA4プリンターMAXサイズで印刷して貼ってみたら意外といい感じ!

綺麗さよりもコスト重視のエコタンクプリンタだったので、印刷の綺麗度はどんなものかな…と心配していましたが、EPSONスーパーファイン紙に印刷したらムラもなく綺麗に印刷できました!

エプソンのエコタンクプリンタEW-M630TWがなかなか良い感じ!

印刷したロゴをせっせと切って貼る。の繰り返しですが、ここで活躍したのが、コクヨさんのテープのり「ドットライナー」です!

こんな感じでちょいちょいっと貼ればしっかり貼りつくのでとにかくエコでラク!

近くで見れば当然、貼ったね感はありますが、

少し離れればこの通りまったく気にならないし、カメラごしでは印刷してあるかのごとくキレイ!

 

旅行用のスーツケースにステッカーをペタペタ貼るように、ロゴたちをランダムに貼ったらワクワクも感アップしました!

もうひたすら切って、貼って、切って、貼って。

時折Zoomの画面でバランスを確認しながら修正。そんなときでもテープのりなら簡単に貼り直せて本当に便利!

 

さてさて、最終的にこんな感じで仕上がりました!貼ったり剥がしたりが簡単なので、その時々に合わせていろいろ貼り替えても面白そう!

実際のZoom画面はこんな感じ

 

みんなでワイワイおしゃべりするときはバーチャル背景が楽しいけど、仕事モードではやっぱりリアル背景がいいですね!一気にプロっぽくなりました!

 

ということで、今回かかった費用はハレパネ6,358円、印刷コスト・スーパーファイン紙 1,000円もしないくらいで、トータル8,000円弱。制作時間は約2時間。結果的に大満足です!

 

これでWeb会議やセミナーが一段と楽しみになりました♪