新幹線や特急電車内で、前の座席の人に無言でドカッとシートを全倒しされて不快な思いをした人は少なくないはず。

 

先日も、新幹線で荷物満載の女性の前のおじさんがいきなり全力でシートを倒すものだから、大変なことになっていて気の毒でした。

私がやっているのは、振り返って「すみません、ちょっとだけ倒しても、大丈夫ですか?」と後ろの座席の人に聞くこと。今のところ100%快く「どうぞ」と答えていただけています。

 

この時のポイントは、(1)相手の目を見ること、(2)笑顔で尋ねること、(3)「ちょっとだけ」と伝えて安心してもらうこと、(4)了承を得たら、さらに笑顔で「ありがとうございます!」とお礼を伝えること、です。

 

顔の見えない相手は「得体のしれない人」ですが、目と目を合わせて会話を交わした人なら、初対面でも若干の「関係性」が芽生えます。

だから、目を合わせてニコッとするのは大事なことだと思って、シートを倒す時には毎回やっています。

 

もし、前の席の人がイキナリ全力でシートを倒す人だったら、前の人にも聞こえるように、後ろの人に「すみません、ちょっとだけ倒しても大丈夫ですか?」と聞きます。そうすると、後々シートを遠慮気味に起こしてくれます。笑

 

 

あとは、パソコンを使うので、当たり前の話ですが、できるだけ静かにキーボードを打つようにしています。

 

ときどき、ガチャガチャとキーボードを叩き打つ人がいるので、あの人はきっとベートーヴェンを弾いているんだ、、と思ってそっとBOSEのノイキャンイヤホンをして、「運命」を再生しています。笑

移動時間で記憶に残っているのは、早朝3時の羽田行き高速バスに寝る気満々で乗ったときのこと。空き空きかと思ったら、これから旅行へ向かうじいちゃんばあちゃんで満席でした!

 

今まさに始まった楽しい旅行にテンションMAX!まるで遠足の貸切バス状態で超賑やか!おにぎりやおかずの交換会!

 

この時間帯の移動は貴重な睡眠時間なので、ノイキャンでクラシックを流し、蒸気でホットアイマスクでしばし寝落ち。目が覚めたとき、バスが停車したまましばらく動いていないことに気づきました。どうやら、おばあちゃんがバス内で一瞬倒れてしまい、救急車待ちをしているらしい。

「ちょっとクラっとしただけ!元気だから大丈夫よ!」楽しい旅行を前にして救急車を断固拒否のおばあちゃんに、バスを降りるように促す乗客一同。イヤホンを外すと車内が大変な事態にになっていました。

 

移動時間はいろんなドラマがあります。イライラする人も少なくないし、その気持ちもよくわかります。

 

知らない人に腹を立てて自分の大切な時間を奪われるのは命の無駄使いなので、心地のいい音楽を聴いたり仕事をしたり、気持ちを切り替えるのがベスト!

 

そして、自分がされて嬉かったことは、きっと次の人へと広がっていくから、自分がシートを倒すときには笑顔でひと言!

 

お互いが気遣いしあえ、相手を許せる心の余裕がある。そんな理想を社会に求める前に、まずは自分自身がそうなれるように頑張りまっすー。