私が人にアドバイスをしたり、クライアントさんと一緒に今後の方向性決めをする時に必ず心がけているのは、「押し付けないこと」「相手の話を最後までよく聴くこと」です。

いろいろ勉強したり、経験を積んだりすると、ついつい自分はよくわかった気になってしまい、批判したり、否定したり、まるで自分の考えが正論かのように相手に押し付けてしまいがちになってしまいます。

 

だから、常に何かを伝えるときは、「私はこう考えているよ」「こんな行動をしたら、こんな良いことが起きた事例があるよ」というスタンスで伝えるようにしています。

相手にとって良かれと思っているのなら、「そうすべき」と押し付けるのではなく、相手に合ったアドバイス、実現可能なアドバイス(これは特に大事!)を心がけています。

 

もし相手がそのアドバイスを受け入れられないなら、相手に寄り添って伝えられていないということ。そう考えています。

それから、相手の反応をよく診るようにしています。納得しているのか?何か途中で言いたいことがないか?不満を感じていないか? そのために、相手の話は最後まで聴いて、その上で伝えたいことを伝え、途中途中で気持ちを確認します。

 

というか、だいたい相手の心の中に問題や解決策は隠れているので、質問を繰り返せば、「あ、それそれ!」となって、解決してしまうこともしばしば。それが何よりの納得に繋がります。自分が言うんじゃなくて、本人の口から言ってもらう。これがベストですね!

「聴くより話す方がストレス発散になるし楽しい」という人の方が圧倒的に多いと思います。

 

自分の言いたいことをそのまま言いたいように言って、相手の反応も気にせず押し付けたら、、、酔っ払って気分が良くなった上司が、何時間もアレコレ言うことを「そうですねーそうですねー」と笑顔で聞きながらひたすら我慢する部下状態にさせてしまいますよね。笑

アドバイスは究極の「寄り添いコミュニケーション」だと思っています。自分が言うより相手の話を聴く。説得するより納得できる伝え方を。

 

相手の話を遮ったり、相手の顔色を伺わずに一方的に伝えていませんか?もし本当に相手のためを思うのなら、まずは相手の話をじっくり聴いてみましょうね〜。

 


数年間のモヤモヤがこの1日で解決できたーー!

 

これは昨日の名刺セミナーに参加してくれた、くりきみゆきさんのセミナー終わりの言葉。私もまったく同じことを思って、ホッと胸を撫でおろしました。

私がくりきさんにお会いするのは昨日で3回目ですが、初めてお会いした時から違和感というか、謎な思いがありました!笑 ・・・それは、くりきさんの仕事内容や肩書きが、あまりに複雑すぎて、何屋さんなのかよくわからなかったから。

 

今回じっくり時間をかけてくりきさんの現状と、今後どうなっていきたいのか?を伺った結果、くりきさんのこれまでの発信は、彼女の素敵な部分が伝わりきっていないと感じました。

 

くりきさんのこれまでの発信に足りなかったものの正体・・・それは一体何だろうか?ーー次の瞬間、気づきました!!本人含め、その場にいた全員が「それ」に納得!!

くりきさんの発信には「汗臭さ」が足りなかったんだ!

 

くりきさんはもっと汗臭くて、暑苦しい人のハズ!くりきさんのまわりに集まるお客さんは、その汗臭さが好きなハズ!そう思えて、「臭さ」を出しましょう!ということになりました。(臭い臭い言ってすんません…笑)

 

「臭さを出そう!」その瞬間、すべての発信がドンピシャで当てはまっていったんです!

 

爆笑しながら考えていったら、確実にくりきさんらしい、彼女の魅力が120%伝わる、一度名刺をもらったら忘れられない、そんな名刺ラフができました!

やったね!くりきさん!(写真右でーす)

 

そして、「三喜屋靴店」の宮木さんからは、とっても素敵な商売のエピソードを伺って、「靴選びはその後の人生選びなんだ」という言葉が浮かんできました。

 

過去に、慣れないヒール靴を履いてお花見に行ったことがある私。途中から足に激痛を感じ、桜どころではなくなり、すぐにでも帰りたい気分になりました。

 

どうしたら痛みが抑えられるかばかりを考え、足先に力を入れて歩き、帰宅てヒールを脱いだら足のすべての爪が真っ黒になっていて、数日間足が痛くて靴が履けませんでした。

もし、あの日履いていた靴が違ったら・・・私の未来は満開の桜を楽しめていたし、屋台のおでんをもっと美味しく食べられていただろうなぁ。仲間との会話を楽しめて、いい思い出がいっぱいできただろうなぁ。

 

宮木さんのお話を聴きながら、自分の記憶を辿っていったら、靴選びはその後の人生(未来)選びなんだなぁ。と思ったのです。楽しい未来をつくるための靴選びっていう発想はこれまでになかったけど、でも知ったら超大事だって思える!

 

くりきさんが汗が出そうなくらい熱い名刺なら、宮木さんは涙が出ちゃうくらい感動的な名刺ができそう!本当に楽しみすぎる〜!!

 

ところで、一見おしとやかで綺麗なお姉さん的な宮木さんですが・・・

カメラを向けたら、このポージング力!撮影会もめちゃくちゃ楽しかったです!

 

7時間集中し続け、すべてを出し切った三人。最後はカメラを向けられてもこんなにグダグダだけど・・・

うふふ、私たちがんばっちゃうわよー♡

イマイチ締まらないので、くりきさんの汗臭さをプラスして撮り直しを。

 

オラオラーー!がんばるぜぇぇーーー!

ということで、スッキリした名刺セミナーでした♪


「仕事ってどんなイメージ?」徳島のパッケージ松浦の松浦社長の、小学生の娘ちゃんに質問してみました。

「まず、2つのイメージがあってね、ひとつめは大手オフィスのイメージでね、「課長〜、企画ができました〜!」「ダメだ!やり直しだ!」「ひいぃぃ〜」っていうイメージ」

 

ふたつめは〝パケマツ(パパである松浦さんの会社)〟のイメージ。「こんなデザインができました〜」「おぉ〜コレいいね!採用♪」「わ〜い」っていうイメージだよ!」

しっかりした答えに驚きました!10歳にも満たない娘ちゃんは、「仕事」をこんな風に捉えているみたい。しかも、大手オフィスでは、平社員の山田さん田中課長のやりとりらしい。笑

 

結局山田さんは3回目の企画でようやくOKがもらえたらしく、山田さんには強気な田中課長は、社長の前では山田くんのようになるらしい。笑

 

なるほど、大人の世界はこんな風に見えているんですね。そして、その世界とは別に父親の会社は「仕事 = 楽しい」と見えているみたい。

そんな娘ちゃんの話を一緒に聴いていた松浦パパは、「そんな風に思ってくれていたんだぁ」と嬉しそうでした。

 

そして、「大手オフィス」とか「課長」という言葉を知っていることにビックリしていました。笑

 

継ぎたい商売、仕事への希望、将来への期待、子どもにとって親の背中が、未来を映し出す水晶玉のようになっているんですね。

大人の何気ない一言が、行動が、将来へのワクワクに繋がる!

 

実家の姪っ子たちに会ったら、一緒にPOPづくりでもしながら、仕事や販促の楽しさを教えてあげようと思ったひと時でした。

 

それにしても、別れ際に「貴重なまっす〜さんと一緒に写真撮りたい!」と言って抱きつきながら写真を撮ってくれた娘ちゃん。もうメロメロに惚れてしまいました!笑