昨日は、久々の地元山梨県の身延町でPOPセミナーでした!塩山や甲府など県内からたくさんの方が集まってくれました。嬉しい♪

身延町といえば、下部温泉 古湯坊 源泉舘さん!女将さんも参加される中、たくさんの事例を紹介させていただきました!

 

源泉舘さんではこれまで長い間、様々な販促の実験をさせていただいているんですが、最近の大ヒットは、宿泊のお部屋の冷蔵庫の「ワイン」です。

 

詳しくは過去ブログでも紹介しているので、絶対にチェックしてみてくださいね♪

旅館やホテルの冷蔵庫商品、ちゃんと販促していますか?

この冷蔵庫上のPOPは、置いたその日からバンバン効果を発揮して、注文がドカンと増えました!

 

やっぱり「JALの国際線ファーストクラスで出されたワイン」が効いているみたい!何を隠そう、私もこの言葉に興味を持って購入したことがあったんです!

 

こんな風に、自分の経験が活かせるのもPOPの楽しいところ。さ〜て、セミナー参加者さんのPOPを見てみましょう!

個性と楽しさと魅力があふれるPOPが完成!こりゃお客さんの反応が楽しみだ〜♪

商工会メンバーズと記念撮影

 

セミナー後は、今週1週間頑張ったご褒美に一人焼肉を楽しんで、その後にセブンイレブンへ行ってみたら、見覚えのあるイラストのPOPが!

嬉しいですね〜!こんな風に地元でもどんどん広がっている!身延町が、山梨県が、日本中が、「たのしごと」でいっぱいになりますように☆


日曜日なので、ゆるネタを。資料を取り出そうと、懐かしいファイルをめくっていると、会社員時代のニューズレターが出て来ました。

 

睡眠不足だったし、常に金欠だったけど、楽しく仕事をしている日々を思い出しました!

 

旦那も同じ職場だったので、若かりし頃(7年前)の彼の写真やコメントなどを見て笑っちゃいました。

旦那の当時の宝物はサボテンらしい。笑

 

そうそう、このサボテンには楽しいエピソードがあるんです。

 

「パソコンの画面とにらめっこする仕事だから、職場に癒しが欲しい!」と提案して、社長から予算をもらい、ホームセンターに行って、ミニサボテンを大量購入してきました。

 

少し大きめのサボテンや、花が咲きそうなもの、いろんな種類のサボテンを全スタッフ分用意しました。

 

運命のサボテンと出逢ってもらえるように「あみだくじ」をつくって、各々のサボテンをデスク上で愛でていました。あぁ、懐かしい〜。

それから、こんなことも。みんな慢性的な運動不足だったから、それを解消するために大縄跳びを提案。

 

私が先頭になって、「いち、に、さん、し、アルゾック!」とか言いながら、みんなで爆笑しながら会社周辺をランニングしたり、大縄跳びにチャレンジしたりしました。

 

当時、その動画をYoutubeにアップしたから久々に観たかったんだけど・・・どっかいっちゃった!

 

もう一つ発見が。みんなが「おすすめの一品」を紹介するコーナーで、旦那はハンスJ.ウェグナーの「Yチェア」を挙げていて、彼は以前家具業界にいたこともあり、マニアックにいろいろ語っていました。

この記事のことは全然覚えていなかったんですが、出張のない日は、毎朝旦那が大切に育てているサボテンを眺めながら、このYチェアで旦那と朝食を食べられているのは幸せだな〜、なんて改めて思いました。

 

ニューズレターって、そこで働くスタッフたちの思い出にもなるんですね。改めていいものだと実感。

 

自由気ままな自分一人の自営業も楽しいですが、一緒に働く仲間がいる会社員時代も楽しかったなぁ〜!独立を考えている方も、そうでない方も、今しかできない、味わえないこと、いっぱいやってくださいね!!


読みたかった本を読みました。商業界から発売されたばかりの新著「こうして店は潰れた」タイトルだけでもかなり衝撃的ですよね。

読み始めたら、ページをめくる手が止まらずに一気読み。しおりは不要でした。

 

だって、最初からこんなショッキングな見出しですから。

「やまと」とは、私が販促の基本を学ばせてもらった「スーパーやまと」さんです。「残念ながら…」なんて簡単な一言ではとても言い表せませんが、昨年末に倒産してしまいました。

 

この一冊には、スーパーやまとの小林社長(ひと呼んで「やまとマン」)の今日までの取り組み、いや、生き様が書かれています。

今をときめく成功者によるキラキラした本は書店に溢れていますが、こんなにも生々しい「沈没」までの記録は初めて読みました。

小林社長もスタッフさんもよく知っているだけに、読んでいて苦しい部分もあったし、だけど、社長の語り口で脳内再現ができて、思わず笑ってしまう部分もいっぱいありました。そして、涙なしには読めないページも。。

 

今から7年前、東日本大震災のあの瞬間に、私はスーパーやまとの社長室で小林社長とお話をしていました。韮崎もこれまで体験したことのない大きな揺れでした。

 

揺れが収まると真っ先に社長はドアを開けて、事務所で働くスタッフさんたちに「みんな大丈夫だった?よく騒がず冷静に対応したね!偉い、偉い!」とスタッフたちを褒めて、怪我など注意するように気遣っていました。

 

「何かあったとき」に人の真の姿が見えます。パニックを煽らないように、いつも通り明るく振る舞う社長を見て、従業員のお父さんみたいな人だな〜なんて思っていたんです。そんなお父さんっぷりエピソードが紹介されているページもありました。

倒産後8ヶ月で出版されたこの本は、かっこいい姿だけを切り取って書かれた成功本とは違います。

 

私たちが期待する正義のヒーロー「やまとマン」の活躍だけでなく、「小林久さん」の人間らしい姿に勇気をもらいました。

 

何があっても、「大丈夫!心配ない!なんとかなる!」

 

大事なものを失った後の言葉だからこそ、リアルに心に響きます。私も一人の経営者として、この本に大事なことを教えてもらいました。商売をしている人には全力でおすすめしたい一冊です。読了後は前向きに、強く優しい気持ちになれますよ☆

Amazon ⇒ 楽天ブックス ⇒ セブンネット