セミナー会場から駅に向かう途中、美容室の前で思わず立ち止まってしまったブラックボード。

歩きながらでも読みやすい文字、思わず気になってしまう言葉。伝え上手ですね〜。セミナー参加者さんたちも気づいたかな?

 

街中を歩いていると、ヒントはいっぱい見つかります。商売をしている方は、こういう部分にもぜひ目を向けて欲しいな〜。

そうそう、先日二つ折り名刺の紹介をしたら、「でも、お金がかかるでしょ?お金をかけずにできることはないの?」と質問をいただきました。

 

まずお伝えしたいのが、私は無駄に豪華な名刺をつくることをおすすめしているわけではありません。

 

販促は「コスト」ではなく、「投資」です。投資しなければ広まりません。そして、投資するからには、それ以上に得られなければなりません。お金をかける・かけないではなくて、投資という意識を持つことと、目先の損得ではなく、もっと先をみる想像力が大事なんです。

 

私は貯金ほぼゼロの起業当初から名刺は二つ折りでした。だから本来苦手な名刺交換の場から印象に残すことができ、仕事にもしっかり繋げてきました。

連絡先交換カードとしての名刺に1枚10円かけるなら、自分の魅力や想い、単なる〇〇屋さんではないこと、興味を持ってくれた人を「次の販促」へ誘導できるQRコードを掲載した二つ折り名刺を1枚30円で作った方がずっとお得です。

 

もし、お金をまったくかけない販促を求めるなら、無料ブログを毎日書き続けるといいですね。私は独立当初はアメブロをやっていました。(途中からブログ内の広告を消すため、月額1,000円の有料会員になりましたが。)

 

そして、初期の頃は時間がたっぷりあったので、一番安い無地のはがきを買って、名刺交換をした相手にALL手書きのお礼状を書いていました。どこへ行くにもペンセットを持ち歩いて、美容室の待ち時間ですらお礼状を書いていました。

 

効果的な投資。お金をかけない販促。できることはいっぱいありますよ〜♪

 

最近忙しくてなかなか行けず、ようやく訪問。相変わらず最高に美味しいお寿司を食べて、やる気もアップ!・・・これも投資!?


関東の電気屋さん向けチラシセミナーを行ないました。

 

お店視点から、お客さん視点に。自分が伝えたい情報よりも、お客さんが知りたい情報を。基本の知識やちょっとした小ワザを身につけるだけで、いつものチラシがガラッと変わります。

 

例えば、よくあるチラシのこんなタイトル。

これは、「お店がエアコンをこの期間にたくさん売りたい」というチラシタイトルで、お店が伝えたい情報です。

 

これを、下のように変えてみると、お客さんの反応も変わってきそうですね!

夏も涼しい長野県の実家には、エアコンがありませんでした。それが、昨年の異常なほどの猛暑で、慌ててエアコンを買いに行った母。

 

しかし、時すでに遅し。結局エアコン取り付けが完了したのは、もう涼しくなった秋でした。

 

「エアコンは必要になった時にはもう間に合わないかもしれないから、早めに買うべし!」という情報は、お客さんにとって役立つ情報になりますね。

 

こんなポイントをふまえて、いざ実践!みなさんかなり良い感じでした!

お客さんに喜ばれるチラシづくりをこれからも続けてくださいね〜!


旦那と食事をして、家に帰ってきたら大変なことに気づきました。10,500円を払ったのに、15,000円とレジ打ちミスをしてしまったようで、だいぶ多くお釣りをいただいてしまったようです。

 

店内かなり混雑していたので慌ててお金の出し入れをしてしまい、その場で気付けばよかったのですが、帰宅後にレシートの整理をした際に発覚。

お店は超満員御礼フル回転状態だったので、落ち着いたであろう時間になったら電話。店長が急いでレジを確認してくれました。

 

「こちらのミスでお手間をかけるわけにはいかないので、よろしければその分でまたお食事に来てください」と店長。

なんという神対応!

 

真摯ならがもウィットに富んだ言葉に思わず笑顔に。まぁ、そういうわけにはいかないので、今度はもっと胃の調子が万全でいっぱい食べられるときに予約して、お金も返しに行こうと思います!

 

この店長さんの視点ってめちゃくちゃ大事で、ミスがあったときにお客さんの手間をまったく考えない対応って多いんですよね。そもそも時間は「命」だし、言ってしまえばお店に行くためのガソリン代だって電話代だって発生していることを考えなくちゃいけない。事故に遭うリスクだってある。

 

スーパーやまとの小林社長は、お客さんからクレームをもらったときには最善の対応をするとともに、電話代の配慮も欠かさずしていました。

 

 

先日、出張先でお店のスタッフさんが落として割ってしまったお皿の破片が目に入ったばかりで、その時は私の心配より、会社のための形式的な電話があっただけでモヤモヤしていたところだったので、より一層今回のこのお店の対応に泣けました。

目に破片が入った直後なんて痛がって涙流しているのに「お料理にも破片が入っているかもしれないので、作り直しますので少々お待ちください」と言われたのでびっくりして断りました……泣笑

 

山梨で病院へ行ってくださいと言いつつ、事故翌日の電話以降は音沙汰なしだから、たぶん今ごろはあのお客何も言ってこなくてラッキー☆くらいに思っているかも。忘れられない対応としては、過去にこんなこともあったなぁ。

 

本当に信頼できる、ファンになっちゃうお店。二度と行くまいと誓うお店。これって何かあった時の「対応」ひとつで決定的なものになりますね。

 

何かあった時は、パニックになって判断を誤りやすくなるからこそ、日頃からスタッフ全員で「絶対的な判断基準」をつくっておくといいですね。

 

マニュアルはあくまで日頃の基本的な行動指針で、何を最優先すべきか。判断の基準とすべきか。何が何でもマニュアルに従いすぎると、大事なものを失いかねません。某ハンバーガーチェーンで体験した苦い経験ではまさにこれを痛感しました。

さて、今回の神対応ですっかりファンになってしまった、甲府にある「地鶏のうえ田」さん。お食事も美味しかったし、超満員の人気店なのに落ち着いた年齢層が多いためか、変にガヤガヤしていないので、声の小さな旦那とも楽しく会話ができるし、お釣りの一件がなくてもリピートしようと思っていましたが、より一層好きになってしまいました。

 

またまたいい勉強をさせていただけて、いろいろ美味しい夜でした♪