屋久島に行ってから、屋久杉のことばかり考えてしまいます。自然の大きさに圧倒されたし、すごく尊いものだということも知りました。

屋久島中央の山部分は、火山からうまれた花崗岩(かこうがん)でできていて、その岩の上に杉などの種が乗って、発芽して、成長するそうです。でも、雨が多い屋久島だし、岩の上の種はすぐに流されてしまいそうですよね。

それを食い止めているのが、苔なんです。苔が種を岩の上にとどまらせて、水分も与えてくれるんですって。

また、樹齢1000年を超える「屋久杉」たちの上には、新しい木々が何本も生えて根が絡み付いていました。若い命のために、自らの身体を差し出しているような、そんな屋久杉の生き様はかっこよくて、なんだか切なさも感じました。

そして、大きな体を支えるのは、そこらじゅうに張り巡らされた力強い根。根があってこその立派な幹や美しい花や葉ですね。

木を切ったり、花を摘んだりするのは、彼らがこれまで一生懸命に生きてきた結果を断ち切ってしまうことだから、「ありがとう」「ごめんね」の気持ちを持たなければいけないな。

 

屋久島で出逢った苔たちのように、お客さんの種が発芽して根が伸びて安定するまで寄り添える仕事をしたいな、なんて考えていました。

そして私自身も、毎日少しずつ成長して、しっかりと根を張って屋久杉のように成長して、若い芽のためにこの身を差し出せるような、器の大きい人間になれるように頑張るぞー!

そんなことばかり考えてしまう。どうしよう、屋久島に恋をしてしまったかも。本当に行ってよかったーー!そして絶対にまた行こう!!!!!

 

 


屋久島の白谷雲水峡という場所に行ってきました!本当に自然が素晴らしいところで感動!

あえて、撮影した写真は画像加工をせずに、そのまま掲載していますが、この美しさ!

上の写真は、もののけ姫のイノシシみたいな木。

大満足の白谷雲水峡でしたが、実はここに向かう前に、立ち寄ったカフェ「スマイリー」のお手洗いも記憶に残りました。

 

紅茶を飲んだ後にお手洗いを借りて、手を洗おうとしたら・・・

書かれていたのは「ありがとう」の一文字と、雫の優しいイラスト。

「節水にご協力を」とか「お水の〜」とか説教臭い表現が一切なく、ただひと言「ありがとう」です。シンプルですが、これ一つで「水を大切にしなきゃな!」「キレイに使わなくちゃな!と」いう気持ちになりました。

 

伝え方に正解はないからこそ、いろんな伝え方をしていきましょうね〜!

 

 


実は数日前から、屋久島に来ていました!いくつかの目的の内の1つは、サンカラホテルに泊まることでした。

多くの人が「これまでの人生で一番素晴らしいホテルだった」と語るサンカラには、一体どんな魅力があるのか?ずっと知りたかったんです。

 

それで今回はかなり奮発して、サンカラに泊まることにしました!

入口からすごい!むしろ送迎〜到着までの過程も、嬉しい仕掛けがいっぱいあって、ワクワクさせていただきました。

到着したら、ポカポカ暖かいプールサイドでウエルカムドリンクのサービスが。シェフが手絞りしたたんかん生ドリンクが美味しくて感激!!

 

この先、いろんな所でたんかんドリンクを飲む機会があったんですが、これを上まわる一杯には未だ出合っていません。

滞在スケジュールなどの確認が済んだら、ライブラリーの説明。17時までは好きなドリンクやクッキーが自由に愉しめるらしい。そして部屋へ。

超豪華すぎて、テンションの上がった友達と一緒に撮影隊会スタート!笑

 

その後、ライブラリーにクッキーを食べに行くと・・・なんと既に17時をまわっていてクッキータイム終了〜!バトラーさんに「今日クッキーが食べられなかったから、明日の朝を楽しみにしています!」と世間話。

 

おやつは諦めて、シェフのフルコースディナーを食べに「okas」へ。その名も「極上の喜び」!!

まだまだたくさんあるんですが、ちゃんとお料理の魅力が伝わるように撮れなかったので自粛しておきます……笑

 

シェフから食材紹介などしてもらったのですが、堅苦しくなく気さくな感じが好印象でした。

夕食を終え、部屋に戻ると・・・照明がおとされて音楽が流れてムーディな感じに。さすがだな〜なんて思っていたら・・・

枕元にクッキーが!!!!!興奮していたので、わかりづらい写真でごめんなさい・・笑

あの軽い会話からクッキーをそっとプレゼントしてくれたんですね。なんという心遣い。

 

溜め息が出るような素敵な景色や設備、サービスに、夜も朝も美味しい食事。サンカラホテルの魅力はそれだけではなく、やっぱり「人」の気配り力です。

 

その他にも、館内の説明をする際に、お客さんの気分を決して悪くしない伝え方などもたくさんあって、今後の私自身のお仕事の参考にもなりました。

 

毎回リーズナブルに泊まれるホテルを選ぶのではなく、ごくごくたま〜には、こういう「一流」のサービスに触れてみるのも大切ですね。

右側が今回担当してくださった、バトラーの別府さん。たった1泊2日しかご一緒していないのに「大好き!」と思える、素敵な方でした。真ん中は、今回一緒に気付きの旅をしているお友達のみゆきちゃん!極上な時間に感謝です!