昨日は、地元山梨県・南アルプス市役所さんの創業支援として、すごい名刺セミナーを開催しました。

 

すごい名刺セミナーでは、自分(お店や商品など)の魅力の棚卸しをして、一番大事な軸をしっかり立てて、それらが伝わるキャッチコピーやカラーなどを考え、1枚の名刺の中で伝えるというワークを行ないます。

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単に見た目がかっちょいい名刺をつくるだけじゃなくて、自分の商売の方向性が明確になるのが、このすごい名刺セミナーの特徴。

 

私は元々印刷会社の販促部だったので、名刺の重要性は知っている状態で起業したから良かったものの、名刺で出逢いやその後の関係性や仕事まで変わることを知らない人がほとんど。

 

「普通の名刺が当たり前」だけど、すごい名刺がどれほど自分の商売や想いを知ってもらうのに役立つか、もっと伝えていかなくちゃいけないなぁ。

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私の名刺は二つ折りで、この名刺の中に、私が「すごはん」として「たのしごと」を大切にしているという想いを伝えています。私にとってはこれがパンフレット代わりにもなっているんです。

 

昨日のセミナーの参加者さんから、とっても面白い質問をいただきました。「正直、この名刺を使ってスベッたことはありません?」素直な質問だと思います。

 

「スベる」というのを「失敗した」と解釈すると、一度もありません。むしろ、「さすが、すごはんは名刺も凄いんですね!」「やっぱりこういう名刺が必要ですよね」と名刺交換の度に言ってもらえるんです。

 

販促のプロが普通の名刺を使っていたら、それこそスベッてしまいますよね・・。
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たしかに「普通」じゃないことをするのには勇気が要ります。もしも、片手間に起業、もしくは副業して、お小遣いくらいの収入があればいいや、程度なら別に必要ないかもしれません。

 

でも、想いがあるなら伝えなくちゃ!「恥ずかしい」よりも、「伝えたい!」が先に来るはずです。普通じゃないからこそ相手の印象に残るし、自分の想いがどれほど強いのかを、初対面の相手に示すことができるんです。

ハートを抱える人

自分の生み出す商品やサービスによって本気で誰かに喜んで欲しい!本気で商売したい!と考えているのなら、伝えることにブレーキをかけている場合ではありません。

 

すごい名刺の魅力は、自分の想いを伝えるだけではありません。商売をする上で避けなければならない「ミスマッチ」を防いでくれる、という大きな役割があります。

 

例えば、「たのしごと」を伝えている私の場合、「儲かりゃ何だっていいじゃん!」という人は、すごはんの、増澤 美沙緒の考え方は合わないと事前に判断してくれるんです。

 

伝えているからこそ、単に利益を追求するための販促ではなく、ゴールを「たのしごと」としている私の価値観・思想に共感してくれる人が集まってくれるんです。

いろいろ のコピー

本当、すごい名刺ってすごいんですよ。使ったらほぼ確実に実感しちゃいますから〜!

 


不便な場所にあって、特別な設備もなく、限られたサービスしか提供できないホテル。設備やサービスが充実した、駅直結のホテルと比べたら、マイナス要素ばかりで、値下げでもしなければ、同じ土俵で勝負できないような気がしてしまいますね。

まいったなぁ

そんな時は、その土俵を降りましょう。同じ土俵に立つから、自分が劣っているように思えてしまうかもしれませんが、「究極の睡りを追求したホテル」とか、「何もしない贅沢を心から味わうホテル」など、独自の土俵を築くことで、マイナスだと思い込んでいたものが、プラスに変わるんです。

ご存知ですかまっすー

設備や立地だけでなく、自分の短所や苦手だと思えることだって、「要素」として捉えれば、別の土俵に上がることができます。

 

不器用だけど、POP担当を任されてしまったのなら、逆に、「妙に味のある絶妙なPOP」を売りにしたらいいですね。マイナスにするか、プラスに変えるか、捉え方ひとつ!

ひらめく のコピー

自分に自信を持って、自分のことをもっと好きになれるように、今居る土俵を降りて、新たな土俵を築きましょう♪

 


4日後の11月1日は、商業界12月号の発売日です。お馴染みの連載とは別に、POPがテーマの特集記事を執筆させていただいたのですが、早く読者さんに届けたいページになりました!

考えごと、想像

先日、嬉しいことがあって、倶知安セミナーの際に、参加者さんが、私が過去に商業界で執筆させていただいた連載や特集記事を、すべてコピーして綴じたものを持ってきて、見せてくれたんです!

 

単行本と違って、雑誌は定期的に発行され、更新されていくものなので、何度も見返したりするものではないと思っていたけど、こんな風に大切に活用してもらえていることに、心が熱くなりました。

パソコン

日々書いているブログもそうなんですが、すぐにリアクションが無いからといって、誰も見てくれていないわけではないんですよね。

 

相手のことを考えて発信し続けているなら、自分の知らない所でちゃんと誰かに伝わって、その人はずっと見ていてくれています。それで、タイミングが合った時に目に見えるかたちでご縁が繋がるものだ、と私は実際の経験からそう考えています。

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そんなこんなで、早くも商業界2017年1月号の締切が迫ってきました。倶知安に全力投球したので、今はまだ頭の中は空っぽですが、喜んでいただける記事が書けるように、頑張りま〜す!