販促物を楽しくカラフルにしたいけど、印刷代の都合で一色しか使えないのぉ〜(涙)そんなピンチを救ってくれるのが、コピックのグレーシリーズです!

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とにかくコピックは色数がたくさんあるんですが、例えば、「N2・N3・N4」を揃えておけば、グレーで濃淡をつけられるので、色が使えなくてもイラストが華やかになるんです!

 

ちなみに、私は奇跡的に金沢の画材ショップ【アークオアシスさん】でコピックのセールに出逢え、ここでグレーを調達できてラッキーでした!全国に何店舗かあるみたいなので、ご近所の方は時折覗いてみてください♪

IMG_6844ぺんてるトラディオエナージェル0.7mm、コピックN2、N3、T4使用

 

これなら、白黒コピーでもバッチリ素敵な手書き販促ができますよ!参考に私が持っているコピックのグレーシリーズの比較も載せておきますね。グレーにもいろいろあるんですが、私はNシリーズが好きかな。

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印刷の都合で一色しか色を使えない時は、濃淡で表情を出してみてくださいね♪


商業界を読まれた方から、「掲載されていたチラシをカラーで見たい!」というリクエストをいただいたので、特別にブログでじっくりご紹介しますね!さっ、まずはここからスタート!

 

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イキナリ書くと失敗するので、まずはラフを書きます。ここにはそんなに時間をかけず、何をどこに配置するか?どのくらいのスペースで収まるのか?を把握するために書きます。普段はもうちょっと雑です。

 

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ラフが完成したら、いよいよ本番スタート。私のことを知っている方ならお気付きかもしれませんが、普段はやらない「下書き」をしました。それだけ気合いが入っているということです♪

 

ラフで「あ、ここの部分はこうした方が面白いな!」と思うことがあれば、ラフを修正するのではなく本番で直接書き足していきます。下書きを終えたら、ペンでなぞります。バランスが悪い部分はこの時に修正しながら書いていきます。

 

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全部終わる頃には手が真っ黒!机も黒くなってしまったのでウエットシートで磨いておきました。

 

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次は下書きの鉛筆跡を消すのですが、ここで焦るとすべて台無しに。私にとって、この「待ち」が一番大変かもしれません。十分に乾いたら消しゴムで優しくそ〜っと消します。

 

で、次の写真では一気に完成(笑)
集中しすぎて経過写真撮るの忘れました。

 

源泉舘GW明け販促チラシ

 

こちらの販促物の詳しい解説や使い方は月刊商業界6月号の42頁をご覧くださいね。この他にもブログ(メルマガ)、SNSなどのサンプルが載っていて、楽しい内容になっています♪

 

最後にこのチラシに使った文房具の紹介です!
下書き:コクヨ鉛筆シャープ1.3mm
イラスト:プロッキー(細字)
文字:ぺんてるトラディオエナージェル
色塗り:コピック
汚れ落とし:シルコット除菌ウエットシート(笑)
コピックは下の黒い線が見えるように薄めの色を選ぶと、良い感じに塗れます!

 

矢印部分のグラデーションの塗り方ですが、以前アメブロの記事で詳しくご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
POPに生かそう!コピックの楽しい使い方

 


私はPOPやDMセミナーの他にも、チラシのつくり方セミナーを開催しています。今回はその中から、「チラシ効果を劇的に変える20の質問」を紹介します。これは、20個の質問に答えていくと、最後には「すごいチラシの素」ができあがるというセミナーです♪

 

臨場感を出すために、実際のセミナー資料を使ってお伝えしま〜す!それではスタート!

 

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最初の質問は、「ワクワクする名前か?」です。当たり前の話ですが、チラシの名前は「チラシ」と呼ぶのが普通です。

 

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「チラシ」というと、どうしても「売らなくちゃ!」という気持ちが強くなってしまい、「買って、買って」の押し売り気味の内容になってしまいます。これではゴミ箱直行なので……

 

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「おたより」と名付けると、「伝えなくちゃ!」という気持ちに変わりますね。
チラシだからって「チラシ」と呼ぶ必要はありません。
「おたより」と呼ぶだけで、役割も変わってくるんです。

 

京都に【すごい会議どすえ】という、「“すごい会議”という手法を使って組織に奇跡を起こす」ことを仕事としている会社があります。ここでは、販促物を「ラブレター」と呼んでいます。

 

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呼び名が「ラブレター」に変わると、一体どうなるのでしょうか。
今まで見えなかったものが見えてきます。

 

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例えば、ラブレターの宛名に印字されたタックシールを使う人はいませんね。宛名は必然的に手書きになります。

それから、色気の無い茶封筒で愛を告げる人もいないでしょう。すごい会議どすえでは、手触りのいい和紙のような封筒を使っています。

 

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さらに注目すべきは切手!この会社のボスの顔写真が切手になっています!ここまでされたら、封筒の中が気になって仕方ありませんね。

 

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チラシを「チラシ」と呼ぶのも、DMを「DM」と呼ぶのも、当たり前です。でも、その当たり前の名前を変えることで、仕上がるものも変わるんです!
ポイントは、あなただけでなく、お店・会社全員でその呼び名を統一することです。簡単なのに効果抜群なので、「いいね!」と思ったら、今日からさっそく始めてみましょう♪