昨日は、京都市観光協会さん主催のPOPセミナーを行ないました。京都ということで、和の雰囲気を大切にされているお店が多いと思います。

 

カラフルで元気いっぱいなPOPも楽しいけど、うちのお店にはマッチしないのでは?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

オシャレだったり高級なお店・商品ほど説明が少ないことが多いです。

 

でも、一般的な商品よりも値段が高い場合が多く、買う側にしてみたら商品のことを詳しく知りたくなります。

 

でも、なんとなくお店の人に質問しづらい雰囲気…。そうこうしているうちに、買うのを躊躇ってしまいます。

 

だからこそ、声を大にして私は言いたいのです!!

ウチにはPOPが合わないのではないか?と感じるお店こそ、伝えることが必要です、と!

 

もし、お店の雰囲気にPOPが合わないと感じたら、「素材」を変えるだけで雰囲気がグッと変わります。

高級店やシンプルなお店にはPOPは必要ないのか?

 

今回オンラインセミナーだったので、参加者さんの表情を見ながらお話することができませんでしたが、セミナー後のアンケートではとても前向きでやる気いっぱいのコメントで溢れていました!

 

京都といえば日本を代表する観光のまち!POPでその魅力を多くの方に発信することで、さらにご商売が繁盛したら嬉しいな♪


コーヒー豆を切らしてしまったので、いつものお店へ買いに行きました。

 

好みの豆と焙煎方法を事前に電話予約すればすぐに受け取れるので、とっても便利!コロナをきっかけにお店が電話予約を推奨するようになり、以来毎回この方法で買いに行っています。

自宅に帰ってコーヒーを飲みながらふと考えました。

 

コロナ前は店頭で注文して、ローストの待ち時間に店内で買い物をしたり、コーヒーを注文して店内で飲んだりしていました。

 

でも、コロナ後は電話予約をするようになり、駐車場で車を降りてから予約したコーヒー豆の支払いをして、再び車に乗るまで2、3分。

 

以前は店内を隈なくチェックして、チョコレートやちょっとしたお菓子を一緒に買っていたのに、ここ1年はレジに直行して、予約した商品以外を買ったことがありません。

他のお客さんの行動を見ていても、同様に予約商品を受け取りにレジに直行する人が多め。

 

「巣ごもり消費」により自宅でコーヒーを飲む人が増えているとはいえ、コーヒー豆と一緒に他の商品も買ってもらった方が、お客単価はアップしてお店も潤います。

 

「私のようなお客に、もっと商品を買ってもらうためのいい販促はないのかな?」

 

職業柄、ついそんなことを考えてしまいます。

すぐに思いついたのが、レジ前販促。定番の売り場に並んでいる商品より、レジ前に並んだ商品の方があまりよく考えずにパッと買ってしまいがち。レジ前はお店にとって、ゴールデンゾーンなんです!

今は感染予防対策でレジに並ぶ列の間隔を広めに確保しているので、ゴールデンゾーンの幅も広がります。

 

ここに重点的にPOPを設置して、商品への興味をアップしてもらうことはとても効果的だし、可能なお店ならゴールデンゾーンを意識して陳列を変えてみるのもいいでしょう。

 

ここでの商品選びのポイントは・・長くなるので、明日のブログでお伝えしますね。

 

自分がお客さんの立場の時の何気ない行動は、まさに超自然な消費者心理!そんな自分がどうしたら店に行きたくなるのか?買いたくなるのか?ファンになるのか?考えてみましょう♪


山陰のお土産と言ったら「どじょう掬いまんじゅう」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

私も鳥取に行くたびに必ず買うお土産です!見た目もかわいいし、味も美味しいんですよね〜。

 

さてさて、どじょう掬いまんじゅうをつくっている中浦食品さんと、老舗和菓子店の風流堂さんがコラボをして、新たな和菓子が誕生しました。

その名も、「いづもこはく羹(かん)」です!私は今回初めてこはく羹を食べたんですが、ガラス細工のようなかわいらしい見た目と、食感に感激!

お菓子が箱に入っていると、見た目のかわいさが伝わりづらくなってしまうので、写真をPOPに散りばめることにしました。

それから、これまで味わったことのない食感とインパクト伝えたくて、「シャリからのつるん」をキャッチコピーにしました。

 

また、思わず写真に撮りたくなる人も多いと思うので、それを発信してもらえるように、「スマホでらくがきしてSNSにアップしちゃおう!」というコメントも入れました。

美味しい、かわいい、楽しいと三拍子揃ったいづもこはく羹。今回お手伝いさせていただいたPOPが、山陰・出雲のお土産売り場などで、興味を持つきっかけになったら嬉しいな〜!