先日、身も心も周りの人間関係もネガティブに染めていく「ネガティブ族」の記事を書きましたが、ネガティブな気持ちを持つこと自体、まったく悪いことではありません。むしろ、良好な関係性を築くためには必要なことです。 ⇒ ネガティブ族って何?

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当たり前ですが、私もネガティブな気持ちを持っています。「えぇ〜、面倒くさい」「行きたくないなぁ」「嫌だなぁ〜」こんなことをしょっちゅう考えます。

 

それらネガティブな気持ちは口から吐き出してしまえば毒になるのですが、その気持ちを「それじゃあ、どうしたら面倒臭いことが “◯◯したい!” に変わるかな?」と “その先” を考えることで、すごいアイデアが湧いてくるんです!

 

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上の写真は、先日デザイナーさんと販促物の打ち合わせをした際のもの。効果的な販促物をつくるためには、お客さま目線での不安要素の洗い出しが欠かせません。

 

何にでも興味津々の根っからのポジティブな人には、商品を買うことを躊躇する人の気持ち、初めてのお店に行くときの緊張感などはわかりません。「高いなぁ」「買った後、ちゃんと使いこなせるのかな?」など、お客さまのネガティブな気持ちを考えられる想像力が大切です。

 

ネガティブな気持ちをポジティブに活用して、販促に役立てていきましょうね。


SNSでは毎日たくさんのシェアが飛び交っています。

シェアの世界

ブログやWebサイトへの誘導としてFacebookやTwitterを活用している人も多いですね。私がもったいないな〜と思うのは、無言のシェア

ブログこれはアメブロの編集画面なんですが、ボタン一つで他のメディアに投稿できる便利機能が付いています。

 

しかし、これが落とし穴。このボタンを押すとFacebookには「ブログを更新しました」という文と、ブログのリンクだけが表示されます。機械の言葉だからやっぱり冷たい感じがするし、そもそもどんなブログを書いたのかわかりません。

これ読んで

「本、書きました。」

 

これでは誰も読みませんが、「この本を読むと、初心者でも簡単にPOPの書き方がわかるんだよ!」と一言だけでも付け加えれば、必要な人は興味を持って読んでくれます。

 

ブログを書くのに30分かけて、たった2分の紹介文を書く手間を惜しんで、もっと伸びるはずだったアクセス数を減らしてしまってはもったいないですよね。
商品に興味持ってもらうためのPOPとまったく同じです。たった一言付け加えてシェアするクセをつけましょう!


近くを通りかかったので、以前POPのお手伝いをした、石和の老舗旅館・糸柳さんに行ってみると、あのとき(2013年のクリスマス)に書いたPOPたちが現役で活躍していました!

POPあのときのビフォーアフター( ⇒ 詳しくはこちら

 

「よく売れるようになったし、売り場が明るくなった」とレジ係の女性。お客さまと会話が弾むようになったそうです。

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確かに売り場の雰囲気が変わりました!POP導入当初、スタッフの間では「高級感が損なわれてしまうのでは?」という不安の声も聞こえましたが、実際にやってみたら、その効果やお客さまの反応などが良く、少しずつPOPを増やしているのだそうです。

 

ちなみに、もし高級感を出したければ、和紙や筆ペンを使うなど方法はくらでもあります。まずはやってみることが大切ですね♪

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あるブログ読者さんが、「某通信講座でPOPを学ぼうとしたら、赤ペンがビッシリでやる気がダウンしちゃった」と言っていましたが、自分のお店のこと、いつも来てくれるお客さまのことは、赤ペン先生よりあなたの方が詳しいんです。

 

だから、どんどん現場で実践した方が、お客さまが喜ぶコツや、売れるキャッチコピー、効果の出るPOP・出ないPOPの違いなど、様々なものが早く身につきます!POPを貼る前段階で、あなたのやる気にまで赤ペンが入ってしまったら、意味がありません。笑

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このブログに書いてあることをそのまま実践して、「売れた!」「仕事が楽しくなった!」とメッセージをくださる方がとっても多いんです!どんどん真似してください。そのために書いているブログですから!

 

それに、POPの文字だって、ドラッグストアなどでよく見る字体よりも、あなたらしさが伝わるものの方がずっと魅力的。誰の文字かわからないPOPではなく、あなたの顔が見えるPOPは、お客さまから「あなたが紹介してくれたなら間違いないわね!」と言われる関係性だって築けます。

手書きPOPなんて結局センスでしょ?という方へ

 

 

ちょいとここで、下の写真にご注目ください。

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2枚は同じスーパーやまとさんのお惣菜コーナーのPOPですが、上は小淵沢店の秋山さんのもので、下は竜王店の五味さんが書いたもの。

 

秋山さんはいつもかわいい色づかいで、話しかけるような優しいPOPを書きます。五味さんは筆ペンが得意で、元気な色使いや折り紙などを使った工夫が目を惹きます。二人が見分けがつかないようなPOPを書いていたらつまらないし、親しみを感じることもないですよね。このように個性が出せることが、手書きPOPの良いところなんです。

 

大丈夫!命を取られるわけではないんだから、どんどん実践して、どんどん失敗して、どんどん改善して、どんどん成功すればいいんです!私もそうやってきたし、今でもそうしています♪だから、楽しみながら、頑張ってくださいね☆

 

もしPOPづくりのヒントが欲しい方は、私の本『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』をチェックしてみてくださいね〜。