今日のブログはいいこと書いたつもりですがちょいと長いので、タイトルにマッチした人か、時間に余裕のある人だけ読んでくださいね〜。笑

 

「絵を描くのが好き!POPって楽しい!」だから、POPを仕事にしたい!と考える方もいるでしょう。では、どうしたらPOPを仕事にできるのか、POPを書くことでご飯を食べていけるのか、3つのステップを紹介します。

あ、ちなみに私は誰もが知る大企業から、個人経営の小さなお店まで、様々な方からPOPのご依頼をいただきますが、大半はお断りしています。

 

なぜなら、私がPOPを書いても、私のノウハウにしかならないから。依頼主はずっと私にお金を払い続けないとPOPが増えないままだから。この理由を説明して、次のようなお話をします。

 

これでは本当の意味で、お客さんのお役に立つ仕事とは言えないので、私は一度参加しただけでPOPが書けるようになるセミナーをつくりました。呼んでいただければ全国各地へ伺って開催しています。

 

こちらのブログでも暑苦しく書いているので、興味のある方はぜひ☆ まぁ、それはさておき、そんな私が「POPを仕事にしたい!」という方へ、お伝えしたいことを書きますね。

 

まずは、お金を払ってまでPOPを依頼しようと考えるお店の目的って何でしょう?

当然「利益アップのため」です。他にも「店内を楽しくしたい」「手書きの温かみが欲しい」なども挙げられますが、主な目的はPOPで商品の魅力を知ってもらい、もっと売れるようにしたいから。

 

ここで1つ目のポイント。

「POPを仕事にしたい」というのは、好きなことでお金が貰える自己満足のためだけのものなのか、それとも自分の得意なことを生かして依頼主のお役に立ちたいという想いがあるのか?どちらでしょう。

 

後者なら向いていると思います。「仕事」は誰かに喜んでもらえて初めて成立するものです。独りで満足するのは「趣味」ですね。

 

そして2つ目のポイント。

POPが書ける人なんて山ほどいるのに、依頼主はなぜあなたにお願いするのでしょうか? 見た人をその気にさせるキャッチコピーが書けるから?思わず二度見してしまう面白いイラストが描けるから?

 

いずれにしても、〝サンプル〟がないことにはあなたの魅力を知ってもらえません。こんなPOPが書けるよ、このPOPを貼ったらこうなったよ、という情報を発信しましょう。

 

どうやって発信するの?という方は、ブログやSNSを使ってみましょう。今は無料で発信できる便利な時代なので、「苦手だし…」とか言っている場合ではありません。

ついでに「プライバシーが心配」という方も、相手の立場で考えると、顔も本名もわからない相手に仕事を依頼したいとは思えませんね。だから覚悟を決めて、自分をさらけ出していきましょう。

 

まぁこれは個人的な考えですが、自腹を一切きらないのではなく、「投資」という考え方も大事なので、アメブロにしても月々1000円払って広告を外すとか、WordPressで自分のサイトを立ち上げるという覚悟も大事だと思います。

 

ラスト、3つ目のポイント!

POPを書きっ放しにしないこと。依頼主から任された仕事はPOPを書くことではなく、商品の売上げをアップさせることです。書いて終わりではなく、〝結果〟にこだわりましょう。

 

どんな反応があったのか、どれだけ売れたのか、それをきちんと調査&分析して、その結果をチェックポイント2でお伝えした通り、発信しまくりましょう。

ここまでは個人でやる前提の内容ですが、POPを必要とする業種に就職して、POP担当にしてもらう方法もあります。この場合、もし私なら、気合いの入った履歴書とPOPを書いて持って行くかな。

 

履歴書もPOPも「見た人が◯◯せずにはいられなくなる」ものとしては共通だから。買わずにはいられないPOPが書けるなら、採用せずにはいられない履歴書も書けるはずですね!

てなわけで、「自分はPOPが好きだから」という主張以上に、その商品を愛して愛して、こんな素晴らしいものがあるってことを、一人でも多くの人に伝えたい!と思える熱い人は向いている職業だと思います。

 

「POPが書ければ何だっていい!」っていう気持ちだと、人を幸せにしない商品の販促までしてしまう、大事なものを持たない人になってしまうでしょう。

私がこれまでPOPを直接書かせてもらった会社やお店の商品は、どれも想いを込めてつくられた、素晴らしい商品や、店主の想いがあって並べられた、愛されている商品です。だから自信を持って、お客さんにもおすすめできます。

 

ということで、得意なことでまわりを幸せにできる人は素敵な人だと思うので、仙台のSさん、自信を持って頑張ってくださいね〜☆


出張から戻ると、商業界6月号のチラシ・DM大賞で審査委員賞を受賞された、大分の「出逢い工房 竹山(ちくざん)」内田さんからお手紙が届いていました。

中には、素敵な桜染めのノートと、内田さん作の絵はがき、封筒の切手にはご家族のお写真が印刷されていました。内田さんのお人柄が伝わってくるセットです。

 

やわらかい気持ちにさせてくれる桜染めのノートは、何か特別なことに使いたいな。

そうだ!なかなか進まない2冊目の本のアイデアをここに綴ろう!そうすれば、執筆に向かう気分もワクワクしてくるぞ♪

 

今から2年前の執筆真っ只中のあの日々は、「絞り出す」毎日でした。書きたい文章があればサクサクいくんですが、本はブログのように書きたいことを自由に書けるわけではなくて、構成やバランスも大切だから、とにかく大変でした。

すべてを出し切ったけど、本にするにはまだまだ内容が足りなくて、「もっとください、もっとください」と原稿を欲しがる編集担当の戸井田さんが、まるで悪魔のようでした。笑

 

もう締切まで間に合わないんじゃないかって思うような時、何日も寝ない日が続いて、机に向かう精神力もなくなって、オフィスの床に寝そべって、パソコンを打つくらい追い込まれていたっけな。

 

仕上がってみたら、すごくいい本になっていて、あの時、弱気な私を励まし追い込んでくれた戸井田さんが天使に変わりました。笑

戸井田さんがいなかったら、間違いなくこの本は出来上がっていなかったから!だから2冊目も戸井田さんが担当をしてくれるのが嬉しさいっぱい!コワさもちょっぴり!? 笑

 

自分で言うのもアレですが、とても使える本なんですよね。POPを書く際にネタに困ったとき、パラパラ見ると必ずヒントが見つかるので、自分でもよく活用しています。あとブログのネタ探しにも使えるんだよなぁ。

 

ということで、1冊目でかなり精神力を使ったので、気持ち的になかなか2冊目に向かえませんでしたが、桜染めのノートを手に取って、内田さんのお顔が浮かんできたら、役立ててもらえる本を早く届けたいな!と思えてきました。

 

まずは決意より宣言を。来週中に最も苦手な「目次」づくりを頑張りまーす!やるぞー!もうやるしかない!頑張れ私!気合いだー!内田さん、ありがとうございます!

 

そうそう、先週嬉しいニュースが!おかげさまで、『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)が17刷になりました!いつの間にかAmazonのレビューが32件も!

2冊目もたくさんの方に読まれる本になりますように☆


岡山に来たからには絶対に行きたいお店があります!それは、八文字さんっ!もう大好きすぎるお店です。

 

岡山・ すぎもとでんきのオトンとオカン、コートー電器の吉田ご夫妻、大阪・マツシタデンキの純子さんの、メンバー6人中4人が「ベテラン岡山県民」なのに、岡山歴数日間の私がご案内させていただきました♪ 笑

素敵な備前焼のお皿と手の込んだ優しいお料理にホッとする一同でしたが、女将さんが運んで来てくださった黄ニラに一同「わぁぁーーーーー」

食べる前から最高に満たされたこの表情!芸術的な黄ニラに、感度の高いオカンは涙腺が緩んでいました!笑

一通り撮影したら、一斉にパクッ。あまりの美味しさに、全員悶絶!山梨でこの味に会えないなんて、まるで遠距離恋愛だわ・・・。

 

涙を拭って、お次は私の大好物がやってきました!どーーーん!!

一同「わぁぁぁーーーーーーー!!!!!」そして第2部撮影会スタート!

至福の表情♡

 

こちらで食べられる奄美大島産のまぐろが、「美味しい」「甘い」なんて言葉では表現しきれないお味なのです。そして口に入れた瞬間に溶けはじめます。

一口で幸せに包まれながらも、静かに消え行くまぐろに「待って!行かないでー!もう少しだけここに居てーーー!」と切ない気持ちにすらなります。

 

それにしても、あっち側もこっち側も、写真部のように写真撮りまくりました!どこが一番綺麗に見える角度かな〜?とか言いながら。

写真はオカンのブログより拝借

 

今や、お客さん側が宣伝する時代ですね。ブログやSNSで紹介するために、こうやって写真を撮って、美味しそうに加工してブログやFacebook、Twitter、インスタなどで口コミしてくれます。

 

だから、八文字さんの握りの並べ方のように、「写真を撮らずにはいられない仕組み」をつくるといいですね。

 

そうそう、その前に伺った際には、おまかせ握り、赤貝、ウニ、黄ニラの卵とじなど食べましたが、どれも最高でしたよ!

でも、好きなのは味だけではありません。

 

お上品なお店にも関わらず、うっかりニット帽、パーカー、スッピンでプラッと独りで暖簾をくぐってしまった初来店時に、気さくに接してくださったご主人と女将さんのお人柄が大好きなんです。

 

この日も、閉店前にも関わらず、丁寧にもてなしてくださった、ご主人と女将さん。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

行く度に常連さんが楽しそうにお食事をされていて、愛されているお店ということがよくわかります。次回、岡山にはいつ行けるかわかりませんが、絶対にまたオカンたちを誘って行こーっと♪

 

そんなこんなで、この出張生活をしていて幸せなことは、全国各地に「ただいま!」と帰れる場所があること。そういう大切なお店をこれからも探し続けるぞー!

 

ちなみに今回の出張で食べたものはこちら。一部ご紹介♪

クライアントさんのご厚意によるJALファーストクラスの機内食

博多 魚がしさんの旬丼 With 鯵フライ

福岡 宗家 赤門さんの絶品もつ鍋 with 〆のチャンポン麺

飯田 川楽屋さんの白いカレー ランチセット

サーティーワンのアイス3個盛り
(写真はドライアイス遊びの様子……笑)

 

こうして出張中に調子に乗って外食しまくった結果・・・・・一週間ぶりに会った旦那さんのひと言「また太った……?」

ちーーーん。