「喋るだけで仕事になるなんていい仕事だよね」といって「ラク」を求めてコンサルとかセミナー講師を目指している人がいるんだけど、その理由でこの仕事をやろうとしているなら、正直絶対にやめた方がいいと思う!

全国飛びまわるコンサルタントの村尾隆介さんと、帯広か鳥取あたりでお食事した際に、共通して「死ぬ間際の走馬灯はきっとセミナースライドだよね」なんて笑い話をしたけど、冗談抜きにこれはかなりの本音!

 

とにかくセミナーとか人前でお話するのはごく一部で、あとはひたすら準備やアフターフォロー、打ち合わせなどで一日が過ぎていきます。

 

昨日はどこにいた?今チェックインしたホテルのルームナンバーは?まったく思い出せない毎日を送っています。寝る時間は不規則だし、95%は外食だから健康のことも気になります。特に私は食いしん坊だから…。

 

「旅行の移動だけでも疲れるのに、よく全国飛び回るよね」と言われるけど、仕事への緊張感で疲労は出ないだけで、出張終わりの金曜の夜や土曜日に自宅に戻ると、即床に倒れます。笑

肉体的には超絶しんどいけど、めちゃくちゃエキサイティングで、めちゃくちゃ楽しい!これがこの仕事だと思っています。

 

村尾さんの秘書を務める、お友達のみゆきちゃんと、ウルフギャングのごっついステーキを食べながら、ちょっと前にこんな会話をしました。

この仕事はなかなか理解されないけど、見えない部分がめちゃくちゃハードだよね。

 

でも、それが苦痛ではなくて、肉体的にボロボロでも心の奥底から「だのじいよぉぉぉぉ〜〜〜」みたいに絞り出される感じの、心からの悦びがあるんだよね。

 

「仕事を楽しむ」って、こういうことだよね。と痛く共感しました。(この感じ、伝わるかなぁ…笑)

 

ラクと楽しいは違う。大変だから、ラクじゃないから、壁を超え続けないと手に入らないものがあるから、愛おしくて、大切で、心から楽しいと思える仕事なんですよね。

 

そして、それはどの仕事も同じですね。そんな仕事の悦びを共有できる人が、私は好きだなぁ。