先月、ある女子大生から「卒業制作の一環でPOPについてインタビューをしたい」とメールをいただきました。

私は大学で経営学を学んだのですが、今の自分の経験を持って、あの頃の自分や今の大学生に「販促とは」を伝えることができたら、めちゃくちゃ興奮するし、超楽しい話ができると思っています。

 

だから、近い将来、大学の講義でそんな話ができたらなぁ〜なんて思っていたんですが、嬉しいことに、今回女子大生とマンツーマンでお話しできる機会に恵まれたので、さっそくZoomでお会いすることにしました。

 

その中で、私が大切にしている「POP」についての想いをお伝えしました。インタビューの様子を少し紹介しますね。

POPを教える時にどんなことを心がけている?

 

手書きPOPに対しての反応は、「楽しそう!好き!」というグループ、「苦手!無理!」というグループ、大きく2つにわかれているんですが、まずは後者の苦手意識を軽くすることを心がけています。

 

「苦手」という言葉を深掘りすると、「イラストが苦手・センスがない・文字が下手」という悩みが出てきます。

 

でも、POPはイラストや文字が上手じゃなくても、センスがなくてもいいんです。「文字やイラストが上手なPOP = 売れるPOP」ではなく、伝わるPOPが売れるPOPなので!

だから、一般的に多くの方々がイメージするPOP(→デコレーションされた文字、丸文字、上手なイラスト、カラフルな装飾など…)は必須ではありません。

 

むしろ、ちょっとイビツな文字や二度見しちゃいそうな個性的なイラストなど、完璧ではないものの方が「個性」や「口コミ感」が出やすいし、手書きPOPの本来の良さが出ます。

 

そういうことを知ってもらうことで、「あぁ、プロみたいなPOPを書く必要がないんだ!私は私のPOPでいいんだ!」と安心してもらうことを、最初のステップとして心がけています。などなど、お伝えさせていただきました。

そして、就活真っ只中の彼女に、POPと履歴書は同じだから、最初の一行で興味を持つ言葉、会ってみたい、来て欲しいと思えるような情熱を伝えてね〜!なんてお姉さん気分でお伝えしました。笑

 

今回の時間がお役に立てたら嬉しいなぁ。Mさん、素敵な機会に感謝です!