ちょっと今日は哲学的(?)な話題を。悩みの原因を突き詰めると、その多くは「比較」から生まれるのではないでしょうか?

 

暮らしぶり、立場、能力、体型や外見など、人と比較することで自分の足りない部分に目が行くようになり、悩みが生まれます。

何かの記事で、ブータンの幸福度が下がった原因の一つが、インターネットで他国を知ることができ、それによって比較するようになったからだという内容が書かれていました。

 

老子の「足るを知る者は富む」という言葉ありますが、まさに、現状に満足していれば豊かで幸福なんですよね。

ただ、今はスマホの画面にタッチするだけで、世界中のキラキラした人たちの投稿が目に飛び込んでくる時代。こんな情報まみれの世の中で、比較し始めたらキリがありません。

 

商売もそうですね。規模や立地、人、技術、商品などを他店と比較して「あのお店はいいよなぁ…」と羨んでも仕方ありません。

 

比較から生まれる苦悩から解放されるには、自分の圧倒的な魅力を見つけて、それをもっともっと育てていくことだと思います。

商売でも同じですね。自分のお店だけの圧倒的な魅力は何か?それを育て発信していくことが大切です。

 

もし、今の悩みが比較から生まれるものなら、自分の魅力を見つけましょう♪


何気なく手に取ったパンフレット。開いてみたら、細かい文字がびっしりで、そっと棚に戻しました。笑

パンフレットやWebサイトのトップページは、なんとなく興味を持った人が目にする物なので、文字量が多いと「興味 < 面倒臭い」になってしまいます。

 

逆に、さらなる興味を持ってくれた人に対しては、ある程度ボリュームのある情報を伝えてもしっかり見てもらうことができます。

 

なので、これは興味レベルがどの程度の人が目にする物なのか?を考えて情報量を変えていくといいですね♪

 

POPでキャッチコピーを短めにするのも同じ理由です。売り場を歩いていてたまたまPOPが視界に入った人は、興味ゼロの状態ですね。

だから、「読む」のではなく「見て」内容が把握でき、そこで初めて興味を持って、「もっと知りたい!」と思ってくれた人に説明文を届けるんだ、ということを意識してみるといいかもしれません。

 

そんな視点で、販促物を一度見直してみることをおすすめします♪


ファンデーションと洗顔フォームがもうなくなる寸前なんですが、いつも地元の決まったお店で買っているので、もうちょっと我慢我慢。

 

10代、20代のときに、「安さ・近さ・便利さ」で買うお店を決めていましたが、30代になってからは、「この先もお付き合いしたいか?」で決めることが多くなりました。

ずっと乗りたかった車をいざ見学に行ったら、雰囲気や人に幻滅して別メーカーの車を選んだり、どこで買っても物も値段も変わらないけど、おばちゃんの人柄が好きで県外のお店で買ったり。

 

関係性が存在しない商品なら、別にそこまでこだわる必要はないかもしれませんが、ほとんどの購買活動に「人」が関係してきます。

住宅や保険、車など人生トップクラスに高額なお買い物なら、担当さんとの信頼関係が重要なのは言うまでもありませんが、毎週買うような日用品だって同様です。

 

レジの人の対応が好きだからあのドラッグストアを選んでいるし、会話が楽しいスタッフさんがいるからあのお洋服屋さんを選んでいます。

 

電話応対が素晴らしくて好きになったり、ブログで発信している想いに共感してファンになったり、通販の商品に添えられた手紙に心掴まれたり、直接人と触れ合えなくても、好きになることはよくあります。

 

結局「人」なんですよね♪

 

残り少なくなったファンデーションを眺めながら、「誠実にお客さんに仕事に向かおう!人柄を磨こう!」と背筋が伸びた朝でした。